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十九歳の地図 [DVD]

3.6 5つ星のうち3.6 51個の評価

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商品の説明

レビュー

監督・脚本: 柳町光男 原作: 中上健次 撮影: 榊原勝巴 美術: 大谷和正 照明: 加藤勉 音楽: 板橋文夫 出演: 本間優二/蟹江敬三/沖山秀子/原知佐子/白川和子/中島葵/竹田かほり/山谷初男/柳谷小三治/中丸忠男/楠侑子/清川虹子
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内容(「CDジャーナル」データベースより)

登録情報

  • メーカーにより製造中止になりました ‏ : ‎ いいえ
  • 梱包サイズ ‏ : ‎ 18.03 x 13.76 x 1.48 cm; 83.16 g
  • EAN ‏ : ‎ 4562102150169
  • メディア形式 ‏ : ‎ DVD-Video
  • 時間 ‏ : ‎ 1 時間 49 分
  • 販売元 ‏ : ‎ エースデュースエンタテイメント
  • ASIN ‏ : ‎ B000BD87E2
  • カスタマーレビュー:
    3.6 5つ星のうち3.6 51個の評価

カスタマーレビュー

星5つ中3.6つ
5つのうち3.6つ
51グローバルレーティング

この商品をレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2024年2月9日に日本でレビュー済み
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超暗い映画で救いようもないが、面白い。
2022年7月26日に日本でレビュー済み
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「観なきゃ良かった…」という感想しか湧いてきません。まさにこの世の地獄
しかしながら、自分がいかに幸せなのか実感させてくれるのがこの作品の唯一の良い点かと思います
2022年7月15日に日本でレビュー済み
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少年⁉ の鬱屈した内心を味わうことができる。ただこういった心の闇は、年齢とは関係ないような気もする。やはり文学的な作品なのかな。
2022年9月15日に日本でレビュー済み
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好きな種類の映画。主人公の19歳の勤労予備校生と周囲の人間との関わりあい。80、90年代から始まるようなスタイリッシュに人の裏側を描写してるのではなく泥臭さを泥臭いまま映像にしている。
19歳の予備校生は自分も経験したが、いつも絶望の縁に行き当たるのではないかという不安に駆られながら毎日を過ごしていて精神に堪えた。臆病な人間なので反社的な考えなどとうてい持たなかったが。
この主人公は生き方に迷いがあるとはいえ自分の意見や考えを他人にぶつけられるぐらい自己をしっかり持ってるとは言える。彼は配達先の人々を容赦なくNGと評価したりダメ男の先輩同僚と問題あるその連れマリアを蔑む。それらは自分の純潔さ高潔さを守ろうとしてるからのようだった。しかしその自分もいたずら電話を始め脅迫電話へとエスカレートさせる最低な矛盾した面も持っていた。エンディング付近では自己を見つめ直せたような描写があり、多少救いは合ったと思う。
窃盗と暴行で捕まった先輩配達人とマリアはこの先救われたのだろうか。

まだ19歳ならやり直しができるというのがこの映画最大のメッセージと受け取った。
尾崎豊の歌にセブンティーンズマップ十七歳の地図というのがあるが、この映画が関係してるのか?
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2023年2月18日に日本でレビュー済み
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異空間から戻ってきた感じです。中上健次の原作を読んでないので展開わからず、身をゆだねるように鑑賞しました。主人公はこの映画の水先案内人のように存在し物語が進んでいく。最初は主人公のつけるバツ印が鍵だと思っていたが、それはパーソナリティ、特殊な悪癖というだけで、登場してくるいろんな人々の人間模様が描かれているので、とてもヘビーで見終わって疲れました。ロケハンが素晴らしい。回転展望塔だとか使えるものは何でも使う。スラムも使う。有名無名の俳優が混在し、絶妙なバランスを作っています。清川虹子、友部正人、”おひかえあそばせ”の末っ子津山登志子などもちょい役で出てます。蟹江敬三演じる紺野の醸し出すヨレヨレの哀愁漂う空間、そして沖山秀子演じるマリア様の禁断の存在感。紺野にとって母性のようなものか。主人公演じた当時新人の本間優二の演技も良かった。配達員の職業病なのか手首のスナップぐせだとか、喧嘩の馬乗りシーンでは波待ちのようにバランスよくひっくり返されないようにと細かい演出がリアル。嘗て江口のりこも上京時に住み込みで働いていたという新聞専売所の鬱屈というのが生々しく描かれています。チラシ入れとか大変そうだなあ。なんだかんだで一番病んでる主人公の悪癖が気持ち悪いので良い映画とは言えないが、予算を一切無駄にしなかったと思える完成度の高い映画です。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2020年10月15日に日本でレビュー済み
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蟹江敬三の秀逸さのみが脳裏に残る。
彼はしばしば主役を食ってしまう困ったバイプレーヤーだが、本作品に関しては彼が登場しなければ最後まで観るに堪えない凡庸な作品になっていたかも知れない。その他の脇役陣もいいが彼は別格。登場する前と後とで作品の密度が変わった。
脚本に関してはもう少し練る必要があったのではないか。例えば王子のコリアンを何のために描写したのか今一つ。主人公をもう少し丁寧に掘り下げれば、40年前も今も手段が違うだけで若者の鬱屈は取り返しのつかない犯罪の一歩手前で踏みとどまっていることがより伝わっただろう。
とまれ堪能させて頂きました。
同時代に巣鴨の新庚申塚付近でアパート暮らしの上京予備校生だった自分。大塚駅まで乗った都電が懐かしかった。「こんなに貧しかったのか」という他の方のレビューを見るにつけ、「今よりは上っているだけまだましです。社会も自分も。」とひとりごちてしまいました。
9人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2020年11月5日に日本でレビュー済み
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原作はだいぶ前に読んでるが、もうちょっと面白かった気がする。
2022年4月28日に日本でレビュー済み
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映画について、正面からレビューする自信がりません。複雑な感情を喚起させる、それなりに秀逸な映画だと思います。すごく好きとは言えないですが・・。いくつか読んだレビューで気になったのh、自分の体験と重ねる人の多さ。そういう感傷を掻き立てる映画なのでしょう。そのように書いている、僕自身も1978年3月末から、1981年3月まで隣の十条で「新聞奨学生」として新聞を配っていました。「新聞奨学生」っていう名称も、今思うとどうかと思うのですが、今でも使われているのでしょうか? 主人公や同僚の屈折や、屈折を生む環境はリアルに理解でき、それがレビューを書きたい。何か書き残しておきたいという気分を喚起し、それを自分もしているのだと思うのです。いま思うと、屈折を生むような環境の中で、主人公や蟹江さんが演じる人はストレートに屈折を表現するのですが、ぼくには屈折した環境の中でも屈折を拒否するような、無意識の屈折した感情が自分の中にあったのかあもしれないと思うのです。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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