80年代エレポップを現代に再現したようなCDを探していたときに見つけました。
聞いてみると求めていたのとは違いましたが捨て曲なしです。
ヴォーカルはYMCKや相対性理論のようなささやき声で
サウンドは例えば元気ロケッツを15年前にデビューさせたような懐かしさがあります。
浮遊感があり、ドリーミーでスペーシーでフューチャーなシンセにウィスパーボイスが乗っかってます。
エレポップは、まずサウンドありきでメロディーに魅力がないことがありますが
このアルバムは聴きやすく、そして飽きにくいです。
どの曲も曲調が統一されており、また、変化があるのでアルバムとして何回でも聴き通せます。
しいて難をあげるとするなら殆どが英詩であること。
歌詞カードを見るとあまりの文法の間違いの多さにがっかりしますが
何を言ってるのかは不明瞭なので気にはならないでしょう。
気になる方はUSAGI CHANG RECORDSの試聴やインタビューを見ると雰囲気がつかめると思います。