安定したヒーローの舞人の他、ヴォルフガングやジョー、浜野君とそれぞれ男を魅せてくれます。
【ヴォルフガングの覚悟】
最初はどこか憎めない悪役でしたが、後半はエグゼブに一矢報いるのが目的となります。
轟龍の自爆装置を取り外したり、エグゼブの情報を調べたりと、舞人の味方ではないものの活躍します。
最終決戦でも、マイトガインの勝利に貢献すると同時に、部下を安全な場所に逃すと、中盤以降の信念を貫きます。
【ライバル共闘】
舞人のライバル・ジョーも、父親の死の真相を解明する為、轟龍を駆ってエグゼブ一味に挑みます。
轟龍の上位機体に技量で勝つなど、パイロットとしても活躍。
舞人へのライバル視はブレませんが、地球の為に何度か共闘したりで、浜田君とは別の絆が育ちます。
【独裁者ミフネ】
元々独善的でしたが、最終作戦も例によって。
結局、カブレで威張りたいだけじゃないかという感じですが、まあヴォルフガング達との対比で良かったと思います。
一方、チャンバラで舞人を圧したり、個人としてはザコじゃないんでしょうが。
【迷惑度ナンバーワンのカトリーヌ】
こちらも相変わらず私利私欲で、清々しいレベルで人様に迷惑を掛けます。
あと、結構鬱なエピソードが多い中、カトリーヌの回は安心して見られます。
カトリーヌとミフネは、エグゼブと関係が無いため、最後まで笑えました。
【鬱なゲスト回】
くノ一と浜田君の、恋愛回です。
どちらかと言えば狂言回しの浜田君も、この回は舞人以上に男を魅せてくれます。
あと、デートシーンや絵について話すシーンめ良い感じで。
その分、最後で鬱になるエピソードです。
スナイパーの回も、報われないながら印象的です。
【壮絶な最終決戦】
これまで小出しにされてきたエグゼブの兵器が、ただの試作機で、単体で強かった奴らが大量に現れます。
まさに空を覆う程で、人類から見ると絶望的な戦いになります。
舞人達が戦う姿も、撤退を余儀無くさせられたりと圧倒的に不利。
ガードダイバーが撃破されるシーンは本当に独裁者の粛正のようで怖いです。ボンバーも同様。
しかし、最後はヴォルフガングやジョー、そしてサリーの力で勝利。
一年の積み重ねを経て、全員で勝ち取った平和です。