Amazonより
大学の卒業祝いに父親からプレゼントされたフォルクスワーゲン。オンボロな車だったが、マギーはこの車との間に運命的な何かを感じる。その運転席には「アナタとハービーがひとつになれば奇跡が起こる」というメッセ-ジが。そして彼女がエンジンをかけたとき、ハ-ビ-は勝手にものすごいスピードを走り出した。ハ-ビ-は“魔法の車”だったのだ。
全米のティーンに大人気のリンゼイ・ロ-ハン主演作。意思を持った車“ハ-ビ-”とマギーの友情を中心に、エキサイティングなレース、淡い恋も描かれたキュートな青春映画。1969年に製作された『ラブ・バッグ』をもとに練り上げられたストーリーは、アイドルスター、リンゼイの健康的な魅力を存分にいかし、彼女は終始アクティブにスクリーン狭しと大活躍。さまざまな出来事に遭遇したときのクルクルと変わる彼女の豊かな表情は魅力的。さわやかで好感度大のアイドル映画だ。また悪役を嬉々として演じるマット・ディロンの怪演など、大人も童心に戻って楽しめる作品に仕上がっている。(斎藤 香)
レビュー
60年代に人気を呼んだ、心を持つフォルクス・ワーゲン“ハービー”が織りなすコメディ『ラブ・バッグ』シリーズ。そのハービーが復活、新たな冒険を繰り広げるロマンティック・コメディだ。リメイクではなく、あくまで続編。落ちぶれて忘れられてしまったハービーが、マギーと出会う場面から映画は始まる。名門レーサー一家に生まれながらも父親からレースを禁じられたマギーは、実は女性が優勝したことのないネクステルカップに挑戦したいという夢を持っている。それを叶えるのが、キュートなハービーであり、幼なじみの整備士ケビンというわけ。ストック・カー・レースNASCAR開催中に撮影決行、臨場感溢れるサーキットの雰囲気を満載。メカニクル・ロボティクスとCGの融合により生み出されたハービーの豊かな表情はとにかく楽しい。そしてティーン・セレブとして人気のリンジー・ローハンもキュート。吹き替えの土屋アンナがナイスキャスティングだ。 (米田由美) --- 2006年02月号 -- 内容 (「CDジャーナル・レビュー」より)
製作総指揮: チャールズ・ハーシュホーン/トレイシー・トレンチ/マイケル・フォトレル 製作: ロバート・シモンズ 監督: アンジェラ・ロビンソン 脚本: トーマス・レノン/ロバート・ベン・ギャラント/アルフレッド・ゴー/マイルズ・ミラー 撮影監督: グレッグ・ガーディナー 編集: ウェンディ・グリーン・ブリックモント 衣装: フランク・ヘルマー 音楽: マーク・マザーズボー 出演: リンジー・ローハン/マット・ディロン/マイケル・キートン/ジャスティン・ロング/ブレッキン・メイヤー/ジル・リッチー/シュリル・ハインズ 声の出演: 土屋アンナ/森川智之/井上和彦/平川大輔/結城比呂/水町レイコ/安達忍
-- 内容(「CDジャーナル」データベースより)