このセレクションボックスについては様々言われていますが
ヴィム・ヴェンダースという監督とそしてその作品を知るうえでとても
分かり易い選択がされているのではないでしょうか?。
言わずと知れた名作「パリ、テキサス」や「アメリカの友人」を取り上げて語られがちですが、私がこのセレクションで評価をしたいのは「都市とモードのビデオノート」「ベルリンのリュミエール」そして「666号室」です。
その理由として、名作を裏付ける軌跡が細部に渡って描かれている。
この3本がセレクトされたことでさらに作品に深みが出ているのではないでしょうか?。
映像を学ぶ人だけではなく、都市や服飾を学ぶ人、ものをつくるということに興味を持っている人は是非みておきたいものだと思います。
前回のコレクションボックスと比較することもおかしな評価ですが格段に良くなっているのではないでしょうか。