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姑獲鳥の夏 プレミアム・エディション [DVD]
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フォーマット | 色, ワイドスクリーン, ドルビー |
コントリビュータ | 田中麗奈, 永瀬正敏, 阿部寛, 清水美砂, 原田知世, 堤真一, 宮迫博之, 実相寺昭雄 |
言語 | 日本語 |
稼働時間 | 2 時間 3 分 |
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商品の説明
商品紹介
日本映画界最高のスタッフ&キャストが集結!
映像化不可能とされてきた大ベストセラー「京極堂」シリーズ第1弾、ついに完全映画化!
メイキング映像や、原作者京極夏彦&実相寺監督が語るコメンタリー音声等、DVDのみの貴重な特典が満載!2枚組プレミアム・エディションDVD発売!!
<商品仕様・特典>(予定)
DVD2枚組(本篇ディスク+特典ディスク)
<本編ディスク内容>
・本篇123分
・特典
●特報、予告篇、TVスポット
京極夏彦と実相寺昭雄監督が語るオーディオ・コメンタリー収録
※予定につき変更になる場合がございます。
<特典ディスク内容>
収録時間171分
●メイキング「『姑獲鳥の夏』を撮った夏」(116分)
●キャスト・インタビュー(55分)
●キャスト&スタッフ・プロフィール(静止画)
●イメージ画:美術、衣裳(静止画)
【スタッフ】
原作:京極夏彦 監督:実相寺昭雄(『帝都物語』) 脚本:猪爪慎一 脚本協力:阿部能丸 撮影:中堀正夫 照明:牛場賢二 美術:池谷仙克 監督補:服部光則 整音:瀬川徹夫 録音:藤丸和徳 編集:矢船陽介 製作:荒井善清/森隆一 企画:遠谷信幸 プロデューサー:小椋悟/神田裕司 ラインプロデューサー:古澤敏文
【キャスト】
堤真一(『着信アリ』)/永瀬正敏(『隠し剣 鬼の爪』)/阿部 寛(『恋人はスナイパー《劇場版》』)/宮迫博之(『CASSHERN』)/原田知世(『長崎ぶらぶら節』)/田中麗奈(『ドラッグストア・ガール』)/清水美砂(『赤い橋の下のぬるい水』)/篠原涼子(『下妻物語』)/すまけい(『男はつらいよ・拝啓車寅次郎様』)/いしだあゆみ(『化粧師』)
<イントロダクション>
昭和27年夏、東京。古本屋の主人にして神社の神主である京極堂こと中善寺秋彦は、友人の小説家・関口からある噂について相談を受ける。雑司が谷の産婦人科・久遠寺医院の娘・梗子が妊娠20ヶ月を過ぎても一向に出産する気配がなく、さらにその夫・牧朗が1年半前から行方不明だと言うのだ。「この世には、不思議なことなど何もないのだよ、関口君」。京極堂は、この謎をどう解くのか? 事件に絡むまがまがしい妖怪の影、個性的で魅力溢れる登場人物たち、大胆不敵なトリックと最後に明かされる驚くべき真相。精緻な文章で構築され、映像化は不可能とまで言われた「京極堂シリーズ」独特の世界が、日本映画界最高のスタッフとキャストで映画化された!
Amazonより
昭和20年代末の東京。雑司が谷にある大病院に奇妙な噂が。なんと院長の娘が20ケ月もの間妊娠、しかも娘の夫が忽然と姿を消したという。さらにこの病院で新生児が姿を消したり、元看護婦が謎の死を遂げたりも。これらすべての事件を古本屋の店主であり陰陽師でもある京極堂が解いていくことに……。
日本らしい伝説と禍々しさが作り上げた、なんともいえない不気味さ漂うミステリー。そこに実相寺昭雄監督らしいケレン味たっぷりの劇的演出(例えば歩いていく姿にピンスポットがあたったりする)が効果的に取り入れられ、まったりとした情緒あふれる作品に仕上がっている。10代~20代の感性では古めかしく感じられるだろうが、往年の映画ファンには楽しい作品だ。また京極堂になりきった堤真一の演技も素晴らしい。(横森文)
レビュー
製作: 荒井善清/森隆一 プロデューサー: 小椋悟/神田裕司 監督: 実相寺昭雄 原作: 京極夏彦 脚本: 猪爪慎一 撮影: 中堀正夫 美術: 池谷仙克 企画: 遠谷信幸 照明: 牛場賢二 監督補: 服部光則 脚本協力: 阿部能丸 整音: 瀬川徹夫 編集: 矢船陽介 出演: 堤真一/永瀬正敏/阿部寛/宮迫博之/原田知世/田中麗奈/清水美砂/篠原涼子/すまけい/いしだあゆみ
-- 内容(「CDジャーナル」データベースより)
登録情報
- アスペクト比 : 1.78:1
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 言語 : 日本語
- EAN : 4988102187538
- 監督 : 実相寺昭雄
- メディア形式 : 色, ワイドスクリーン, ドルビー
- 時間 : 2 時間 3 分
- 発売日 : 2005/11/25
- 出演 : 堤真一, 永瀬正敏, 阿部寛, 宮迫博之, 原田知世
- 字幕: : 日本語
- 言語 : 日本語 (Dolby Digital 5.1)
- 販売元 : ジェネオン エンタテインメント
- ASIN : B000B6H6CS
- ディスク枚数 : 2
- Amazon 売れ筋ランキング: - 57,772位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 614位日本のミステリー・サスペンス映画
- - 2,938位日本のドラマ映画
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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原作を読んでないけど、いや読んでないからか、私にはとても楽しめた。
15年以上前の映画ですが、スポットライトの演出は観る前から思い出せるくらい印象に残っているものでした。
作品と関係ありませんので、星(評価)に影響はしていませんが届くのが予定を過ぎた上にケースが破損していました。
中古で「非常に良い」と記載され、特に触れてなかったので輸送中かもしれません。
Japan postは本当にハズレ。
原作を読んでないけど、いや読んでないからか、私にはとても楽しめた。
15年以上前の映画ですが、スポットライトの演出は観る前から思い出せるくらい印象に残っているものでした。
作品と関係ありませんので、星(評価)に影響はしていませんが届くのが予定を過ぎた上にケースが破損していました。
中古で「非常に良い」と記載され、特に触れてなかったので輸送中かもしれません。
Japan postは本当にハズレ。
予約までして買った私の評価は☆二つ。
一言で述べれば脚本がひどすぎる。あれだけ長い話を
どういう風に要約したのかと思ってみたら、
ただ単にぶつ切りにしましたって感じがしてしょうがない・・・。
シーン一つ一つには細部までこだわりが感じられるのに
根本の脚本があれでは・・・。
本当にショックが隠しきれませんでした。
後半へ進めば進むほど悲惨さが増していく(笑)
観客が関口や木場修の抱く「謎」を共感し考える時間はなく、
容赦なく京極堂の解説がなだれこむ。
原作を知らずに見た人には理解に苦しむ作品。
原作を知ってみた人も理解に苦しむ作品。
まったくなんじゃそりゃ・・・。
配役に関しては読み手によってキャラクターの捉え方は
異なるでしょうからなんともいえません。
個人的には堤真一さんも阿部寛さんも大好きですが
榎木津って色白だよね(笑)
でも宮迫さんに関しては文句なしにぴったりで笑えました。
それにしても特典映像でついてくるメーキングのほうが本編より
面白かったってどうなんでしょう?
ハッキリ言って内容的には、たいしたことはないのです。
しかし、「魍魎の匣」と比較した場合、
やはり監督の技量が「姑獲鳥」のほうに軍配があがるのです。
演出や背景描写、そしてあの音楽。
京極堂の古書店のような雰囲気が僕は個人的に好きです。
昭和の終戦後まもなくという時代背景も好きです。
「墓場の鬼太郎」
の紙芝居にちらっとこの映画のこだわりの一端を垣間見た思いがしますね
そういうのをいちいち全部映像化すれば時間は何時間も要するし、陳腐なSFXは雰囲気を台無しにするだろう。だったらそういう雰囲気を出せばいいのだ。しかしこの映像作品は、そういう雰囲気をゼロにしておいて、端的な映像だけを脈絡なく提示する。見ている側はポカーンだ。
たとえば主人公が夜の坂道を提灯を掲げて歩くシーンがある。原作では、この坂道に関する蘊蓄が語られ、坂の途中で勾配が変わる箇所で、周辺建造物の構造や勾配の具合の相乗効果によって錯覚が起こり、勾配を見誤って転倒しやすい、昔の人はそれを妖怪の仕業ととらえていた、という話が語られる。で、主人公は夜中にそこを歩くのにあたり、提灯を借りるのだが、その提灯には家紋が描かれていて、その家紋は陰陽道を示す五芒星。ここらへんのエピソードは、作品全体の怪奇ムードを醸す効果はあるんだけど、話そのものの帰趨には全く関わりがなく、あらすじ的にはこの部分を完全カットしても全く影響がない。
ところがこの映画では、坂や五芒星に関する蘊蓄は一切語られずに、主人公がそこの坂を五芒星の提灯を掲げてとぼとぼ歩く場面とかが描写されているんだけど、原作を読んでない層からすると全く意味がわからない。わざわざ提灯の五芒星がアップになったりするのに、そのカットの意味が全くない。原作を読んでいる側からすると、坂道のセットがチープ過ぎて台無しだ。
いわゆるホラー作品の常套手段として、核心的な部分は描写せず寸止め、というのを何度も勿体ぶってくりかえしながらクライマックスまで引っ張るわけだけど、この作品はそこらへんがショボすぎる。たとえば「蟇」(ひきがえる)は無頭症の赤子を暗示するおどろおどろしい語として全編を通じて何度も登場するんだけど、この映像作品では早いうちに「顔だけ緑色のカエル人間の絵」が映像として登場し、フザケて笑わせにきているのかと思ってしまう。
原作の作風としては、戦後の現代のなかに、暗黒の江戸時代から、明治大正昭和初期の近代における旧体制と新科学のごった煮時代要素が紛れ込んできて、現代人が旧時代の因習に立ち向かう様子が描かれる。しかしこの映像化作品では、「明治大正戦前」ぽい感じが全然ない。どうみても平成の映像作品にしか見えないのだ。フィルムの映像の粒子を荒くするとか、小道具や演出で戦後間もない混沌の時期を醸し出そうという努力の欠片さえ感じ取れない。
戦後間もない時期という設定を昭和50年代に設定変更した『八つ墓村』や『悪霊島』の映画版や、昭和50年代の設定なのに本の裏表紙にバーコードがついてコンクリート電柱が立ち並んでいる『ひぐらしのなく頃に』映画版みたいに、細部のできの悪さがひどすぎて話にはいっていけない。
カメラがぐるぐる回ってアングルを変えたり、細かいカット割があるんだけど、それも「昔の時代」感を損なっている。とってつけたような風鈴もダサい。原作は夏が舞台で、蒸し暑く不快な空気感を蝉の鳴き声や風鈴が演出するんだけど、そういうのも皆無。
説得力を持たせるために作家が施した演出を説明せずに、人に伝えようとすると
「なにそれ?」と、苦笑いされてしまうのがおちです。
京極夏彦の小説の場合、猟奇的な出来事や、謎めいた登場人物と、
その来歴を、中禅寺秋彦の衒学趣味に彩られた解説で覆うことが、
その演出になっていると、ボクは思います。
ですから、
怒涛の蘊蓄で埋め尽くされ、煉瓦本と称された原作を
2時間にまとめるには、かなりの勇気や覚悟が必要だったことでしょう。
上に書いた演出をはしょって、発見者がアレだったから、アレだった。では、
ただの笑い話です。
でも、最低限、それを回避できたのは、やっぱり、実相寺昭雄だからこそだと、
ボクは思うのです。
低予算にくじけず、画面に奥行きと緊張感を施し、静寂の中に躍動を感じさせる演出は、
晩年にあって、なお健在でした。
「D坂の殺人事件」も素晴らしい作品でした(廉価版でないの?)
たしかに、キャスティングにも違和感がありました。
(全く個人的な趣味ですが、京極堂は佐野史郎さんか島田久作さんにやってほしかった。
もっというなら、生きているなら岸田森に、あの美しい声で関口君をののしってほしかった)
でも、うごめくようなめまい坂や京極堂の迷路のような書棚にはワクワクしましたし、
ラスト、病院の屋上での原田知世の怪しい美しさには、確かに姑獲鳥が宿っていました。
原作の素晴らしい雰囲気を観客になんとか伝えようという
監督の涙ぐましい努力に星5つです。
【追記】
ボクは原作片手にビデオを楽しみ、妻はボクの解説付きでビデオを楽しみました。
妻はこの映画がきっかけで原作を手に取りました。