前作のネタバレ有りで書きます。
前作では自分が母親との二人一役を演じている自覚が無かった精神病者であり殺人犯でもある主人公が社会復帰を目指すところから始まります。
母の死とも向き合いまともになったはずの主人公…のはずが、どうも様子がおかしくまた幻覚や幻聴が出ている疑惑が発生。そして起きる殺人事件。それも複数。
本当に主人公はまともになれたのか?あれもまた主人公がやったのではないか?という疑惑に向き合いながら物語が二転三転として飽きさせない。
主人公の精神が徐々に不安定なる様子がとてもハラハラさせられます。
そして最後はそうなるのかぁ~!という所で印象的なカットで〆。
前作は正直なところ今の時代に見ても話にそんな意外性があるオチでもなく、演出面・特にカメラワークが面白いなという程度の感想だったですが、本作はとても面白いサイコスリラー作品で楽しめました。
サイコ2 [DVD]
フォーマット | ドルビー |
コントリビュータ | ヴェラ・マイルズ, アンソニー・パーキンス, トム・ホランド, リチャード・フランクリン |
言語 | 英語, スペイン語 |
稼働時間 | 1 時間 48 分 |
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商品の説明
Amazonより
アルフレッド・ヒッチコック監督の『サイコ』の後日談で、第一作から実に23年を経て製作された。前作で忌まわしい殺人事件を起こしたノーマン・ベイツ(アンソニー・パーキンス)は自己責任能力なしとして無罪となり、ベイツ・モーテルに帰ってくる。母親の幻影に翻弄されながらも、徐々に平常心を取り戻すノーマンだが、再び事件が起きてしまう。
名作として評価の確立した作品の続編を作るという行為は、冒険と共に大きな危険性をはらんでいるが、『サイコ2』を監督したリチャード・フランクリンと脚本のトム・ホランドは、前作の登場人物を巧みに使ったストーリーテリングに、ノーマンの出生の秘密という新解釈をもって、『サイコ2』を楽しめる作品に創り上げた。ラスト数分でのノーマンと“母親”との会話及びその顛末は、当然のように『サイコ3』誕生を予見させ、それは現実となった。(斉藤守彦)
レビュー
製作: ヒルトン・A.グリーン 監督: リチャード・フランクリン 脚本: トム・ホランド 撮影: ディーン・カンディ 出演: アンソニー・パーキンス/ヴェラ・マイルズ/メグ・ティリー
-- 内容(「CDジャーナル」データベースより)
登録情報
- アスペクト比 : 1.33:1
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 言語 : 英語, スペイン語
- 梱包サイズ : 18.03 x 13.76 x 1.48 cm; 83.16 g
- EAN : 4580120515555
- 監督 : リチャード・フランクリン
- メディア形式 : ドルビー
- 時間 : 1 時間 48 分
- 発売日 : 2005/11/25
- 出演 : アンソニー・パーキンス, ヴェラ・マイルズ
- 字幕: : 日本語, スペイン語, 英語, 韓国語, ポルトガル語, 中国語, タイ語
- 言語 : 英語 (Dolby Digital 5.1), スペイン語 (Dolby Digital 5.1)
- 販売元 : ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
- ASIN : B000B4NFK2
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 287,618位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 10,506位外国のミステリー・サスペンス映画
- カスタマーレビュー:
イメージ付きのレビュー
5 星
サイズ選択できるソフト化が希望です。
このレビューは、「サイコ2 [Blu-ray] 」のレビューです。ご存知!ヒッチコック監督の代表作である映画「サイコ」の続編です。他のレビュアーの方々が詳しいレビューをしているので多くを語りません。ただしオリジナル・サイズについては、やはり一言言いたいところです。他のレビュアーの方も画角について画像付きでレビューされているように、この映画のオリジナル画角はスタンダード・サイズで撮影されています。他のレビュアーの方もレビューされていますが、ヒッチコックを崇拝しているリチャード・フランクリン監督もオリジナルの画角に拘って撮影されたのではないでしょうか?映画の冒頭でヒッチコックのサイコのシーンが出て来る関係で、つながりを考えてそうしたのかはわかりませんが、サイコもあきらかにスタンダード・サイズです。しかしサイコのソフトは、現在全て上下をカットしたビスタサイズになっています。サイコのオリジナルサイズを見たい方は、VHSビデオか、レーザ・ディスクで見るしか手はありません。今どきその両方のプレイヤーを私のように大事に使用している方は、そうとう少ないとお思いますが・・・・。確かに昔の映画はスタンダードで撮影し、映画館で上下に黒いマスクをかけてワイドスクリーンにして上映していた時代背景もあります。テレビ時代に対抗する苦肉の策だった訳ですが・・・・。とにかく「風と共に去りぬ」は70mmサイズに。「レッド・サン」はシネラマサイズにまで上下をカットして上映されていたのは事実としてあります。チラシやポスターにデカデカと表記されていますね。現在の16:9のテレビ事情に合わせてか、「悪魔にいけにえ」や「ゾンビ」なども上下をカットしたビスタサイズでソフト化されている現状に、自分は納得できない一人です。ブルーレイの容量を活かせるのならば、スタンダードサイズとビスタサイズを選択して鑑賞するようにできる筈です。権利の関係とかで無理なのはわかりますが、是非そうして欲しかったと思うのは私だけでしょうか?とにかくこの「サイコ2」に関しては、DVDを処分できないのは明らかです。ここでもう一つ画角についてですが、スタンダードサイズとビスタサイズを比較するとトリミングの情報量に違いがあることに気がつかれた方も多いでしょう。スタンダードサイズは、確かに上限の情報量が非常に多いのですが、若干左右の情報量が少ないのに気がつきませんか?ビスタサイズの方は横方向の情報量が、スタンダードサイズより若干多いのです。これには理由があります。スタンダードサイズで撮影されたフィルムを見たことがありますでしょうか?四隅が丸くなっているのです。従ってスタンダードサイズは丸みを避けてトリミングしてソフト化しなければいけない関係で左右の情報量が若干少なくなってしまう訳です。その点、ビスタサイズは上下をカットしてしまう関係で四隅の丸みは関係なく、左右いっぱいいっぱいまでトリミングできるため、左右の情報量がスタンダードサイズより多くなる訳です。映画って面白いですね。なにやらサイコ2のレビューではなくオリジナル画角についてのレビューになってしまいましたが、今回「サイコ」1・2・3・4を同時にブルーレイで購入しました。今まで購入しなかったのは、やはり画角に拘っていたからです。しかし買って鑑賞してみるとその画質の良さにあらためて感動しました。と言うことで星5つとさせていただきました。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2023年11月9日に日本でレビュー済み
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2024年3月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
1作めとは全く視点を変え、いわば「彼」を被害者のように仕立てたのがいい。原作者、ブロッコ、が書いた源案をほごにしたという記事を見たことがあるが、正解でしたね。2版煎じなら以降、ただのホラーになってしまったでしょう。サイコは、次の2作めの前半部分だけで終わっていた。
2023年8月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
このタイトルを見つけて、何十年かぶりに見ました。
ストーリーはすっかり忘れていました。
しかし、再び壊れていく主人公と徐々に主人公を愛していく娘さん。
またもや殺人が起き、犯人は誰なんだ?と話は二転三転し、最後はやはりこいつなのか!と思わせての大どんでん返し。
すっかり引き込まれてしまいました。
気が付けば、あっという間に観終わっていたような感覚。
名作は、幾年を経ても名作なんですね。
ストーリーはすっかり忘れていました。
しかし、再び壊れていく主人公と徐々に主人公を愛していく娘さん。
またもや殺人が起き、犯人は誰なんだ?と話は二転三転し、最後はやはりこいつなのか!と思わせての大どんでん返し。
すっかり引き込まれてしまいました。
気が付けば、あっという間に観終わっていたような感覚。
名作は、幾年を経ても名作なんですね。
2024年5月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
名匠アルフレッド・ヒッチコックによる元祖『サイコ』から22年後の話としてちゃんと繋がった続編。主役もちゃんと同じ役者です。ただし監督、脚本、原作、全て別人です。
どんでん返しに次ぐどんでん返しといった感じの展開はものすごく凝っていて目が離せませんが、ちょっと凝りすぎで無理ありすぎにもほどがあり、最後のほうは半ば呆れながら観ていました。
でもまあ、エンタメだからこれでいいのかなあ。主役のアンソニー・パーキンスが相変わらずいい味出してるのと、ヒロインの可愛さもあり、それなりに楽しめたのは確かです。
どんでん返しに次ぐどんでん返しといった感じの展開はものすごく凝っていて目が離せませんが、ちょっと凝りすぎで無理ありすぎにもほどがあり、最後のほうは半ば呆れながら観ていました。
でもまあ、エンタメだからこれでいいのかなあ。主役のアンソニー・パーキンスが相変わらずいい味出してるのと、ヒロインの可愛さもあり、それなりに楽しめたのは確かです。
2024年5月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「1作目では頭のおかしいキャラだけど、本当にそうなのカナ?😉 本当におかしいのは周りの人間かもしれませんね...😎」
「〆は1作目の最初のカットを再現しよ!😁 原作リスペクト感じちゃ~~う😩(そのために無から生えてくる叔母と出生の秘密)」
サブカル系というか、意識高いというか、同人向けというか...もちろん悪い意味でね
1作目がなぜ評価されているか全く理解せず、キャラクター設定を土台にお粗末な脚本を生やしただけの駄作
続編じゃなかったら誰も評価してない
「〆は1作目の最初のカットを再現しよ!😁 原作リスペクト感じちゃ~~う😩(そのために無から生えてくる叔母と出生の秘密)」
サブカル系というか、意識高いというか、同人向けというか...もちろん悪い意味でね
1作目がなぜ評価されているか全く理解せず、キャラクター設定を土台にお粗末な脚本を生やしただけの駄作
続編じゃなかったら誰も評価してない
2023年6月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
古い映画ですが、面白いです。
2024年6月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
完成度の高い作品の続編は総じて蛇足なものではあるけど、特に「サイコ」は映画史に残る伝説の作品であり、やっぱり続編は難しい。
まず、「サイコ」の素晴らしさはシンプルながらあらゆる部分において完成度が高い点だと思う。ストーリーや人物の行動原理はシンプルで分かりやすく、そのため観客は物語に没入しやすい。アンソニー・パーキンスら役者の繊細な演技や、恐怖のピークに至るまでの丁寧な演出が素晴らしく、オチが分かっていても見るたび怖い大傑作である。
しかし本作は悪い意味でオリジナルとは真逆の作風であり、無駄に複雑でありながら時代を経てクオリティーはむしろ低くなっている。キャラクターが増えた分その思惑や言動は複雑に絡み合うが、その分物語の基軸が失われて混乱が生じている。意図的に犯人を分かりにくくした分、一つ一つのシーンが繋がらず全体的にとっ散らかった印象だ。役者の演技(ヒロインの叫びの演技など)も何か全体的にぎこちなく感じるが、これは複雑な状況を説明するためのセリフが多い影響もあると思う。
一番の不満はノーマン・ベイツの出生の秘密という謎設定を持ち込んだこと。しかも実母がほぼモブのあの人ですと言われてもはぁ、というかんじ。共依存にある母子という異常ながらも普遍的なテーマだから「サイコ」は怖いのであり、複雑怪奇な設定はシリーズの恐怖の根幹を台無しにしていると思うのでとても残念。
あと細かい所だけど、母親の部屋のドア付近の調度品など一部のモノが違うデザインになっていたり、まぁ前作から時間が経ちすぎて完全再現は無理だったんだろうけどそういう違和感がある部分も。
おじさんになったベイツが健気でかわいい、ヒロイン役のメグ・ティリーが鈴木杏似の美少女で魅力的な点などはよかった。
まず、「サイコ」の素晴らしさはシンプルながらあらゆる部分において完成度が高い点だと思う。ストーリーや人物の行動原理はシンプルで分かりやすく、そのため観客は物語に没入しやすい。アンソニー・パーキンスら役者の繊細な演技や、恐怖のピークに至るまでの丁寧な演出が素晴らしく、オチが分かっていても見るたび怖い大傑作である。
しかし本作は悪い意味でオリジナルとは真逆の作風であり、無駄に複雑でありながら時代を経てクオリティーはむしろ低くなっている。キャラクターが増えた分その思惑や言動は複雑に絡み合うが、その分物語の基軸が失われて混乱が生じている。意図的に犯人を分かりにくくした分、一つ一つのシーンが繋がらず全体的にとっ散らかった印象だ。役者の演技(ヒロインの叫びの演技など)も何か全体的にぎこちなく感じるが、これは複雑な状況を説明するためのセリフが多い影響もあると思う。
一番の不満はノーマン・ベイツの出生の秘密という謎設定を持ち込んだこと。しかも実母がほぼモブのあの人ですと言われてもはぁ、というかんじ。共依存にある母子という異常ながらも普遍的なテーマだから「サイコ」は怖いのであり、複雑怪奇な設定はシリーズの恐怖の根幹を台無しにしていると思うのでとても残念。
あと細かい所だけど、母親の部屋のドア付近の調度品など一部のモノが違うデザインになっていたり、まぁ前作から時間が経ちすぎて完全再現は無理だったんだろうけどそういう違和感がある部分も。
おじさんになったベイツが健気でかわいい、ヒロイン役のメグ・ティリーが鈴木杏似の美少女で魅力的な点などはよかった。
2023年5月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
個人的には続編であるこの「サイコ2」のほうが面白かったです。狂っているのは主人公だけではなく、他の登場人物たちも何かしら常識を外れたおかしなところがある。「そうきたか!」と思わされる展開がとても良かったです。主人公を軸に、周りの登場人物たちに焦点が当てられている映画だと思います。俳優陣の演技もとても良かったです。