主演の藤田進のジョジョ顔に、男も惚れました。
藤田演じる加藤建夫部隊長の奉読シーンに、この作品のテーマが現れているので、以下に紹介します。
ひとつッ
軍人は忠節を尽くすを本分とすべし
およそ生を我が国に受くる者
誰かは国に報ゆるの心無かるべき
まして軍人たらん者は この心の固からでは
ものの用に立ちうべしとも思われず
軍人にして報国の心 堅固ならざるは
いかほど技芸に熟し学術に長ずるも なお遇人に等しかるべし
その隊伍も整い 節制も正しくとも 忠節を存ぜざる軍隊は
事に臨みて 烏合の衆に同じかるべし
およそ国家を保護し国権を維持するは 兵力にあれば
兵力の消長は これ国運の盛衰なることをわきまえ
世論に惑わず 政治にかかわらず ただただ一途に己が本分の忠節を守り
義は山岳よりも重く 死は鴻毛(こうもう)よりも軽しと覚悟せよ
この操を破りて不覚を取り 汚名を受くるなかれ
加藤隼戦闘隊 [DVD]
フォーマット | ブラック&ホワイト |
コントリビュータ | 黒川弥太郎, 藤田進, 灰田勝彦, 山本嘉次郎, 大河内傳次郎 |
言語 | 日本語 |
稼働時間 | 1 時間 50 分 |
【まとめ買いフェア開催中】よりどり2点以上で5%OFF
アウトドア用品、ファッション、食品・飲料、母の日ギフト、父の日ギフト関連商品など、10万点を超える対象アイテムからよりどり2点以上で5%OFF。 セール会場はこちら
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
商品の説明
Amazonより
太平洋戦争が始まってまもない頃、当時の日本陸軍の誇る戦闘機「隼」を駆って、数々の武勲を立てて軍神と謳われた加藤建夫隊長の活躍を描いた戦争映画。監督は『ハワイ・マレー沖海戦』に続いて、黒澤明などの師匠としても知られる山本嘉次郎監督が手がけた大作である。戦時中に作られた戦意昂揚映画としての側面を見逃すことは決して出来ないものの、本物の戦闘機が編隊を組んで大空を舞うさまなど、今の日本では実現不可能な本物のダイナミックあふれるシーンが次々と繰り出されていくのには圧倒される。映画そのものとしての語り口も淡々としながらテンポはよく観ていて飽きさせない。その他、主演を務める藤田進の名演、円谷英二による秀逸な特撮など、映画としての長所を讃えるところを多分に持ちえる快作として大いに認めたいところだ。(増當竜也)
レビュー
監督・脚本: 山本嘉次郎 脚本: 山崎健太 特技監督: 円谷英二 出演: 藤田進/大河内伝次郎/黒川弥太郎/灰田勝彦/志村喬
-- 内容(「CDジャーナル」データベースより)
登録情報
- アスペクト比 : 1.33:1
- 言語 : 日本語
- 梱包サイズ : 18.03 x 13.76 x 1.48 cm; 83.16 g
- EAN : 4988104033437
- 監督 : 山本嘉次郎
- メディア形式 : ブラック&ホワイト
- 時間 : 1 時間 50 分
- 発売日 : 2005/12/23
- 出演 : 大河内傳次郎, 藤田進, 灰田勝彦, 黒川弥太郎
- 字幕: : 日本語
- 販売元 : 東宝
- ASIN : B000BN9AES
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 61,925位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 127位日本の戦争映画
- - 304位日本の特撮映画
- - 817位日本のアクション映画
- カスタマーレビュー:
イメージ付きのレビュー
5 星
現代人と当世人では、戦争に対する心象に乖離あり
主演の藤田進のジョジョ顔に、男も惚れました。藤田演じる加藤建夫部隊長の奉読シーンに、この作品のテーマが現れているので、以下に紹介します。ひとつッ 軍人は忠節を尽くすを本分とすべしおよそ生を我が国に受くる者 誰かは国に報ゆるの心無かるべきまして軍人たらん者は この心の固からでは ものの用に立ちうべしとも思われず軍人にして報国の心 堅固ならざるは いかほど技芸に熟し学術に長ずるも なお遇人に等しかるべしその隊伍も整い 節制も正しくとも 忠節を存ぜざる軍隊は 事に臨みて 烏合の衆に同じかるべしおよそ国家を保護し国権を維持するは 兵力にあれば 兵力の消長は これ国運の盛衰なることをわきまえ 世論に惑わず 政治にかかわらず ただただ一途に己が本分の忠節を守り 義は山岳よりも重く 死は鴻毛(こうもう)よりも軽しと覚悟せよこの操を破りて不覚を取り 汚名を受くるなかれ
フィードバックをお寄せいただきありがとうございます
申し訳ありませんが、エラーが発生しました
申し訳ありませんが、レビューを読み込めませんでした
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2015年5月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
主演の藤田進のジョジョ顔に、男も惚れました。
藤田演じる加藤建夫部隊長の奉読シーンに、この作品のテーマが現れているので、以下に紹介します。
ひとつッ
軍人は忠節を尽くすを本分とすべし
およそ生を我が国に受くる者
誰かは国に報ゆるの心無かるべき
まして軍人たらん者は この心の固からでは
ものの用に立ちうべしとも思われず
軍人にして報国の心 堅固ならざるは
いかほど技芸に熟し学術に長ずるも なお遇人に等しかるべし
その隊伍も整い 節制も正しくとも 忠節を存ぜざる軍隊は
事に臨みて 烏合の衆に同じかるべし
およそ国家を保護し国権を維持するは 兵力にあれば
兵力の消長は これ国運の盛衰なることをわきまえ
世論に惑わず 政治にかかわらず ただただ一途に己が本分の忠節を守り
義は山岳よりも重く 死は鴻毛(こうもう)よりも軽しと覚悟せよ
この操を破りて不覚を取り 汚名を受くるなかれ
藤田演じる加藤建夫部隊長の奉読シーンに、この作品のテーマが現れているので、以下に紹介します。
ひとつッ
軍人は忠節を尽くすを本分とすべし
およそ生を我が国に受くる者
誰かは国に報ゆるの心無かるべき
まして軍人たらん者は この心の固からでは
ものの用に立ちうべしとも思われず
軍人にして報国の心 堅固ならざるは
いかほど技芸に熟し学術に長ずるも なお遇人に等しかるべし
その隊伍も整い 節制も正しくとも 忠節を存ぜざる軍隊は
事に臨みて 烏合の衆に同じかるべし
およそ国家を保護し国権を維持するは 兵力にあれば
兵力の消長は これ国運の盛衰なることをわきまえ
世論に惑わず 政治にかかわらず ただただ一途に己が本分の忠節を守り
義は山岳よりも重く 死は鴻毛(こうもう)よりも軽しと覚悟せよ
この操を破りて不覚を取り 汚名を受くるなかれ
このレビューの画像
2023年9月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
一式戦や九七重爆の実機による編隊飛行シーンは他ではなかなか見られないので、その意味では歴史的価値は大きい作品と言える。ただ、内容的には戦時中の時間的・予算的制約の中での制作であったことを思わせる中途半端なセミドキュメンタリーに終わっているのが残念なところ。せめて加藤中佐の最期は「ナレ死」ではなく、何らかの形で映像化してほしかった…
2015年7月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
太平洋戦争に、準備が間に合わず、わずかな数の隼で突入した陸軍。
戦闘機としてのスペックは、ほんとうに貧弱でした。
軽戦も軽戦、超軽戦でした。
が、加藤隼戦闘隊の実績は燦然と輝いています。
軍歌のなかで、いちばん好きと言う人も多い「加藤隼戦闘隊」、作詞は黒江少佐だったそうですね。
数年に1度は観る名作です。
戦闘機としてのスペックは、ほんとうに貧弱でした。
軽戦も軽戦、超軽戦でした。
が、加藤隼戦闘隊の実績は燦然と輝いています。
軍歌のなかで、いちばん好きと言う人も多い「加藤隼戦闘隊」、作詞は黒江少佐だったそうですね。
数年に1度は観る名作です。
2023年1月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
良かったです。リアル!
変に感情的にならず、淡々と加藤さんの話を伝えていくところが好感持てました。
戦闘シーンは圧巻です。
戦時中公開映画とのことですが、特別戦意高揚の意図は感じられなかったです。
敗戦後特有のプロパガンダ的な影響を受けてない貴重な戦争映画という意味でも見たほうが良いと思います。
難点は、仕方ないことなのですが、画像も音声も悪く、分かりにくい;;
たまたま個人のブログでストーリーを文字起こししてくれてるサイトがあって見ながら鑑賞しました。
非常に助かりました(^^;;
ラストは、当時の有名人という事で「みんな知ってる」事を前提とした演出?
知っていれば感動出来るのだろうけど。
事前に予習しておいて良かったです。
音と映像が良ければ☆5です♪
無茶ですが(^^;;
変に感情的にならず、淡々と加藤さんの話を伝えていくところが好感持てました。
戦闘シーンは圧巻です。
戦時中公開映画とのことですが、特別戦意高揚の意図は感じられなかったです。
敗戦後特有のプロパガンダ的な影響を受けてない貴重な戦争映画という意味でも見たほうが良いと思います。
難点は、仕方ないことなのですが、画像も音声も悪く、分かりにくい;;
たまたま個人のブログでストーリーを文字起こししてくれてるサイトがあって見ながら鑑賞しました。
非常に助かりました(^^;;
ラストは、当時の有名人という事で「みんな知ってる」事を前提とした演出?
知っていれば感動出来るのだろうけど。
事前に予習しておいて良かったです。
音と映像が良ければ☆5です♪
無茶ですが(^^;;
2014年1月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
戦時中に見て興奮していたことを思い出す。今考えてみるとこんな武装は貧弱で華奢な戦闘機で良く戦ったものだと思う。もう少し命を大切にする戦い方をしていれば敗戦ではなく違った結果が出ていたかもしれないと思う。
2013年5月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この『加藤隼戦闘隊』は昭和19年公開の、いわゆる戦時プロパガンダ映画であります。
しかし、むやみに戦争を煽ることをしておらず、加藤健夫中佐の事績や人柄を淡々としたトーンで描いているのです。
セミドキュメンタリーともいえる内容で、正直なところ、あまり戦意高揚には貢献しない映画かもしれません。
ただ、それだけでに、映画としてはとても楽しめます。
帝国陸軍の協力による実機による撮影は、今の基準からすると信じられないくらいのスケールです。
特に、パレンパン空挺作戦でのパラシュート部隊の映像など、実際にパラシュート降下をさせているわけですから驚きであります。CG全盛の昨今では、おそらくCG処理で済ませてしまうしょうね……。
そして何よりも、加藤隊長を演じた藤田進の名演。
21世紀を生きる私たちにも、人間・加藤健夫の魅力が伝わってきます。
戦意高揚で作られた映画だというフィルターを外し、一本の映画として、一度は見てほしいと思いました。
しかし、むやみに戦争を煽ることをしておらず、加藤健夫中佐の事績や人柄を淡々としたトーンで描いているのです。
セミドキュメンタリーともいえる内容で、正直なところ、あまり戦意高揚には貢献しない映画かもしれません。
ただ、それだけでに、映画としてはとても楽しめます。
帝国陸軍の協力による実機による撮影は、今の基準からすると信じられないくらいのスケールです。
特に、パレンパン空挺作戦でのパラシュート部隊の映像など、実際にパラシュート降下をさせているわけですから驚きであります。CG全盛の昨今では、おそらくCG処理で済ませてしまうしょうね……。
そして何よりも、加藤隊長を演じた藤田進の名演。
21世紀を生きる私たちにも、人間・加藤健夫の魅力が伝わってきます。
戦意高揚で作られた映画だというフィルターを外し、一本の映画として、一度は見てほしいと思いました。
2021年2月6日に日本でレビュー済み
他界した祖父が陸軍の整備士官であったこともあり、子供の頃から戦後の戦争映画はいろいろ観てきました。
兵隊さんの所作が芝居がかっている(まあ、当然ですが)
お涙頂戴だったり、やたら左翼がかった脚本等々、戦後教育で育った世代によって造られたであろう映画がほとんどです。
最初この映画を観る前は、さぞや軍国主義丸出しのプロパガンダ映画なのだろう・・・という先入観でした。
ところが、今まで観た戦争映画より、はるかに穏やかで自然な兵隊さんの姿が描かれていました。
まずは、所作が本当に自然かつメリハリのあることに一番驚きました。
その一つが敬礼の仕方
戦後の一般的な映画では上官も部下も硬い敬礼が多いですよね。
ところが、この映画ではまるでご近所さん同士が会釈するかのように、どうもどうもと頭を下げながら敬礼しているのです(笑)もちろんTPOはあるのでしょうが・・・
出てくる役者さんは、役者といっても徴兵制度により一定期間兵役を務めた本物でもあるわけです。
加藤隊長の普段の喋り方と、訓示や無線通信の際の喋り方のメリハリも面白い。
そして本当にぶったまげたのが、加藤隊長役の藤田進が本物の隼を発進させていること!(動かしている)
ミリタリーファンにとってもたまらない映像の数々でしょうね
祖父が私が小さい時に、プラモデルのゼロ戦だか隼だかを作っていたら、日の丸も筆で描いたもんだよと言うんです。
納品時は工場で綺麗に描かれているけど、あっという間に汚れたり剥がれたりするので、定期的にフリーハンドで描いたそうです。
この映画に出てくる機体のペイントもまさにフリーハンド!
本当にリアルです。
当時英語は禁止で鬼畜米英などと戦後映画では殺気立った描かれ方が多いですが、それだけが全てでもなかったようです。
取り留めもありませんが、当時のこういう映画も右左関係なく是非一度観てほしいですね。
兵隊さんの所作が芝居がかっている(まあ、当然ですが)
お涙頂戴だったり、やたら左翼がかった脚本等々、戦後教育で育った世代によって造られたであろう映画がほとんどです。
最初この映画を観る前は、さぞや軍国主義丸出しのプロパガンダ映画なのだろう・・・という先入観でした。
ところが、今まで観た戦争映画より、はるかに穏やかで自然な兵隊さんの姿が描かれていました。
まずは、所作が本当に自然かつメリハリのあることに一番驚きました。
その一つが敬礼の仕方
戦後の一般的な映画では上官も部下も硬い敬礼が多いですよね。
ところが、この映画ではまるでご近所さん同士が会釈するかのように、どうもどうもと頭を下げながら敬礼しているのです(笑)もちろんTPOはあるのでしょうが・・・
出てくる役者さんは、役者といっても徴兵制度により一定期間兵役を務めた本物でもあるわけです。
加藤隊長の普段の喋り方と、訓示や無線通信の際の喋り方のメリハリも面白い。
そして本当にぶったまげたのが、加藤隊長役の藤田進が本物の隼を発進させていること!(動かしている)
ミリタリーファンにとってもたまらない映像の数々でしょうね
祖父が私が小さい時に、プラモデルのゼロ戦だか隼だかを作っていたら、日の丸も筆で描いたもんだよと言うんです。
納品時は工場で綺麗に描かれているけど、あっという間に汚れたり剥がれたりするので、定期的にフリーハンドで描いたそうです。
この映画に出てくる機体のペイントもまさにフリーハンド!
本当にリアルです。
当時英語は禁止で鬼畜米英などと戦後映画では殺気立った描かれ方が多いですが、それだけが全てでもなかったようです。
取り留めもありませんが、当時のこういう映画も右左関係なく是非一度観てほしいですね。
2021年9月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
父は、陸軍航空部隊第64戦隊の最後の隊員の一人でした。
父の存命中は、私はそのことにほとんど関心を持たずにいたのですが、最近になって、生きているうちにもっと話を聞いておけばよかったと思います。
加藤隊長の伝説的な活躍は、本などを通して多少知っていましたが、実物の戦闘機や80年前の映画としては迫力のある交戦シーン、仏印各地の状況が思い浮かべられて、とても興味深く拝見しました。
歴史的な価値の高い映画だと思います。
父の存命中は、私はそのことにほとんど関心を持たずにいたのですが、最近になって、生きているうちにもっと話を聞いておけばよかったと思います。
加藤隊長の伝説的な活躍は、本などを通して多少知っていましたが、実物の戦闘機や80年前の映画としては迫力のある交戦シーン、仏印各地の状況が思い浮かべられて、とても興味深く拝見しました。
歴史的な価値の高い映画だと思います。