メディア掲載レビューほか
次代を担う大器といわれる新生ジャズ・サックス奏者の3作目。大物ドラマーのジミー・コブ率いるトリオをバックに、ニューヨークSMOKEでライヴ収録されたリアル・ジャズ・アルバム。
-- 内容(「CDジャーナル」データベースより)
矢野のアルトサックスに感銘を受けたドラマー、ジミー・コブの招きでNYのクラブに出演した時の模様を収めたライヴ盤。矢野が絶好調だ。まずは「アイ・ガット・リズム」でいきなりエンジン全開、気合十分に吹きまくり、観客を惹きつけてしまう。そりゃそうだろう。ハイティーンの日本の少女がサックスをブリブリ吹くのである。コブのほか、ピアノの名手リチャード・ワイアンズも参加。彼は大ベテランだが、ジャズ・スピリットたぎらせた含蓄のあるソロは見事だ。……さらに成長を遂げた矢野の姿が頼もしい、元気をもらえるCD。 (上村敏晃) --- 2005年12月号 -- 内容 (「CDジャーナル・レビュー」より)