'05年10月に英国で発売されたCDが今年4月に本邦リリースとなったものだが、個人的には今年のベストです。スタイルカウンシルのミックタルボットとドラムのスティーブホワイト、オーシャンカーラーシーンを脱退したベースのデーモン、今作より参加しているレリッシュのパペンファス兄弟とPLAYERS.ライブサポートだった女性ボーカルのケリーで6人。
ポールウェラー、オーシャンカラーシーンとレリッシュが好きな私は当然気に入らないはずもなく、モダン・ジャズ、ソウル、R&B系の古きよきモッズ達の音楽的趣向を存分に表現している内容です。音もびっくりする程重い低音のベース、乾いたジャジーなドラム、ファンキーでブラックなキーボード、曲ごとに違う肌触りのする演奏、いいです。個人的にはツインボーカルの上手さにうなります。
なにはともあれ、ベテランプレイヤーの音楽的底辺の広さとフレッシュで熱のこもったプレイヤーの絶妙なバランスがグゥ!