内容紹介
ハービー・ハンコックやテレンス・ブランチャードのバンドで個性あふれるギターを聴かせてくれたリオーネル・ルエケ。 そして、リオーネルとともにジャズの超難関校「セロニアス・モンク・インスティテュート」に揃って合格したフェレンク・メネス、マッシモ・ビオルカティからなる新進気鋭のジャズ・ミュージシャンが集結したスーパーバンド、ジルフェマ初のフルアルバム。リオーネルは東京JAZZ 2005にハービー・ハンコックのバンドメンバーとして来日し、その存在感あふれるプレイで話題になったギタリストでハービー・ハンコックのアルバム「ポシビリティーズ」ではスティングの歌う「シスター・ムーン」のアレンジ&ギターを担当し、ハンコック、スティングからも高い評価を受ける程の実力者!! 北欧系を思わせる雰囲気の中、透明感あふれるギター、アフリカン・ヴォイスを織りまぜたリオーネルのサウンドが見事に表現された渾身の1枚です。
【アーティストについて】
Lionel Loueke(リオーネル・ルエケ):リオーネル・ルエケは1973年アフリカ/ベナン共和国で生まれた。幼い頃から打楽器に親しんでいたが、17歳でギタリストへの道を選ぶ。1990年にコートジボワールへ移り音楽教育を受けるが、ウェス・モンゴメンリー、ジョー・パス、ジョージ・ベンソンといった著名なジャズミュージシャンの作品を聞くことでジャズへと傾倒していく。1994年にパリへ移り住み本格的にジャズを学び始め、そして1999年にはさらなる向上をもとめボストンのバークリー音楽院に入学、その才能を開花させることとなる。バークリーを卒業後Thelonious Monk Instituteのオーディションを受けるが、その際に審査員を務めていたハービー・ハンコック、ウェイン・ショーター、テレンス・ブランチャードらに高い評価を受け見事合格、全額奨学金を得て南カリフォルニア大学のモンク・プログラムで学ぶと同時にテレンス・ブランチャードのバンドにも参加しミュージシャンとしてのキャリアをスタートさせる。その後はニューヨークに移り頻繁にライブを行うとともにテレンスやチャーリー・ヘイデン、ハービー・ハンコック、リチャード・ボナ、ジェフテインワッツといったビックネームのライブや作品に参加することで着実にギタリストとしての地位を高め、2005年にはハービー・ハンコックのバンドメンバーとして東京JAZZ 2005にも参加、その独創的なプレイで注目を集めている。2005年~2006年にかけてはアメリカ、フランス、日本で初のソロアルバム「in a trance」をリリース、世界的に活躍が期待できる最注目アーティストである。
メディア掲載レビューほか
ジャズ・ギタリスト、リオーネル・ルエケのバンド、ジルフェマによる2004年録音盤。「Dream」「Lost Magic」「Akwe」「Gbede Temin」他、アフリカン・ヴォイスを織りまぜた独特のサウンドが魅力の楽曲を収録。 (C)RS