届いてみると、結構華奢(きゃしゃ)な感じを受けたので大丈夫かなと思いながら灯油を入れ
火を付けてみた。やや灯心が乱れていたので炎のバランスが悪かったけれど、はさみでカット
すると全く問題なし。長く実績を積んだランプと言うだけあって、可動部にがたつきもなく
スムースな動きをする。(灯りの調整、灯油を入れるキャップ)着火時に火屋(ほや)の
上げ下げにやや力加減を要するが、問題と感じるほどのことではない。
屋外で多少風が吹くぐらいでは炎に影響はなく、ガラスの火屋にすすが着くこともなく
空気の流れが良いのだろう灯油が完全燃焼しているのだと思う。なかなかの実力。
注意点は、タンク内の灯油が外から見えないので、注油する際にあふれさせないよう量って
300ml弱ほど入れることくらいでしょうか。
機能的には全く問題を感じません。
贅沢を言えば、もう少し本体が落ち着いた金属光沢ならいいのだが、新品の状態ではきらきらと
風格を感じない。(使い込んで雰囲気が出ればいいのだろうが。で星を一つマイナス)
ランプの「灯り」は、ガスや電池式の輝度を求める「明かり=照明」とは別種のものだと
理解しておかないと、「使ってみて明るさが足りない」ということになりますし、
炎を大きくし過ぎて黒煙を出してしまったり火屋に煤を付着させたりします。
使う際の、TPOを考えて求めてください。
(追記)
使われた方の中に灯芯がしばらく使わなかったうちに融けてなくなり使えなかった方がいらっしゃるようですが
この芯は天然繊維系のもので化繊ではありませんので、融けて消えるということはありません。
多分、灯を消す際に芯を一番下げた状態にしますが、使わないで長期間経つと芯の灯油が蒸発状態となり、灯芯を
上げ下げする心棒から外れて回しても芯が上がってこない状態になっているのだと思います。
灯芯の取り替えの要領で対処ができますので、ガラスの火屋を倒して芯のカバー部分を心棒を持ち時計回りに回すと
灯芯キャップや心棒などが外れます。多分外すと灯芯は一緒に外れてくると思いますので、芯取替えの要領で芯を押し
上げながら心棒にかかるまでやれば、問題は解消すると思います。もし芯が外れて燃料タンクに落ち込んでいたら、
ピンセットで取り出し、同様に芯棒に掛かるまで押し込んでみてください。
私も同様の芯が上がってこないトラブルがありましたので、参考まで。
(これらはメーカーが説明書に記載し製品に添付すべきです。本品に説明書は付いていませんでした改善が必要です。)
本件、アマゾンで購入しレビューを書いていましたが、そちらは「表示できるタイトルはありません」となり販売商品から
消えたので追記の部分は参考にできる方もいるかもと、こちらに再掲しました。
色 | シルバー |
---|---|
梱包サイズ | 27.6 x 15.4 x 15 cm; 662.26 g |