持っているレコードで聴き直した。
買ったのは1980年代中頃だと思うが、全曲聴いた記憶がないくらい放置していたアルバム。
マイルスが活動停止していた1977年に発表された。
1967、1968、1969年の録音。
お蔵入りしていたというには余りにも完成された楽曲群。
この時期いかにマイルスの創造力が高かったかがわかる。
ウォーター・ベイビーズ + 1
仕様 | 価格 | 新品 | 中古品 |
CD, デラックスエディション, 追加トラック, 2008/2/1
"もう一度試してください。" | 通常盤 | ¥1,592 | ¥239 |
CD, CD, インポート, 1986/4/30
"もう一度試してください。" | CD, オリジナルレコーディングのリマスター |
—
| ¥1,609 | ¥1,602 |
CD, 1991/12/21
"もう一度試してください。" | 1枚組 |
—
| ¥6,434 | ¥1,762 |
CD, オリジナルレコーディングのリマスター, インポート, 2002/8/20
"もう一度試してください。" | オリジナルレコーディングのリマスター, インポート |
—
| — | ¥880 |
CD, 1997/6/21
"もう一度試してください。" | 1枚組 |
—
| — | ¥950 |
CD, CD, 2005/9/21
"もう一度試してください。" | CD | ¥1,580 | — | ¥1,580 |
CD, 2001/4/25
"もう一度試してください。" | 1枚組 |
—
| — | ¥1,637 |
CD, 1987/6/21
"もう一度試してください。" | 1枚組 |
—
| — | ¥4,308 |
この商品を見た後にお客様が購入した商品
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曲目リスト
1 | ウォーター・ベイビーズ |
2 | カプリコーン |
3 | スウィート・ピー |
4 | トゥー・フェイスド |
5 | デュアル・Mr.アンソニー・ティルマン・ウィリアムス・プロセス |
6 | スプラッシュ |
商品の説明
内容紹介
Limited edition Japanese pressing of the 1967 album includes 1 bonus track and comes packaged in a digipak. Sony. 2005.
メディア掲載レビューほか
1967~68年の間に録音された未発表音源をまとめたアルバム。『マイルス・イン・ザ・スカイ』からはじまった電化サウンドが特徴。(2)はショーターの名盤『スーパー・ノヴァ』のヴァージョンと比較すると面白い。
-- 内容(「CDジャーナル」データベースより)
登録情報
- 製品サイズ : 12.57 x 14.2 x 0.97 cm; 99.79 g
- メーカー : ソニーミュージックエンタテインメント
- EAN : 4547366021141
- 時間 : 1 時間 3 分
- レーベル : ソニーミュージックエンタテインメント
- ASIN : B000A3H6XQ
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 151,588位ミュージック (ミュージックの売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2006年8月14日に日本でレビュー済み
2のCapricornが秀逸と考える。逆回しにしたようなイントロ、5tetにもかかわらず、tp、ts、pfのソロではトリオでしかない。pfによるバッキングがない中でもまったく不安定さを欠かないどころか、トリオでありながらコードの響きを感じさせる演奏は見事。オムニバスであるが、この頃のマイルスの動向を十分に俯瞰できる。
2018年11月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
すばらしい。これが未発表テイク集であったことが不思議でならない。「ESP」「マイルススマイルズ」等とほぼ同じレベルの演奏が聴ける。持っていて損はないアルバム。
2003年12月6日に日本でレビュー済み
録音から暫く経ってからリリースされたオムニバスアルバム。そういう意味では、これもリアルタイムに発売されなかったという意味から、未発表音源の範疇に入るであろう。マイルスの未発表作品は皆、素晴らしく、何故リアルタイムに発売しなかったか、それなりに理由があるのだろうが、マイルスミュージックは、時代を超えて、素晴らしいものばかり。「ウォーターベイビーズ」はウェインの作品でブルーノートの「スーパーノバ」で演奏されているが、マイルス盤の方が、メロディアスなので、こちらの方が個人的に好みです。マイルスは、メロディを重視したのだろう。ウェイン盤はテーマを断片的に吹くので、知らないと、別の曲のようです。この曲に限らず、マイルスの盤は、素敵な曲が目白押しです。推奨!
2023年4月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本品をキャンセルし、正常商品を注文しようとすると、価格が135円高くなっていた。 キャンセル画面にて返却する方法をとるも、手間をかけてわざわざ高いものを買うことに嫌気がさし諦めた。 梱包時にしっかり注意をしていただきたい。且つ、クレーム品は当然購入価格は同一であるべきである。再考を乞う。
2020年4月13日に日本でレビュー済み
1967年6月・1968年11月、NY・Columbiaスタジオ Columbia, Teo Macero
1975年、マイルスは『アガ・パン』を最後に、無期限引退状態に入る。困ったのはレコード会社。
リリースするものがない。迷留守には契約金を支払済み。そこで未発表音源を組み合わせて作ろうと
いうことになり、できたのがこのアルバム。内容的にはそれほどわるくはない。
収録された5曲の音源は、正規音源から漏れてしまったトラックだが、その分、リラックスしていて、
聴く方もゆったり聴ける。マイルスの正規音源は、抜身の刀と対峙しているような緊張感があるので、
聞き流すことができない。真剣に構えて聴くことになる。
『ウォーターベイビーズ』はそうではない。正規アルバムに収録されなかったとは言え、演っている
のは超一流のマイルス・バンド・メンバーたち。音楽的クオリティは保証されている。
最初の3曲は、『死刑台のエレベーター』のような、映画音楽風BGMの響きを持っている。
その後、雰囲気が変わり、ベースがロン・カーターからデイブ・ホランドに交代、キーボードは
ピアノからエレピになり、ドラムスも8ビートを刻む。これがアルバムに変化をもたらしていて、
聴いていて心地よい。3曲目から4曲目にかけて、基底にあるのはアフリカ音楽の呪術性。
マイルスは、自身に内在する様々な音楽的要素を的確にサウンド化して、アルバムを発表していった
勝ち戦を戦った音楽家だが、この時期、壮大な負け戦に入っていく。相手は、マーケットを占有し始めた
新手のロックやソウル・ミュージック。それまで高度で、なおかつ一般的な音楽とエバジャズしか
なかった。だからそこで一番を取っていれば、彼のプライドは満足させられた。その「ジャズ」が、
初期衝動を根源とするロックにマーケットを侵食され、凌駕され、敗退していく。それに対して
戦いを挑もうとしたジャズミュージシャンなどマイルスしかいない。
多分、マイルスも、これが負け戦になることはわかっていた。だが敵前逃亡はできない。プレスリーや
ビートルズが登場した音楽シーンに背を向けるわけにはいかず、ジミヘン、スライ・ストーン、
ジェイムズ・ブラウンなどをヒントに、ジャズのロック化を推進する。しかしどうやっても、マスの
マーケットを手中に収めるようなヒットチューンは作れない。逆に、進歩が袋小路に突き進むことに
なるという反転した姿。もうそこには、マイルスと形を並べるようなクリエイティブなメンバーは
残っていない。孤立した島で玉砕戦を戦う指揮官のような状態になる。
だがマイルス・デイヴィスの不思議で面白いところは、玉砕した後の数年後、次の戦局が彼を待って
いたこと。引退から復活してみると、周回遅れのようになっていても、そのことが逆に彼の威厳を
高めることにもなり、優位が保証された中でのリ・スタートになった。
こうしたことを思いつつ、アルバムを聴き、ジャケットに描かれている水遊びに興じる楽しげな黒人の
子供たちの姿を見ていると、どこか意味深で、このアルバムの存在意義も感じられる。
1975年、マイルスは『アガ・パン』を最後に、無期限引退状態に入る。困ったのはレコード会社。
リリースするものがない。迷留守には契約金を支払済み。そこで未発表音源を組み合わせて作ろうと
いうことになり、できたのがこのアルバム。内容的にはそれほどわるくはない。
収録された5曲の音源は、正規音源から漏れてしまったトラックだが、その分、リラックスしていて、
聴く方もゆったり聴ける。マイルスの正規音源は、抜身の刀と対峙しているような緊張感があるので、
聞き流すことができない。真剣に構えて聴くことになる。
『ウォーターベイビーズ』はそうではない。正規アルバムに収録されなかったとは言え、演っている
のは超一流のマイルス・バンド・メンバーたち。音楽的クオリティは保証されている。
最初の3曲は、『死刑台のエレベーター』のような、映画音楽風BGMの響きを持っている。
その後、雰囲気が変わり、ベースがロン・カーターからデイブ・ホランドに交代、キーボードは
ピアノからエレピになり、ドラムスも8ビートを刻む。これがアルバムに変化をもたらしていて、
聴いていて心地よい。3曲目から4曲目にかけて、基底にあるのはアフリカ音楽の呪術性。
マイルスは、自身に内在する様々な音楽的要素を的確にサウンド化して、アルバムを発表していった
勝ち戦を戦った音楽家だが、この時期、壮大な負け戦に入っていく。相手は、マーケットを占有し始めた
新手のロックやソウル・ミュージック。それまで高度で、なおかつ一般的な音楽とエバジャズしか
なかった。だからそこで一番を取っていれば、彼のプライドは満足させられた。その「ジャズ」が、
初期衝動を根源とするロックにマーケットを侵食され、凌駕され、敗退していく。それに対して
戦いを挑もうとしたジャズミュージシャンなどマイルスしかいない。
多分、マイルスも、これが負け戦になることはわかっていた。だが敵前逃亡はできない。プレスリーや
ビートルズが登場した音楽シーンに背を向けるわけにはいかず、ジミヘン、スライ・ストーン、
ジェイムズ・ブラウンなどをヒントに、ジャズのロック化を推進する。しかしどうやっても、マスの
マーケットを手中に収めるようなヒットチューンは作れない。逆に、進歩が袋小路に突き進むことに
なるという反転した姿。もうそこには、マイルスと形を並べるようなクリエイティブなメンバーは
残っていない。孤立した島で玉砕戦を戦う指揮官のような状態になる。
だがマイルス・デイヴィスの不思議で面白いところは、玉砕した後の数年後、次の戦局が彼を待って
いたこと。引退から復活してみると、周回遅れのようになっていても、そのことが逆に彼の威厳を
高めることにもなり、優位が保証された中でのリ・スタートになった。
こうしたことを思いつつ、アルバムを聴き、ジャケットに描かれている水遊びに興じる楽しげな黒人の
子供たちの姿を見ていると、どこか意味深で、このアルバムの存在意義も感じられる。
2009年7月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
また、違うんだろうけど。へぼいヘッドホーンだと、疲れちゃうかも。
2004年2月1日に日本でレビュー済み
黄金のクインテットとそれに連なるロスト・クインテット一歩手前のメンバーによる演奏。だから悪いわけないんだけど、なんかなあ。
気合入ってません、作品になってません。単独作じゃなくボックスセットあたりに入れるべきでしょう。
気合入ってません、作品になってません。単独作じゃなくボックスセットあたりに入れるべきでしょう。
他の国からのトップレビュー
Dangerous Dave
5つ星のうち5.0
Fresh from `76
2024年3月29日に英国でレビュー済みAmazonで購入
Despite the title, there is nothing "watery" going on here. Heady,harmonic, well paced performances throughout. An instant treat with this team of musicians!!!
Kwatiyanga
5つ星のうち5.0
Superbe
2023年7月13日にフランスでレビュー済みAmazonで購入
Au casque, dès les premières notes, on plane …
Gabriele
5つ星のうち5.0
Perle Jazz..Fusion, del principe delle tenebre
2021年9月23日にイタリアでレビュー済みAmazonで購入
Album che racchiude interessanti pezzi di Miles a cavallo tra il Great Quintet e l'inizio del periodo elettrico.
Album godibilissimo dall'inizio alla fine, con variazioni di colore e profondità sonora nelle tracce contenute.
Da avere.
Album godibilissimo dall'inizio alla fine, con variazioni di colore e profondità sonora nelle tracce contenute.
Da avere.
Suzy
5つ星のうち5.0
Excellent sound and music from this CD
2018年3月20日にカナダでレビュー済みAmazonで購入
Excellent sound and music from this CD. 24 bit remaster sounds awesome and I was very pleasantly surprised at the quality of this CD. Must have for any Miles fan.
Herr Koch
5つ星のうち5.0
Geil
2017年8月21日にドイツでレビュー済みAmazonで購入
Als ich die Diskographie von Miles Davis durch geforstet habe, ist mir aufgefallen, dass dieses Album Tracks enthält, die 1968/1969 entstanden sind. Und nachdem ich mir diese CD nach einem Probehören bestellt habe, hörte ich sie mehrere Male auf einer gescheiten Anlage. Und ich muss sagen, dass mir Water Babies besser gefällt, als die Stücke auf den Alben, die um diese Zeit veröffentlicht wurden, die bei Columbia nicht "durchgefallen" sind. Da muss ein kluger Kopf mit Sachverstand und Geschmack bei der Plattenfirma seine Finger im Spiel gehabt haben. Dass man sie nämlich genau in dieser Konstellation auf den Markt gebracht hat.
Der Witz ist in meinem Fall noch, dass ich eine Ausgabe wollte, auf der der Bonustrack Splash nicht dabei ist. Und da habe diese Ausgabe bei einem amerikanischen Anbieter für einen akzeptablen Preis entdeckt. Eine amerikanische Pressung für den japanischen Markt, ja, steht fast alles auf Chinesisch drauf. In den USA gepresst, nach Japan exportiert, wo sie sich wahrscheinlich ein junger Student gekauft hat, der nach seinem Studium als Vertriebsleiter für Toyota oder Fuji in die USA gegangen ist. Und derer er wahrscheinlich überdrüssig geworden ist. Kann mir keiner weiß machen, dass so ein geiles Stück Musik nicht in den Reisekoffer gepasst hat. Oder es stehen weitere menschliche Schicksalsschläge wie Tod oder schwere Krankheit auf dem Programm. Seis auch drum. Vor ein paar Wochen musste die CD dann den langen Weg nach Germany antreten. Wo sie dann auch wohlbehalten und wie beschrieben in gutem Zustand bei mir ankam. Von dem chinesischem Gekritzel hatte der Anbieter nichts geschrieben. Sie war nicht als Japan-Export ausgewiesen. Ein kleines Juwel. Steht jetzt in meiner Sammlung. Zwischen In A Silent Way und Filles de Kilimanjaro. Vom selben Blasmeister. Und was ich noch sagen wollte. Gute Leise. Ich vergaß. Blötchen.
Der Witz ist in meinem Fall noch, dass ich eine Ausgabe wollte, auf der der Bonustrack Splash nicht dabei ist. Und da habe diese Ausgabe bei einem amerikanischen Anbieter für einen akzeptablen Preis entdeckt. Eine amerikanische Pressung für den japanischen Markt, ja, steht fast alles auf Chinesisch drauf. In den USA gepresst, nach Japan exportiert, wo sie sich wahrscheinlich ein junger Student gekauft hat, der nach seinem Studium als Vertriebsleiter für Toyota oder Fuji in die USA gegangen ist. Und derer er wahrscheinlich überdrüssig geworden ist. Kann mir keiner weiß machen, dass so ein geiles Stück Musik nicht in den Reisekoffer gepasst hat. Oder es stehen weitere menschliche Schicksalsschläge wie Tod oder schwere Krankheit auf dem Programm. Seis auch drum. Vor ein paar Wochen musste die CD dann den langen Weg nach Germany antreten. Wo sie dann auch wohlbehalten und wie beschrieben in gutem Zustand bei mir ankam. Von dem chinesischem Gekritzel hatte der Anbieter nichts geschrieben. Sie war nicht als Japan-Export ausgewiesen. Ein kleines Juwel. Steht jetzt in meiner Sammlung. Zwischen In A Silent Way und Filles de Kilimanjaro. Vom selben Blasmeister. Und was ich noch sagen wollte. Gute Leise. Ich vergaß. Blötchen.