海を飛ぶ夢 [DVD]
仕様 | 価格 | 新品 | 中古品 |
フォーマット | 色, ドルビー, ワイドスクリーン |
コントリビュータ | ロラ・ドゥエニャス, マベル・リベラ, ハビエル・バルデム, クララ・セグラ, アレハンドロ・アメナーバル, ベレン・ルエダ, マテオ・ヒル |
言語 | スペイン語, 日本語 |
稼働時間 | 2 時間 5 分 |
商品の説明
商品紹介
【ストーリー】
25歳の時に海で起きた事故で首から下の全身の自由を奪われ、寝たきりの生活を送り続けてきたラモン・サンペドロ。26年間、彼は家族の絆や介護に支えられ穏やかに暮らしてきたが、自分らしく生きるために「尊厳死」という選択をするが、彼を心から愛する人々は、彼の選択に動揺し、葛藤する―――。
【スタッフ・キャスト】
●監督・脚本・音楽・編集・製作…アレハンドロ・アメナーバル『アザーズ』
●脚本…マテオ・ヒル『オープン・ユア・アイズ(=共同脚本)』
●ラモン・サンペドロ…ハビエル・バルデム『夜になる前に』(オスカーノミネート)
●フリア…ベレン・ルエダ
●ロサ…ロラ・ドゥエニャス『トーク・トゥ・ハー』
●マヌエラ…マベル・リベラ
●ホセ…セルソ・ブガーリョ『蝶の舌』
2004/スペイン・フランス製作/125分
全国劇場公開作品
■映像特典
・メイキング(85分)
・ラモン・サンペドロ(本人)ドキュメンタリー映像
・監督コメンタリー(本編) ・未公開シーン集
・監督&ハビエル・バルデム インタビュー(日本オリジナル版)
・フォトギャラリー ・セットデザイン集 ・ストーリーボード集など予定
・スタッフ&キャスト フィルモグラフィー ・予告編集
Amazonより
第77回アカデミー賞外国語映画賞受賞作。海に飛び込んで頭を強打し、首から下が不随になってしまったラモン。その後、26年間もベッドでの生活を続ける彼が、尊厳死を訴え続ける。『アザーズ』のアレハンドロ・アメナーバル監督が、生と死という深いテーマに、家族関係、男と女の微妙な愛などを絡め、類い希な万人感動のストーリーに仕立てた。ラモンのモデルが実在の人物であるという点も感動を深める。
主演のハビエル・バルデムは、首から上だけでラモンの複雑な心情を巧みに演じ分け、共感を誘う。一方、家族への態度や、尊厳死に反対する神父への行為などが、ラモンの人間くさく、ある意味、嫌らしい部分も伝え、安直な感動は導かない。家族それぞれや、彼の元を訪れる弁護士など登場人物に多面的な視点が割り当てられ、生と死の問題がリアルに迫ってくる脚本が見事だ。ラモンが幻想で空を飛ぶシーンや、アメナーバル監督自身による音楽も特筆すべき美しさ。映画で人生を考えたい人にとっては必見の一作で、生涯忘れ得ぬ作品になるかもしれない。(斉藤博昭)
レビュー
26年前、海に飛び込んだときに首を痛め、全身の自由を奪われてしまった主人公。支えてくれる家族や友人には常に穏やかな笑顔でこたえ、ベッドの上で淡々とした生活を送る彼が切望するのは、“尊厳のある死”だった。だが、指一本さえ動かせない彼は、自死を選ぶにも人の手を借りねばならない。それを阻むのは周囲の人間の無知や無理解、上っ面の宗教心。彼は叫ぶ、“生きることは権利であって、義務じゃない”――重いはずのテーマがすんなりと胸に入ってくるのは、彼を取り巻く自然の景色があまりに美しいから。宣伝文句では“感動ラブストーリー”と銘打っているが、ここで描かれるのは男女の単純な愛ではなく、もっと広い、人と人との間にある愛だ。 (吉田正太) --- 2005年12月号 -- 内容 (「CDジャーナル・レビュー」より)
製作総指揮: フェルナンド・ボヴァイラ 監督・脚本・編集・音楽: アレハンドロ・アメナーバル 脚本: マテオ・ヒル 撮影監督: ハヴィエル・アグィレサローベ 出演: ハヴィエル・バルデム/ベレン・ルエダ/ロラ・ドゥエニャス/マベル・リヴェラ/セルソ・ブガーリョ
-- 内容(「CDジャーナル」データベースより)
登録情報
- アスペクト比 : 1.78:1
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 言語 : スペイン語, 日本語
- 梱包サイズ : 19 x 14 x 2 cm; 181.44 g
- EAN : 4988013979208
- 監督 : アレハンドロ・アメナーバル
- メディア形式 : 色, ドルビー, ワイドスクリーン
- 時間 : 2 時間 5 分
- 発売日 : 2005/10/5
- 出演 : ハビエル・バルデム, ベレン・ルエダ, ロラ・ドゥエニャス, マベル・リベラ, クララ・セグラ
- 字幕: : 日本語
- 言語 : 日本語 (Dolby Digital 5.1), スペイン語 (Dolby Digital 5.1)
- 販売元 : ポニーキャニオン
- ASIN : B000A6DLBE
- ディスク枚数 : 2
- Amazon 売れ筋ランキング: - 14,195位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 1,235位外国のドラマ映画
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
こんなに辛い話なのに、さほどそんな風には感じない、ソフトな感じでした。
あと、吹き替えもついてますので、
その点は目の悪い人にはとっつき安いと思います。(吹き替えなし字幕のみってのも、結構多いですよね)
「オープン・ユア・アイズ」「アザーズ」は,いずれもラストであっと言わせる脚本力を感じさせました。
本作の脚本は,実話を基にしていることから前作までの作品に比べるとストレートな展開ですが,観客をあっと言わせるような脚本でなくとも,最後までじっくりとみせ,考えさせる見事な演出力を,この監督が持つことを証明したといえるでしょう。
振り返ってみると,「オープン・ユア・アイズ」では,順風満帆な人生を謳歌していたハンサムな男が事故によって自身の美貌を失い,生きることの意味を失い自暴自棄になるという物語でしたので,実はすでに監督の中で,そのようなテーマに感心をもっていたことが伺えます。
ハビエル・バルデムも好きな俳優で,「ノーカントリー」「ビューティフル」「007スカイフォール」と作品ごとにまったく違った人物を見事に演じ分ける存在感ある俳優です。
ここ最近,ペドロ・アルモドバル監督,アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督,俳優としてはハビエル・バルデムの妻ペネロペ・クルスやアントニオ・バンデラスといったスペイン語圏の監督や俳優がとても元気な感じがします。
アメリカでもスペイン語を話す人が非常に多く,英語を話す人をそのうち追い越すのではないかという勢いだと言います。
アレハンドロ・アメナーバルは,これからの活躍がとても楽しみな監督の一人になりました。
海での事故で四肢麻痺の障害を負い26年間寝たきり生活を送り続けた実在の人物ラモン・サンペドロの手記をもとにした作品で、
尊厳死をテーマにしたヒューマンドラマです。
これは一度は観てみる価値がある素晴らしい映画ですよ!なんとも泣けるの、、なんともほくほく温まり、なんとも考えさせられて、
なんともやるせない。。サスペンスじゃなくてもやっぱりこの遣る瀬無いムードづくりが天下一品なんじゃないかなアメナーバルは。
永い年月の末、その特別な時間が見事に表現されている。細部まで配慮が行き届いていて、等身大の人物は個別化され、自発的な要素を
盛り込むことによって印象を強調させる。
主観的かつ詩的な新鮮さを出しながらの普遍的感動。慣習への反抗と同時にあった優しく愛情が込められた人間愛がすばらしい。
投げかけてきます、人によって見方は異なる、言い分もそれぞれだな。
結局この印象は要約されることがないんだ、定まってしまうことがないんだよ、それこそ寄せては返す波のようにね
実話に基づく映画ほど、切迫感をもって観る事ができるという命題は、おそらく「真」だろう。
単純に「生きろ」とは、言えない。
鑑賞したその日に、朝日テレビ系にて
「愛と死をみつめて」(草ナギ剛・広末涼子)
が放送されていたのもあってか、
ひどく深くなにかを考えさせられた週末。
人生を変える日。
自分にもいつ訪れてくるのか。
いや、訪れてこないのか。
自身。
未来への恐れを抱いた。
思わず過去の幸せを振り返った。
未来のみを凝視し続けた主人公の出した結論。
それが「尊厳死」
--尊厳死が善いか悪いか--
などという価値観論だけでは絶対に終わらないし、
終わらせるべきではないと、感ぜずにはいられない。
「尊厳死」という難しいテーマの作品です。その難しいテーマとは逆に、この作品の映像はとても美しい。特に海。それを見るだけでも十分価値があると思います。主演のハビエル・バルデムの演技も凄い。(メイクが凄い。)
DVDもよい仕様です。是非、見終わった後じっくり考えてもらいたい、そんな作品です。
この映画ではあくまで、尊厳死を肯定したものではなく、
様々な考え方から、観ている者に考えさせられる作品になっています。
中でも私が印象的だったのは、死ぬために生きる。前向きな死。
といった事。
日本で一般的に言って、「死」とはあくまで後ろ向き、逃げ、なものであると捕らえられる事が多い。
だが、映画中にもあるように、周りの人の愛情は素晴らしく、まさに愛に溢れた環境にあるラモン。
それでも、ラモンは事故にあってから26年間の自分の人生に尊厳はなかった、というのが強く残りました。
似た境遇であるフリアと出会い、ラブストーリーもあるんですが、
それに対比されたように、いわゆる普通の恋愛もさりげなく描かれており、その2つが印象的です。
観終わり結果、答えが出る訳ではありませんが、一度観る価値のある大人の映画だと思います。
10点中7点!!
他の国からのトップレビュー
2023年2月25日に英国でレビュー済み
C'est l'histoire d'un paraplégique, qui ne peut bouger que la tête et qui est condamné à rester au lit ou sur un fauteuil si quelqu'un le met dessus. Il voudrait mourir mais il ne peut pas se suicider lui même!
Il ne se plaint jamais et séduit par son humour tous ceux qui viennent le voir. Il recherche, parmi ses visiteurs quelqu'un qui pourra le délivrer de cette vie dont il ne veut plus. Pour cela, il a tout préparé et orchestré de façon à ce que la personne qui le "suicidera", n'ait pas de problème par la suite.
Javier Bardem, un des meilleurs acteurs du monde, à mon sens, incarne sublimement ce personnage
La réalisation est splendide, une osmose rare se dégage de ce film, qui n'est pas du tout "pleurnichard" comme on pourrait le croire en voyant le sujet; vous rirez même, d'autant que les dialogues font mouche à chaque fois.
Un must que vous devez posséder dans votre vidéothèque, un film que vous n'oublierez pas et visible par tous.
UN CHEF D'OEUVRE ABSOLU et deux heures de bonheur
J.C.G. Chirgwin
" Ein Leben ohne Freiheit ist kein Leben. "
Javier Bardem verkörpert Ramon Sampedro- mit jeder Faser seines Körpers.
" Warum willst du sterben, Ramon? " - " Warum ich sterben will? Nun.., du sitzt hier...
kaum Zwei Meter weg. Eine lächerliche Entfernung für jeden anderen Menschen- aber für mich
sind diese Zwei Meter, die ich überwinden müsste.....um dich zu erreichen, dich vielleicht zu
berühren.....eine unmögliche Reise...Illusion....ein Traum. Darum will ich sterben. "
Es ist so berührend, so tragisch. Jeder will das Beste für Ramon, der mittlerweile schon sein halbes Leben
lang querschnittgelähmt ist.
" Von hier ist mein Sohn `reingesprungen. Ich weiß nicht, was er sich dabei gedacht hat..........
es war eben so, dass er genau da gesprungen ist, wo das Wasser zurückgeflossen ist- hat sich
das Genick gebrochen......und er muß damit leben, solange es Gottes Wille ist...".
DAS MEER IN MIR- überaus tragisch und unglaublich einfühlsam, diese wahre Geschichte.
Das Einzige, was Ramon noch tun kann, ist, seinen Schmerz und sein Leid öffentlich zu machen.
Doch die Hilfe, nach der er sich wirklich sehnt, wird ihm verwehrt- seit nun mehr Siebenundzwanzig Jahren.
" Manuela sagte, du bist hier- also bin ich dir nachgeflogen...." .
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Geschichte:
Wann immer es die Fantasie von Ramon erlaubt, träumt er sich
ins Meer- taucht ein und unter. Denn er liebt das Meer,..............
auch wenn es ihm damals fast das Leben nahm. Seit seinem Unfall
ist sein Körper gestorben. Und schon lange Zeit kämpft er darum,
dass sein Kopf auch sterben kann. Doch Staat und Kirche versagen
ihm diese Art von Hilfe...........................................................
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Mein Fazit:
" Ich hab` dich im Fernsehen gesehen- neulich...". - " Siehst du, jetzt kommen wir
der Sache schon näher...warum du hier bist." - " Ich hab` mir gedacht..diese Augen-
sind so voller Leben. Wie kann man mit solchen Augen sterben wollen? Ich möchte
dir sagen, dass das Leben......" - " ...dass das Leben was? Jetzt warte mal........-
besuchst du mich, oder willst du mich bekehren? In dem Fall wäre es gut, du respektierst
erst mal meinen Wunsch, hm? "
Diese Unterhaltung zwischen Rosa und Ramon dauert sehr viel länger, und sie endet hart.
Für den, der sie beendet, und für denjenigen, der sich einiges anhören muß.
Alles, was Ramon sagt, versucht, sich zu erklären, ist hart. Weil sein Leben- oder das,
was davon übrig blieb, hart ist.
Die Erinnerungen an das Unglück, die Bilder- kaum zu ertragen für mich. Das Knacken.......,
das brechende Genick- ein Albtraum. Da gibt es Fotos, auf denen Ramon`s Leben noch in
Ordnung war. Da gibt es Geselligkeit, Freude, Frauen.....und das Meer. Untermalt mit einer
Musik, die mich zu Tränen rührt ( Soundtrack " Das Meer in mir " ! ) .
Ich fühle den Schmerz, ich lache über den bitteren, anspruchsvollen Humor. Und ich dachte
über die lehrreichen Diaoge nach- verstand, warum Ramon nicht mehr leben will.
Und ich verstand auch die Familienangehörigen. " Wenn er einmal begraben ist, sehen wir ihn nie wieder. "
Weil es nie leicht ist, jemanden gehen zu lassen. Für immer.
DAS MEER IN MIR- ein schwer verdaulicher Film. Aber ein Meisterwerk der Unbarmherzigkeit.
.......doch immer wach` ich auf und immer wär` ich lieber tot,
um endlos mich mit meinem Mund in deinen Haaren zu verfangen.....
*****Disc 1= Film- Lauflänge: 120.57 Minuten ( mit Abspann ) !
Awards, Cast & Crew Filmografien, Biografien, Trailershow!
*****Bonus- Disc 2 ( deutsche Untertitel ! ) :
- Intro Alejandro Amenabar ( Regie ) = 3.08 Minuten!
- Dokumentation " Eine Reise in das Meer in mir " = 85 Minuten!!
- Interviews = 20 Minuten!
- Deleted Scenes = 5.50 Minuten!
- Making of = 8.07 Minuten!
- Kinotrailer + TV- Spot, Bildergalerie!
Prädikat: Besonders wertvoll!