お届け先を選択

さらば夏の光 [DVD]

3.1 5つ星のうち3.1 7個の評価

仕様
価格
新品 中古品
DVD 1枚組
¥1,800
DVD 通常版
¥5,321
フォーマット 色, ドルビー, ワイドスクリーン
コントリビュータ 横内正, 岡田茉莉子, 長谷川竜生, 山田正弘, 吉田喜重
言語 日本語
稼働時間 1 時間 36 分

【まとめ買いフェア開催中】よりどり2点以上で5%OFF
アウトドア用品、ファッション、食品・飲料、母の日ギフト、父の日ギフト関連商品など、10万点を超える対象アイテムからよりどり2点以上で5%OFF。 セール会場はこちら

商品の説明

レビュー

製作: 曽志崎信二 監督・脚本: 吉田喜重 脚本: 山田正弘/長谷川龍生 撮影: 奥村祐治 音楽デザイン: 一柳慧 出演: 岡田茉莉子/横内正/ポール・ボーヴェ/エレーヌ・スビエル
--
内容(「CDジャーナル」データベースより)

登録情報

  • アスペクト比 ‏ : ‎ 2.35:1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 梱包サイズ ‏ : ‎ 18.03 x 13.76 x 1.48 cm; 83.16 g
  • EAN ‏ : ‎ 4988102192631
  • 監督 ‏ : ‎ 吉田喜重
  • メディア形式 ‏ : ‎ 色, ドルビー, ワイドスクリーン
  • 時間 ‏ : ‎ 1 時間 36 分
  • 発売日 ‏ : ‎ 2005/11/25
  • 出演 ‏ : ‎ 岡田茉莉子, 横内正
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語 (Mono)
  • 販売元 ‏ : ‎ ジェネオン エンタテインメント
  • ASIN ‏ : ‎ B000BKJJ60
  • ディスク枚数 ‏ : ‎ 1
  • カスタマーレビュー:
    3.1 5つ星のうち3.1 7個の評価

カスタマーレビュー

星5つ中3.1つ
5つのうち3.1つ
7グローバルレーティング

この商品をレビュー

他のお客様にも意見を伝えましょう

上位レビュー、対象国: 日本

2020年5月2日に日本でレビュー済み
岡田茉莉子と横内正のモノローグと会話を中心に、舞台はリスボン→マドリッド→パリ→ストックホルム→コペンハーゲン→アムステルダム→パリ→ローマ、と移動していきます。ヨーロッパの美しい景色をバックに二人の微妙な心の変化が淡々と描かれていきます。映像も音楽も美しいです。岡田茉莉子のファッションも素敵でした。ラストは切ないですが、二人の一夏の恋の物語を一緒に経験した気分になりました。
2022年4月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
正確な表現かどうかともかく「観念的な映画」と言っておけば、観てない人への適切な紹介になるかもしれない。

確かに他のレビュアーの言うように、吉田=長谷川のコンビがモノクロームで極めた画面がなぜかカラーでは達成されていない。構図の完成度や凝りようはそのままに、色調が完全に70年代の日本映画なのである。だからポルトガルを撮ってもスウェーデンを撮ってもどれも全部70年代の邦画に見えてしまう。
「告白的女優論」でもそうだった。

モノクロームでは無機質な感覚があれだけ研ぎ澄まされた輝きを放っていたのに、これはなぜだろう。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2008年4月9日に日本でレビュー済み
吉田喜重監督といえば松竹ヌーベルバーグ。
個人的には、吉田喜重監督が一番好きで、作品の出来不出来の波が少ないように思います。よい意味で、どれを見ても一見して吉田印の緊張感は維持されています。

この作品は、BOXでは「性と政治の季節」と名づけられ、一連の名作群「エロス+虐殺」「煉獄エロイカ」「告白的女優論」に発展していく直前の時期のもの。
他が余りに傑作の名をほしいままにしている一方、この作品だけはスルーされている感じです。

製作される経緯は、某有名航空会社が旅行のアピールを目的に、世界各国を移動して回ることを条件に、吉田監督に依頼したのだそうです。
クルーも数名、俳優は2名という、極めて小編成で作られています。
脚本も、行った先々で吉田監督が即興で考えていたようです。
見てみると、作りこまれた完成度の高さは感じません。
ですが、いい意味で吉田監督の他の作品にはないリアルさというか、勢いみたいなものが感じられて気に入っています。

吉田監督といえば、グルグル回るカメラ、無機質な映像、熟語重視の台詞、美しい逆光が印象的です。
ですが、あのモノクロ映画で極められた映像的な特質を、カラーで再現できている作品があるかといえばちょっと思い出せません。
個人的には、この映画の光の粒子の粗さや、世界各国の町並みのとらえ方が唯一うまくいっているものではないかと感じています。

全然見当違いかもしれませんが、吉田監督の醒めた映像を見るたびに、コルビュジエの白の時代とアントニオーニ監督の愛の不毛の時期を思い出します。
この映画もアントニオーニ監督の映画のように男女が彷徨うんですが。

この作品、有名作品ではありませんが、なんとなく忘れられない小品です。
肩肘を張って「煉獄エロイカ」あたりを見た後に、少々肩の力を抜いて味わうといいかもしれません。
13人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2008年12月29日に日本でレビュー済み
これは学芸会か?それともフランスが遠かった時代の極東のフランスかぶれの知識人の頭に巣くった現実には存在しないヨーロッパ幻想が生み出した奇怪な産物なのでしょうか。ストーリーも何もあったもんじゃないですね。何とかして筋をフォローしようとするのですが、途中で降参。せりふも陳腐で不可解。外国語(英語)での会話も全て教科書の朗読のようで、後からsuperimposeされたようで、何の現実感もありません。不思議なことにどの場所の現地の人間もほとんど会話の相手としては登場することありません。例外は、この現実感の欠落した外国語の会話に曲がりなりにも登場するのは2人のパリに居住するアメリカ人姉妹だったというのは意味深です。たしかに美しい夏のヨーロッパの風景は満載です。リスボン、セビリア、パリ、ストックホルム、コペンハーゲン、アムステルダム、ローマの今と余り変わりのない風景が満載です。特筆すべきは、森英恵デザインの服ですね。岡田さんというのは日本人の典型的な体型の女優なのですが、色彩(黄色、白、赤、紫)とデザインが見事にヨーロッパの夏の風景にマッチしていて、1968年という時代をまったく感じさせません。横内正さんの服装も見事で、シャツ、とっくりのセーター、細身のスーツ、そしてトレンチコートといいどれも見事なものです。最後に、1968年夏という現代史の激動の時代を背景としてヨーロッパで撮られた作品とは思えません。ところで、これは1967年の日本航空の世界一周路線開設を記念して作られた作品なのでしょうか?懐かしいですね。いまやどの飛行機会社にもそんな贅沢は許されません。そして映画製作も。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート