リチャードを探して [DVD]
フォーマット | 色, ドルビー, ワイドスクリーン |
コントリビュータ | アル・パチーノ, アレック・ボールドウィン, ウィノナ・ライダー, アイダン・クィン, ウィリアム・シェイクピア, ケビン・スペイシー |
言語 | 英語, 日本語 |
稼働時間 | 1 時間 53 分 |
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商品の説明
Amazonより
アル・パチーノがシェイクスピアの『リチャード三世』を舞台化するまでのプロセスをドキュメンタリータッチで映画化した画期的な作品。役者やN.Yの街の人々にシェイクスピアについて語らせ、戯曲に取り組む役者たちのディスカッション、リハーサルなど、舞台の裏側も徹底的に映し出し、そのドキュメンタリーの合間に戯曲『リチャード三世』を挿入させる。あらゆる視点からシェイクスピアの魅力に迫っていくパチーノの情熱に圧倒されること必至。とはいえ、役者たちのユーモアたっぷりの本音は楽しく、N.Yの街に飛び出して取材を敢行するパチーノの素顔も微笑ましく、シェイクスピアの世界をわかりやすく伝える演出のうまさも光る。パチーノ監督の知性とユーモアと類まれな才能に思わずひれ伏す傑作ドキュメンタリーだ。ケビン・スペイシー、ウィノナ・ライダー、アレック・ボールドウィンなどスター役者の友情出演も見逃せない。(斎藤 香)
レビュー
製作総指揮: ウィリアム・ティートラー 製作・監督・出演: アル・パチーノ 製作: マイケル・ハッジ 原作: ウィリアム・シェイクスピア 撮影: ロバート・リーコック 音楽: ハワード・ショア 出演: アレック・ボールドウィン/アイダン・クイン/ウィノナ・ライダー/ケヴィン・スペイシー 声の出演: 羽佐間道夫/田中正彦/仲野裕/相沢恵子/伊藤和晃
-- 内容(「CDジャーナル」データベースより)
登録情報
- アスペクト比 : 1.78:1
- 言語 : 英語, 日本語
- 梱包サイズ : 18.03 x 13.76 x 1.48 cm; 83.16 g
- EAN : 4988142338525
- 監督 : アル・パチーノ
- メディア形式 : 色, ドルビー, ワイドスクリーン
- 時間 : 1 時間 53 分
- 発売日 : 2006/1/13
- 出演 : アル・パチーノ, アレック・ボールドウィン, アイダン・クィン, ウィノナ・ライダー, ケビン・スペイシー
- 字幕: : 日本語, 英語
- 販売元 : 20世紀 フォックス ホーム エンターテイメント
- ASIN : B000CBNWN4
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 136,408位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 1,082位外国のドキュメンタリー映画
- - 13,186位外国のドラマ映画
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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また アメリカの俳優も シェイクスピア劇を演じることへの根源的な劣等感をもっている
と語られている。イギリスで庶民に聞くとまったく異なる意見がでてきたかもしれない。
そういえば、あらためて日常生活のあらゆる面で アメリカはシェイクスピアを味わう基盤がないと思われる。
日本は それとくらべると イギリスや ドイツ、ロシアにシェイクスピア受容において近いのではないか。
2.リチャード3世は、語りが長く、話も複雑で 最小限の知識を仕込んでおかないと
基礎的な骨格も理解しがたい劇であるゆえ、この映画で まず 主要なストーリーを つかむのが有用。
3.リチャード3世を見ることで、逆に ハムレット、マクベス、オセロー、リア王、ベニスの商人などは
基本的なストーリーが 立体的で 見やすいことが わかる。
4.シェイクスピア劇は、実は非常に複雑でかつ深いことが 改めて理解されてくる。
つまらないのではなく 超一級であるゆえに 簡単に 味わうことができない。
そのことが この映画が よく 表現している。絶妙な構成、アルパチーノの才能が光る。
とくに、スペイシーの素顔が見れるのがうれしい。電話してるところとか、パチーノと役について話し合ってるところとか、思ったよりも映ってました。ここでもスペイシーは一癖ある役柄(バッキンガム公)だったんですねえ。ああスペイシー。
このドキュメンタリーを見て、役者って、真剣だな、でもとても楽しそうと思いました。こういう製作過程を見ることってまずないから、新鮮でした。
イタリア系アメリカ人が演じるとこうなるのか、とアルパチーノは嫌いではないのにがっかり。
神経質であったとはいえ、兄弟愛の深い知的な王であったはず。ただただ悪人仕立てなのはシェークスピアの責任か、それともアルパチーノのミスリーディングか。
シェークスピアについて語るイギリス人たちの言葉がとてもいい。
これは素晴らしいドキュメンタリー映画でした。発想がすばらしいと思います。純粋な舞台劇を映画のカットで撮っただけでは、私のような文学に疎い人間はおそらく途中で堅苦しくて退場したでしょう。
物語の要点を抑え、難しい言葉も的確に説明してくれるし(弱強五歩格とか)、学者さんの視点も丁寧にいれてくれる。見せ方が素晴らしいので次にどうなるにか気になってワクワクしました。
街頭インタビューを盛り込んで、メイキング映像を本編に巧みに織り交ぜています。この構成力の見事さ。きちんと衣装を着てセリフを言っている本番と読み合わせの映像を交互に挟んで飽きさせません。
リチャード三世どころか、シェイクスピアの作品のことを全然知らない人にも、わかりやすくとっつきやすく作られたものです。「リチャード三世」があの有名な「ハムレット」よりも多く上演されている作品とは知りませんでした。
それにしても、リチャード3世ってものすごく人間臭い人だと思いました。
中盤までの人物像では、策略家で明らかに悪魔そのものでとんでもない人殺しの、ひどいコンプレックスにとらわれたギャングみたいな人だと思っていましたが、最後の最後で、人間としての本来の姿なんというか、良心を取り戻すところがリアルでした。
人間の良心を取り戻したからこそ彼は精神分裂症になり、今まで自分が殺した人に呪われる悪夢を見ただけで本気で苦しんでしまったんだから。あれだけ罪を犯して、次期王子(まだ子供)まで殺して、人を騙してきたのに後悔するんだから、実のところ本当の悪党なんていないんじゃないかなと思いました。
ま、後悔しても遅すぎたんですけどね。彼の生き様を通して人間の世がいかに儚いものか、虚無に満ちたものかを教えてくれました。
アルパチーノはやっぱりすごい迫力ありました。私の好きな演説シーンもちゃんとあり嬉しかったです。アメリカ人ですが、イギリスの名作に挑戦しているのも野心的だし意外で面白いです。根っからの役者ぶりで芸へのあくなき挑戦心、情熱がひしひしと伝わってくる映画でした。
さすが、パチーノ!
目の点けどころが良い。
ドキュメンタリータッチに仕上げたのが良かったですね。
シェイクスピアの勉強にもなる。
リチャード三世、実際撮って欲しいという気持ちになるけど、この演出だからこそ、リチャード三世という悪役がなぜ愛されるのか浮き彫りになります。
アル・パチーノでなければ、こんなに面白くならないだろうという作りで、ある意味挑戦的な意欲作です。
ぜひ、一度は見るべき!
これを見るとやはりシェイクスピア作品は現代アメリカにおいても必ずしも受け入れられやすいテーマとは言えないことがよくわかる。
監督を兼ねるアル・パチーノは、街中を歩き回って巷の人々にシェイクスピアの印象を尋ね回るがそれは必ずしも好意的なものではない。
ひとつ笑ってしまったのは「日本人までシェイクスピアをやるんだぞ!経済でアメリカを抜いたと思ったら今度はシェイクスピアか?!」と嘆く通行人がいたことだ。
たぶんNINAGAWAだろうと思うけどね〜。確か90年代の初めに『マクベス』と『テンペスト』をアメリカでやっているはずだから。
それはともかくその後には役者どうしで役づくり、演出方法などについて、いかに現代に通じるシェイクスピアをつくりあげて行くかという見応えのあるディスカッションがあり、その狭間に実際の映画としての『リチャード三世』が組み込まれて行く。
そして役づくり、演出方法には当然ながらご本家イギリスよりジョン・ギールグッド(RADA代表)とピーター・ブルック(RSC代表)がインタビュイーとして関わってくるのだ。
ほんとうに飽きさせない、エキサイティングな作品だった。
他の国からのトップレビュー
Man erfährt nicht nur viel über Shakespeare und Richard III, nein man lernt auch einen ganz anderen Al kennen.
Ich kann diesen Film nur jedem empfehlen, der sich dafür interessiert! Ich denke er könnte auch Schülern helfen, Shakespeare oder gar das Stück Richard III näher zu bringen und zu verstehen.
Nur schade das es keine deutsche Übersetzung gibt. Ich spreche zwar ganz gut englisch aber vieles ist ziemlich schwer zu verstehen, gerade wenn es um die "alte Shakespeare Sprache" geht. Also gutes Englisch ist da leider ein Muss.
Der Versand ging ziemlich schnell (Luftpost aus England).