これまでに何回見ただろう…。
ビデオ版よりも画質が良いと思って、パソコンで見た。
名作じゃないし、人気作じゃないし、世間の評判も良いわけではない。
しかし、重苦しいテーマ曲から一貫して流れる沈潜したムードが心地よい。そして、触れてはいけない事に触れているようなギリギリ感は、ドラマの展開以上に、スリリングだ。
この映画を見ていると、どこか切なくなってくるのは、音楽(サウンドトラック)の入れ方や、選曲が良いからだろう。
ストーリーが頭に入ってしまった現在は、ほとんどムード音楽を聞くような気持ちで、流しっぱなしにしている。
鳳八千代は、つげ義春の描く「古本と少女」や「紅い花」に登場する美少女のような雰囲気を持っていて、この映画では、とても魅力的だ。それ以外の映画やドラマでは、まったく魅力を感じなかったので、彼女の代表作と言っても良いと思う。
とにかく、どこがいいのかさっぱりわからないが、自分だけは大好きな映画…そういう映画があっても良い。
眼の壁 [DVD]
フォーマット | 色, ドルビー, ワイドスクリーン |
コントリビュータ | 松本清張, 大庭秀雄, 高野真二, 朝丘雪路, 佐田啓二, 鳳八千代 |
言語 | 日本語 |
稼働時間 | 1 時間 35 分 |
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商品の説明
Amazonより
奥湯河原山中で、昭和電業の会計課長・関野の自殺死体が発見された。遺された遺書から、彼がパクリ屋一味の詐欺に遭って手形を奪われた責任からのものと判明し、彼の部下だった萩崎(佐田啓二)は一味を追うのだが……。『点と線』と並び松本清張の名を一躍有名にしたベストセラー小説を原作に『君の名は』などの名匠・大庭秀雄監督が描いた社会派ミステリ映画。組織的社会悪による巧妙な犯罪のカラクリなど丁寧に描かれているが、製作当時から時代は移り変わっても悪の本質はさほど変わってはいないことを改めて痛感する。演出が松竹大船メロドラマ調から払拭しきれてはおらず、サスペンスに徹し切れていないのは致し方ないところか。今ならラストのショッキングな設定も併せて、もっとリアルに全体をどぎつく描写することだろう。(増當竜也)
レビュー
製作: 小松秀雄 監督: 大庭秀雄 原作: 松本清張 脚本: 高岩肇 音楽: 池田正義 出演: 宇佐美淳也/高野真二/佐田啓二/左卜全/山路義人/紫千代/西村晃/多々良純/朝丘雪路/渡辺文雄/鳳八千代/織田政雄
-- 内容(「CDジャーナル」データベースより)
登録情報
- アスペクト比 : 2.35:1
- 言語 : 日本語
- 梱包サイズ : 18.03 x 13.76 x 1.48 cm; 83.16 g
- EAN : 4988105046276
- 監督 : 大庭秀雄
- メディア形式 : 色, ドルビー, ワイドスクリーン
- 時間 : 1 時間 35 分
- 発売日 : 2005/11/26
- 出演 : 佐田啓二, 鳳八千代, 高野真二, 朝丘雪路
- 言語 : 日本語 (Mono)
- 販売元 : 松竹ホームビデオ
- ASIN : B000BKJF32
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 241,054位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 1,903位日本のミステリー・サスペンス映画
- - 10,316位日本のドラマ映画
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2019年7月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
朝丘雪路や西村晃、本当に長い間あまり変わらない姿でお仕事をされている。
なんとも不思議な感覚を味わいました。
車のナンバーやサイドミラーがないのが、撮影年代が間違っていないことを突きつけてきます。
内容はわかりやすい伏線がいくつもあるので、もどかしくて面白い。
なんとも不思議な感覚を味わいました。
車のナンバーやサイドミラーがないのが、撮影年代が間違っていないことを突きつけてきます。
内容はわかりやすい伏線がいくつもあるので、もどかしくて面白い。
2020年5月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
手形詐欺にあった責任を取り自殺した上司の無念を晴らそうと、主人公がひとり事件の真相を追う。
お世話になったからという理由だけで何日も有給休暇を消費して犯人探しをするのはちょっと飲み込みにくく、また右翼の大物の影がちらついたり殺人事件に発展したりする割には、主人公が全然危険な目に合わないというのも都合がいい気がする。
もっとも、たびたび現れる謎の美女の存在や、主人公の大学時代の友人である新聞記者・田村のコメディリリーフ的なおかしみもあって、それほど退屈しない。
実際問題、この話はシリアスに描こうと思えばいくらでも描けるだろうし、佐田啓二演じる主人公は常に深刻そうな顔をしていてクスリともしないのだが、新聞記者田村やその同僚が妙におちゃらけていて、そのおかげで映画全体が必要以上に暗くなるのを防いでいる。
前半部分で主人公が夜の街を歩き回りバーによって手がかりを探すシークエンスは、謎が謎を呼ぶ展開であり、戦後の東京の風景も見られ、大人の駆け引きもありといった様子でかなり見ごたえがあった。一方で、後半になり舞台が地方になると、まあいわゆる貧しい田舎の景色しかない上に、ストーリー的にも風呂敷を畳にかかっているので、話の盛り上がりもなくなってしまい……と、いまいちだ。
余談だが、劇中のセリフで「結婚式の日取りはいつ?」「たしか、13日の金曜日」「いやだわ不吉、14日よ」というやりとりがあった。
13日の金曜日が演技が悪いという考えは、もちろん西洋では昔からあったのは知っていたが、日本ではジェイソンの映画がきっかけで浸透したのだとばかり思っていたので、「13日の金曜日」「不吉だわ」というやりとりが戦後すぐからあったのには驚いた。
お世話になったからという理由だけで何日も有給休暇を消費して犯人探しをするのはちょっと飲み込みにくく、また右翼の大物の影がちらついたり殺人事件に発展したりする割には、主人公が全然危険な目に合わないというのも都合がいい気がする。
もっとも、たびたび現れる謎の美女の存在や、主人公の大学時代の友人である新聞記者・田村のコメディリリーフ的なおかしみもあって、それほど退屈しない。
実際問題、この話はシリアスに描こうと思えばいくらでも描けるだろうし、佐田啓二演じる主人公は常に深刻そうな顔をしていてクスリともしないのだが、新聞記者田村やその同僚が妙におちゃらけていて、そのおかげで映画全体が必要以上に暗くなるのを防いでいる。
前半部分で主人公が夜の街を歩き回りバーによって手がかりを探すシークエンスは、謎が謎を呼ぶ展開であり、戦後の東京の風景も見られ、大人の駆け引きもありといった様子でかなり見ごたえがあった。一方で、後半になり舞台が地方になると、まあいわゆる貧しい田舎の景色しかない上に、ストーリー的にも風呂敷を畳にかかっているので、話の盛り上がりもなくなってしまい……と、いまいちだ。
余談だが、劇中のセリフで「結婚式の日取りはいつ?」「たしか、13日の金曜日」「いやだわ不吉、14日よ」というやりとりがあった。
13日の金曜日が演技が悪いという考えは、もちろん西洋では昔からあったのは知っていたが、日本ではジェイソンの映画がきっかけで浸透したのだとばかり思っていたので、「13日の金曜日」「不吉だわ」というやりとりが戦後すぐからあったのには驚いた。
2021年9月29日に日本でレビュー済み
この映画は、まだ公開されて間もないころ、家族といっしょに劇場で観た。まだ、小学校低学年のころで、ストーリーなどは、全く理解できなかった。かろうじて記憶にあるのは、『眼の壁』というタイトル、そして事件の黒幕の男が、黒い液体で満たされた浴槽に飛び込むシーン、このふたつのみである。
今回、松竹株式会社ビデオ事業室のDVDで鑑賞した。名作だと思ったが、ひとつ気になったのは、主人公を演じた佐田啓二(1926~1964)の演技が暗すぎることである。そういう役柄として演じたのだろうが、それにしても暗すぎる。この演技が、映画を必要以上に重苦しいものにしていた。
一方、主人公の大学時代からの友人で、新聞記者・田村を演じた高野真二さんの演技は明るい。この高野さんの明るさが、佐田の暗さを補っている。明るいと言えば、田村記者の婚約者・章子を演じた朝丘雪路(1935~2018)の演技も明るい。なお、田村記者の婚約者という役柄は、松本清張の原作には登場しない。
この映画では、印象に残った場面が、たくさんあった。そのうちの三つを、順に紹介してみよう。いずれの場面にも、「昭和30年代」の空気が漂っている。
第一は、主人公の会社員・萩崎竜雄(佐田啓二)が、「事件」の手がかりを求めて、山杉商事という金融会社を訪ねる場面である。映画では、この金融会社は千代田区万世橋のビルの二階にある。当時、このビルが何と呼ばれていたかは不明だが、今日の「東芝万世橋ビル」の位置に建っていたようだ。ビルの前は大通りで、ひんぱんに都電が往復している。自動車の通行も多い。すぐ近くに、昌平橋交差点をまたぐ総武線の鉄橋が見える。
山杉商事の社長は不在で、萩崎は、社長秘書の上崎絵津子(鳳八千代さん)と面談する。そのあと、通りの反対側にある喫茶店に入って、しばらく山杉商事を見張る。すると、上崎絵津子が出てきて、高級外車に乗り込んだ。あわてて喫茶店を出た萩崎は、タクシーをつかまえ、「あの車を追ってくれ」と言う。この一連の場面が良かった。
第二は、東京駅発の東海道線のボックス席で、新聞記者の田村満吉(高野真二さん)と萩崎が、「事件」について情報交換する場面である。田村満吉は、その日、結婚式を終えたばかりで、新婦の章子(朝丘雪路)と熱海に向かっていた。そのボックス席に萩崎がやってきて、事件の話になる。萩崎は、これから名古屋まで赴き、そこで事件の手がかりを捜すと言う。
田村夫妻は、熱海駅で下車するはずだったが、満吉は、萩崎と話しているうちに事件のことが気になり、自分もこのまま名古屋に行くと言い出す。新婦が妙に物わかりのよい人で、新婚旅行は中断。新婦の章子は、岐阜にある親戚の家に向かうことになる。
名古屋駅で下車する萩崎と田村。動きはじめた列車のデッキに立ち、「しっかりね!」と言って、笑顔で手を振る章子。そう、この当時の列車には、デッキというものが付いていたのである。
第三は、萩崎が、事件関係者に関する情報を得ようと、長野県牧口村の村役場を訪ねる場面。古い民家のような門構えで、明治大正時代の村役場といった感じである。原作では、窓口で四十円の閲覧料を支払ったことになっているが、映画では、その場面はない。
窓口の後方に、「戸籍簿」と右書きで書かれている戸棚がある。中には、「出寄留綴」、「戸籍簿一」、「戸籍簿二」、「戸籍簿三」、「戸籍簿四」などと記された分厚い綴りが並んでいる。このあたりが、リアルである。「出寄留綴」は、「できりゅうつづり」と読むのであろう。初老の吏員(遠山文雄)が、「戸籍簿二」と書かれた綴りを手にして、窓口に戻ってくる。
なお、牧口村というのは架空の村名である。しかし、この村役場のシーンは、実際に、どこかの村役場を借りて撮影したのではあるまいか。
今回、松竹株式会社ビデオ事業室のDVDで鑑賞した。名作だと思ったが、ひとつ気になったのは、主人公を演じた佐田啓二(1926~1964)の演技が暗すぎることである。そういう役柄として演じたのだろうが、それにしても暗すぎる。この演技が、映画を必要以上に重苦しいものにしていた。
一方、主人公の大学時代からの友人で、新聞記者・田村を演じた高野真二さんの演技は明るい。この高野さんの明るさが、佐田の暗さを補っている。明るいと言えば、田村記者の婚約者・章子を演じた朝丘雪路(1935~2018)の演技も明るい。なお、田村記者の婚約者という役柄は、松本清張の原作には登場しない。
この映画では、印象に残った場面が、たくさんあった。そのうちの三つを、順に紹介してみよう。いずれの場面にも、「昭和30年代」の空気が漂っている。
第一は、主人公の会社員・萩崎竜雄(佐田啓二)が、「事件」の手がかりを求めて、山杉商事という金融会社を訪ねる場面である。映画では、この金融会社は千代田区万世橋のビルの二階にある。当時、このビルが何と呼ばれていたかは不明だが、今日の「東芝万世橋ビル」の位置に建っていたようだ。ビルの前は大通りで、ひんぱんに都電が往復している。自動車の通行も多い。すぐ近くに、昌平橋交差点をまたぐ総武線の鉄橋が見える。
山杉商事の社長は不在で、萩崎は、社長秘書の上崎絵津子(鳳八千代さん)と面談する。そのあと、通りの反対側にある喫茶店に入って、しばらく山杉商事を見張る。すると、上崎絵津子が出てきて、高級外車に乗り込んだ。あわてて喫茶店を出た萩崎は、タクシーをつかまえ、「あの車を追ってくれ」と言う。この一連の場面が良かった。
第二は、東京駅発の東海道線のボックス席で、新聞記者の田村満吉(高野真二さん)と萩崎が、「事件」について情報交換する場面である。田村満吉は、その日、結婚式を終えたばかりで、新婦の章子(朝丘雪路)と熱海に向かっていた。そのボックス席に萩崎がやってきて、事件の話になる。萩崎は、これから名古屋まで赴き、そこで事件の手がかりを捜すと言う。
田村夫妻は、熱海駅で下車するはずだったが、満吉は、萩崎と話しているうちに事件のことが気になり、自分もこのまま名古屋に行くと言い出す。新婦が妙に物わかりのよい人で、新婚旅行は中断。新婦の章子は、岐阜にある親戚の家に向かうことになる。
名古屋駅で下車する萩崎と田村。動きはじめた列車のデッキに立ち、「しっかりね!」と言って、笑顔で手を振る章子。そう、この当時の列車には、デッキというものが付いていたのである。
第三は、萩崎が、事件関係者に関する情報を得ようと、長野県牧口村の村役場を訪ねる場面。古い民家のような門構えで、明治大正時代の村役場といった感じである。原作では、窓口で四十円の閲覧料を支払ったことになっているが、映画では、その場面はない。
窓口の後方に、「戸籍簿」と右書きで書かれている戸棚がある。中には、「出寄留綴」、「戸籍簿一」、「戸籍簿二」、「戸籍簿三」、「戸籍簿四」などと記された分厚い綴りが並んでいる。このあたりが、リアルである。「出寄留綴」は、「できりゅうつづり」と読むのであろう。初老の吏員(遠山文雄)が、「戸籍簿二」と書かれた綴りを手にして、窓口に戻ってくる。
なお、牧口村というのは架空の村名である。しかし、この村役場のシーンは、実際に、どこかの村役場を借りて撮影したのではあるまいか。
2021年6月29日に日本でレビュー済み
少し前になりますが、サブスクにて松本清張さんものを
三本見ました。他は「風の視線」「内海の輪」でした
でしょうか。。
このうち二本は、佐田啓二さん出演なのでここの私の
ニックネームのとおり、映画おっかけ理由で見ました。
この映画は、中でも清張さんらしい謎解きがあり、特に
よかったです。(さすが、佐田さんするどい私探偵、、
~警察は第二課ものだったらしい)
まさか、薬(としか書かない) がすごいどんずまりにある
とは。。
この映画のタイトルの「眼の壁」のご紹介もここであっ
たが、私は「壁に耳あり、障子に眼あり」のその類かと。。
それにしても、佐田さん・鳳八千代さん役といえども
ステキだった、よかったです。
三本見ました。他は「風の視線」「内海の輪」でした
でしょうか。。
このうち二本は、佐田啓二さん出演なのでここの私の
ニックネームのとおり、映画おっかけ理由で見ました。
この映画は、中でも清張さんらしい謎解きがあり、特に
よかったです。(さすが、佐田さんするどい私探偵、、
~警察は第二課ものだったらしい)
まさか、薬(としか書かない) がすごいどんずまりにある
とは。。
この映画のタイトルの「眼の壁」のご紹介もここであっ
たが、私は「壁に耳あり、障子に眼あり」のその類かと。。
それにしても、佐田さん・鳳八千代さん役といえども
ステキだった、よかったです。
2019年8月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
おそらく当時は今よりもっと深刻だったであろう部落差別問題も絡んでいる作品で、
その視点から見るとさらに切ない。
その視点から見るとさらに切ない。
2021年2月19日に日本でレビュー済み
原作未読。「眼の壁」って何だろうか。Wiki によると、台風の目を英語で eyewall と言い、日本語では「目の壁」あるいは「眼の壁雲」と言われ、転じて「激しく動いている物事の中心にあり、それを引き起こす原因となっている人や物」という意味の慣用句としても使用される、とのこと。松本清張が付ける題名は、どれも意味深。
電機メーカー会計課の、人のいい上司が、会社の危機を救おうと資金調達に奔走した挙句、大金の詐欺に逢い、それを苦に妻子を遺して自殺する。義憤にかられた部下、萩崎(佐田啓二)が詐欺の真相を調べようと一人で動き・・・
非常にミステリアスでありサスペンス感もたまらない。何がどうなっているのか、真相を求めて暗中模索する萩崎に視聴者目線は釘付けにされる。上司の敵討ちよりも、謎の女の追跡に話の重点が移り、意外な人間相関が明らかになっていく感じは松本清張ならでは。
音楽もいい。池田正義という方は知らないが、オープニング曲はレスピーギの「ローマの祭り」チルチェンセスを想起。
電機メーカー会計課の、人のいい上司が、会社の危機を救おうと資金調達に奔走した挙句、大金の詐欺に逢い、それを苦に妻子を遺して自殺する。義憤にかられた部下、萩崎(佐田啓二)が詐欺の真相を調べようと一人で動き・・・
非常にミステリアスでありサスペンス感もたまらない。何がどうなっているのか、真相を求めて暗中模索する萩崎に視聴者目線は釘付けにされる。上司の敵討ちよりも、謎の女の追跡に話の重点が移り、意外な人間相関が明らかになっていく感じは松本清張ならでは。
音楽もいい。池田正義という方は知らないが、オープニング曲はレスピーギの「ローマの祭り」チルチェンセスを想起。
2020年4月1日に日本でレビュー済み
黒白なのがいいです。佐田啓二が優秀に満ちた美男でいいです。
あの時代、東京でも、近所に鬱蒼とした門構えの家や戦争で焼けた庭園の跡が草茫々であり、今にも恐ろしいものが出てきそうな謎がありました。そんな手作り感のある日常が背景にあります。お話はちょっとできがいまいち。
でも一気に見られました。コロナ禍で、閉じこもってる年寄りは大いに楽しみましたよ。
あの時代、東京でも、近所に鬱蒼とした門構えの家や戦争で焼けた庭園の跡が草茫々であり、今にも恐ろしいものが出てきそうな謎がありました。そんな手作り感のある日常が背景にあります。お話はちょっとできがいまいち。
でも一気に見られました。コロナ禍で、閉じこもってる年寄りは大いに楽しみましたよ。