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モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番&第25番

4.6 5つ星のうち4.6 20個の評価

仕様
価格
新品 中古品
CD, 2004/6/30 1枚組
¥3,200 ¥485
CD, 2005/12/14 1枚組
¥449

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曲目リスト

1 ピアノ協奏曲 第20番 ニ短調 K.466 拍手
2 ピアノ協奏曲 第20番 ニ短調 K.466 第1楽章: Allegro
3 ピアノ協奏曲 第20番 ニ短調 K.466 第2楽章: Romance
4 ピアノ協奏曲 第20番 ニ短調 K.466 第3楽章: Allegro assai
5 ピアノ協奏曲 第20番 ニ短調 K.466 拍手
6 ピアノ協奏曲 第25番 ハ長調 K.503 第1楽章: Allegro maestoso
7 ピアノ協奏曲 第25番 ハ長調 K.503 第2楽章: Andante
8 ピアノ協奏曲 第25番 ハ長調 K.503 第3楽章: Allegretto
9 ピアノ協奏曲 第25番 ハ長調 K.503 拍手

商品の説明

メディア掲載レビューほか

モーツァルト(1756-1791)生誕250年記念。ドイツ・グラモフォンの名演・名盤からモーツァルトの音源をセレクトした`モーツァルト・ベスト1500`シリーズ(全50タイトル)。本作はコード・ガーベン指揮、ピアニスト、アルトゥーロ・ベネディッティ・ミケランジェリ他による1989年録音盤。 (C)RS

登録情報

  • メーカーにより製造中止になりました ‏ : ‎ いいえ
  • 梱包サイズ ‏ : ‎ 14.09 x 12.63 x 1.37 cm; 80.32 g
  • メーカー ‏ : ‎ ユニバーサル ミュージック クラシック
  • EAN ‏ : ‎ 4988005412300
  • 時間 ‏ : ‎ 1 時間 8 分
  • レーベル ‏ : ‎ ユニバーサル ミュージック クラシック
  • ASIN ‏ : ‎ B000BR2O6U
  • ディスク枚数 ‏ : ‎ 1
  • カスタマーレビュー:
    4.6 5つ星のうち4.6 20個の評価

カスタマーレビュー

星5つ中4.6つ
5つのうち4.6つ
20グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2018年10月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
とても丁寧でなだらかで淀みない、美しいピアノでした。
特に20番は全体的にゆったりとしたテンポなので優美な感じがします。
個人的にはもう少し緩急・強弱の勢いがはっきりした演奏のほうが好きで、
こういう20番は初めて聴きましたが(ハスキルとかブリュショルリが好きです)、
ミニアチュールを描くかの様なこまやかさや余白の美とか、そんな風なものも感じました。
カデンツァは確かにすごく個性に溢れていて、思わず身じろぎもせず聴き入ってしまいます。
もし会場にいられたなら、文字通り息をのんで、固唾をのんで見守っていたでしょう。
少しの雑音でも入って欲しくない、そう思わせる様な静かで厳かな雰囲気でした。
私には音楽の専門知識は無いので感覚的な観点でしか表現出来ないのですが・・・。

25番は、(こういう演奏もあるんだ)と、新鮮でした。
針先でなぞるかの様にとてもとても繊細で、まるで壊れものの様で、
かと思えばコロコロと転がる軽やかな音色もあって愛らしさを感じたり。
好みとしては20番や24番が一番好きなのですが(短調が好きみたいです)、
バロックぽさの感じられる25番もやっぱり好きです。
水上の音楽みたいでとても心地良く感じられるので・・・。

オーケストラの善し悪しは、これもまた表現する言葉をあまり持たないのですが、
全体的に控えめというか、音を張り上げ過ぎない優しげな演奏という印象です。
ピアノパートの時はそれこそピアノにそっと寄り添う様な感じ。
20番はオーケストラの存在感もかなりある曲だとどこかで目にした記憶があるのですが、
そういうものを味わいたい場合はちょっと物足りないかもしれません。
指揮のガーベン氏のミケランジェリとの関わりをブックレットで知って、
この巨匠との事を綴ったという彼の著書もぜひ読んでみたくなりました。

20番の最初・終了後・25番の終了後、と3箇所に入っている拍手がいいなと思いました。
この日の雰囲気、素晴らしい演奏が聴けた喜びを一緒に味わえる様な気持ちになります。
(もしかして時にお邪魔に感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、
トラックは区切られていますので、抜いて編集することも出来ます。)
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2017年11月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ピアノ曲協奏曲といえばベートーベンのものをメインに聞いていた私ですが、かつて、NHKBSの”名曲探偵”でこの曲が取り上げられ、印象に残り、以降5種類ほどの20番を聞いていますが、結局ミケランジェリを一番多く聴いています。ミケランジェリの素晴らしさは他のレビューアーの皆さんが指摘しておられる通りかと。加えて、私は北ドイツ交響曲並びに指揮者コードガーベンとの息もぴったり合っている印象が気に入っています。この一体感が大きな魅力の一つと思います。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2014年4月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ミケランジェリは大好きな演奏家です。なかなかな録音がない曲もあるのですが、もしあれば必ず購入しています。
やはり、とても参考になる素晴らしい演奏です。
ただ、少しオケとの相性が悪いのかな?と感じる部分があり、残念でした。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2014年6月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
稀代の名ピアニスト、ミケランジェリのソロによる、大天才のモーツァルトのP協奏曲です。期待通り、それ以上の名盤でしたョ。

61年余りの私の人生で出会うことが出来た数々の名演の中に、新たな宝物となって加わりました。

本当に耳のある方にお勧めいたします。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2012年3月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
音楽は、空間芸術でもあり時間芸術でもあると言われますが、ミケランジェリ氏の演奏は、その常人をはるかに越えている研ぎ澄まされた感覚で築き上げられた、空間芸術の極みだと思います。

このアルバムでも、短調の名曲第20番、華麗な第25番それぞれ透明感に満ち溢れた空間を築き上げ、クリアでクリスタルな音色で、聴く側をモーツァルトの精神世界に案内してくれているかのようです。時間軸に関しても、楽章の緩急に合わせてタメの作り方を丁寧に変えており、速いパッセージでも突っ込むことがないので、安心して音楽空間に居続けることができます。

なお、モーツァルト協奏曲第20番以降の名演は色々とありますが、このアルバムをJazzという時間芸術も手がけたグルダ氏の演奏と聴き比べると、曲に対するアプローチの違いが面白く、なおいっそう楽しめると思います。
11人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2004年7月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリが、コルト・ガーベンの指揮する北ドイツ放送交響楽団と共演してライヴ録音した、ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトのピアノ協奏曲No.20とNo.25である。ベネデッティ・ミケランジェリは、この後モーツァルトのNo.13とNo.15を同じ顔合わせでライヴ録音を行い、このジャンルの弾き納めとした。

ベネデッティ・ミケランジェリは、イタリア随一のピアニストであった。元々3歳からヴァイオリンを始めたが、地元ブレシアのヴェントゥーリ音楽院でヴァイオリンに加えてオルガンを学んだところ、鍵盤楽器への適性が高かったのでピアノの勉強をするようになったという。10歳でミラノ音楽院のジョヴァンニ・マリア・アンフォッシに弟子入りしてピアノの技術を磨き、13歳の時に音楽院を卒業してからは、ほぼ独学で自らの芸風を確立していった。1938年にイザイ国際音楽コンクールのピアノ部門に挑戦したが、この時は7位に終わり、翌年のジュネーヴ国際音楽コンクールで優勝して雪辱を晴らした。第二次世界大戦時にはレジスタンスとして活動し、この時に受けた腕の傷が、彼の相次ぐ公演キャンセルに影響を与えたという。
名うての技巧家として広く知られたベネデッティ・ミケランジェリだが、人前で弾くレパートリーは、自分が納得したものを、納得できる自分のコンデイションの時に、納得のいく会場とピアノのコンディションが得られる場合に限って演奏することにしていた。録音も嫌っていたので、その腕前の割に聴くことの出来るレパートリーは非常に限られていた。
ガーベンは、ドイツ・グラモフォンのプロデューサーだったが、プロデューサーになる前はハノーファー国立音楽大学でピアノと指揮を学び、ハノーファーのニーダーザクセン歌劇場のコレペティートルとして働き、細君のエディト・マティスの伴奏ピアニストを務めることもあった。ベネデッティ・ミケランジェリに指名されて指揮をし、以後はプロデューサー業に留まらない音楽活動を大っぴらに行うようになった。

ここでのベネデッティ・ミケランジェリのピアノは、やりたい放題の伸縮自在である。右手で紡ぎ出すメロディ・ラインはしばしばルバートがかかり、左手もしばしばルバートがかかる。しかし、右手と左手の伸縮するテンポは、片手がもう一方の手に引きずられるのではなく、それぞれが脈動する有機体のように独立性を保っている。ガーベンの指揮するオーケストラの表現も、ベネデッティ・ミケランジェリのピアノ演奏さながらにデフォルメが施され、一瞬ウィレム・メンゲルベルクの時代にタイムスリップしたかのような錯覚を覚える。古楽器による演奏が主流になった今日では眉を顰められるような重厚な弦楽セクションの音色に、大げさの一歩手前くらいにニュアンスをつけた管楽セクションが絡み、まるで大海原のよう。そこにベネデッティ・ミケランジェリのピアノが煌めくような輝きを放ちながら一筋縄ではいかない動きを見せるので、知った曲であるはずなのに、何が起こるかわからないようなスリルを味わうことになる。No.20の協奏曲の起伏の激しい演奏は、往年のベートーヴェンの交響曲演奏と同じくらいの充実感があるし、No.25の協奏曲もピアノの存在感が際立ち、まるで歌舞伎の舞台を見ているような気分になる。これだけ好き勝手に弾きながら、音楽として字余りのようにならないのは見事としか言いようがない。
自分の名声を担保に、これだけ自由に弾き崩すような演奏は、最近の演奏家たちに真似できるだろうか?
11人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2008年8月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
20番も25番も透明感があり迫力あります。crystalclearという言葉がありますが使います。20番は他の有名な演奏がいくつもありますが、これには独自な強い美しさがあり買う価値あります。
9人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2007年3月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
クラシック初心者ですが、この演奏は最高だと思います。他の演奏者を聞いたことがないのですが、

ミケランジェリは最高に美しいくて、透明感のある演奏だと思います。初心者で、迷ってる人がいるのなら、

絶対に買いだと思う一品です。後悔はしないでしょう。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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