購入したのはもう7年近く前。
一曲目から物悲しく、壮大な世界観に引き込まれました。
控えめなギターの中、サビ部分でガツンと効かせる緊張感のあるドラム。このドラムが素晴らしいんです。残響する一音、一音。
そこに乗るジムの歌声、コーラス。
何度も何度も聴き直しました。そして今も聴いています。
Static Prevails、Clarityの激しさはなく、
Bleed Americanで見せた勢いのあるロックやつい口づさみたくなるポップでもなく、
Futuersのwork、Killやsweetnessのエモさとは異なる陰鬱な1、2曲目。
また、エリオットスミスがいたバンドであるHeatmiserのカヴァー。
FutuersのKillの歌詞にも登場したヒートマイザーですが、エリオット好きの私には嬉しいカヴァーでした。
EPなのでコンパクトな曲数ですが、一聴する価値が多いにあると思います。
出会えて良かった一枚です。