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ふたりの5つの分かれ路 [DVD]

3.9 5つ星のうち3.9 13個の評価

仕様
価格
新品 中古品
DVD 通常版
¥98
フォーマット ドルビー, DTS Stereo, ワイドスクリーン
コントリビュータ フランソワ・オゾン, ヴァレリア・ブルーニ・テデスキ, マイケル・ロンズデイル, アントワーヌ・シャペー, ステファーヌ・フレス, ジェラルディン・ペラス, オリヴィエ・デルボスク, マルク・ミソニエ, フランソワーズ・ファビアン, エリア―ヌ・ケリス, ニノン・ブレテシェール 表示を増やす
言語 フランス語, 日本語
稼働時間 1 時間 30 分

「カラオケ行こ!」Blu-ray & DVD 予約受付中
8/7発売。Amazon.co.jp限定特典はクリアしおり&ポストカード付き。現在特集ページでは岡聡実役の齋藤潤さんからのコメント動画を公開中! 特集ページをチェック

商品の説明

Amazonより

フランスの奇才、フランソワ・オゾン監督による異色のラブストーリー。あるカップルの離婚、いさかい、出産、結婚、出会いという5つの瞬間を描くのだが、時をさかのぼっていくという斬新な展開だ。
マリオンとジルのカップルの愛の軌跡には、衝撃的なエピソードが織り込まれる。離婚届を出した直後のセックス、結婚式当夜の危険な誘惑…。唖然とする出来事の数々は、愛の複雑さを熟知したオゾン監督作ならでは。これらのエピソードは、愛する人には決して言えない人間の本能的な行動であり、観る者の心の奥底を刺激するのだ。
その強烈な描写を、優しくオブラートのように包むのが、バックに流れる心地良いイタリアンポップスで、このあたりにもオゾンの映画作りの巧妙さを感じさせる。過去に戻るにつれ、表情やヘアメイクで若くなっていく主演ふたりの好演も必見だ。そしてラストシーン。いつまでも観ていたい美しさの向こうに、ふたりの未来が予感され、絶品! ハリウッドのラブストーリーを見慣れた人には少々毒気が強いかもしれないが、これこそが人間の本質、これこそが愛の真実に近い映画である。(斉藤博昭)

レビュー

監督: フランソワ・オゾン 脚本: フランソワ・オゾン/エマニュエル・ベルンエイム 撮影: ヨリック・ルソー 編集: モニカ・コールマン キャスティング: アントワネット・ブーラ 音楽: フィリップ・ロンビ 音響: ジャン=ピエール・デュレ 出演: ヴァレリア・ブルーニ・テデスキ/ステファン・フレイス/ジェラルディン・ペラス/フランソワーズ・ファビアン 声の出演: 唐沢潤/木下浩之/岡寛恵/沢田敏子
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内容(「CDジャーナル」データベースより)

登録情報

  • アスペクト比 ‏ : ‎ 1.78:1
  • メーカーにより製造中止になりました ‏ : ‎ いいえ
  • 言語 ‏ : ‎ フランス語, 日本語
  • 梱包サイズ ‏ : ‎ 18.03 x 13.76 x 1.48 cm; 83.16 g
  • EAN ‏ : ‎ 4935228054671
  • 監督 ‏ : ‎ フランソワ・オゾン
  • メディア形式 ‏ : ‎ ドルビー, DTS Stereo, ワイドスクリーン
  • 時間 ‏ : ‎ 1 時間 30 分
  • 発売日 ‏ : ‎ 2006/2/24
  • 出演 ‏ : ‎ ヴァレリア・ブルーニ・テデスキ, ステファーヌ・フレス, フランソワーズ・ファビアン, マイケル・ロンズデイル, アントワーヌ・シャペー
  • 字幕: ‏ : ‎ 日本語
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語 (Dolby Digital 5.1), フランス語 (Dolby Digital 5.1)
  • 販売元 ‏ : ‎ メディアファクトリー
  • 生産者 ‏ : ‎ オリヴィエ・デルボスク, マルク・ミソニエ
  • ASIN ‏ : ‎ B000CEGVIY
  • ディスク枚数 ‏ : ‎ 1
  • カスタマーレビュー:
    3.9 5つ星のうち3.9 13個の評価

カスタマーレビュー

星5つ中3.9つ
5つのうち3.9つ
13グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2007年4月7日に日本でレビュー済み
美しいラストシーンに救われました・・・そう思わざるを得ない、僕には少し重い映画でした。

5つの別れ路の先には単純に32の結果があり、この夫婦が選んだ1/32の結論が、その中で良かったのか悪かったのか。一歩足を踏み出せば、もう戻ることができない時間。選んだ路を行くしかない人生を、一組の男女の別れを起点に、出会いまでの5つのエピソードを遡っていく。

男と女。どちらが強く、どちらが正しいのでもない。誓いあった何ものにも永遠などという約束はない。フランス的な頽廃を、静かに、でもしっかりと背景に見せながら、生きることや愛することの哀しさを語っているのでしょうか?

「やり直せないか?」答えを知っていながら、問いかける男。何も語らず、ドアを閉じる女。

彼らはもう6つ目の分かれ路を過ぎていたのです。
12人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2006年12月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
 昨年札幌シアター・キノで見た時の感激を今も覚えています。私は性分なのか経験故か、ほろ苦い味わいの恋愛ドラマが好きなのですが、「それでもなお素晴らしい恋愛の美しさ」を描いて一段上を行っています。最後の夕景は本当に美しくて、我々はこの恋人達の行く末を知っているはずなのですが、手放しで二人の前途を祝福できるのです。近作『ぼくを葬る』でもそうでしたが、オゾン監督は最後の海のシーンで「希望に満ちた次なる段階」への予兆を描くことが多いようです。

 丹精に作られたこの作品には採録されなかった数多くのシーンがあり、別の印象の作品となり得る可能性を秘めていたことがDVD特典から知れます。特に驚いたのは幻のプロローグが存在し、新婚当時の二人の幸せいっぱいの姿が描写されていたということです。このシークェンスは実に素晴らしくて削除されたのは余りに惜しいですが、残したらやっばり混乱があるでしょうね。こんな正に特典と呼べる情報が散見して、この映画をこよなく愛する人には必携のDVDになっています。

 そしてこのプロローグのカットに如実に示されていますが、監督は男女の恋愛というものをかなり悲観的に(もっと言えば「露悪的に」)見ているようです。離婚してもなお体を求め、出産にジルは意図的に立ち会わず、結婚式のその夜にマリオンは他の男性に身を任せ、そして出会いは他の人間の絆を断っていくことで成り立つのです。そのことは老夫婦やジルの兄と恋人との挿話の中でも仄かに、しかし印象的に描かれるのです。思えばF.オゾン監督が男女の恋愛というものをこれほど美しく描いたのは初めてだったような気がします。その醜さ・不道徳性を知るからこそ美しさも描けるのではないでしょうか。彼こそ現代フランス映画のトップランナーです。

〈追伸〉マリオンの父役の人をどこかで見たことがあると思っていたら『ジャッカルの日』の刑事役の方でした! 威厳ありますね。
14人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2013年11月24日に日本でレビュー済み
離婚後、嫌がってる元妻のマリオンをおさえつけてまでも、無理やりセックスに及ぶシーン。
なのに、ジルのほうは「やり直さないか」って、頭おかしいとしか思えませんでした。

それだけでドン引きしてしまい、以後、どんなに場面をさかのぼっても、ジルのほうにはイヤな面しか見えてこず……。

それでも印象に残ったのは、ジルとマリオンという異性愛カップルの中に、
自然と同性愛カップルのジルの兄と彼氏がただただ普通に輪の中に溶け込んでおり、
彼らゲイカップルの行く末を純粋に案じて話し合うジルとマリオン……というところに
フランスにおけるセクシュアリティのオープンさをあらためて感じ取りました。
もちろん、日本がそれだけ遅れている、という事ですが……。

そこを除けば、不快な印象と、映画の山場のなさ、それだけが残った印象です。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2011年2月10日に日本でレビュー済み
 「8人の女たち」のフランソワ・オゾン監督作品。一組の男女が出会ってから結婚し、離婚するまでの話なんだけど、話は細切れになって、順番がバラバラになっている。順序はバラバラだけど、すっと話の中に入っていけた。女優のヴァレリア・ブルーニ・テデスキの演技がかなり良かったし、はまり役。オゾン作品のキャスティングには毎回なかなかいいものがある。俳優陣の演技もさることながら、脚本と台詞も秀逸。普通でいて、普通でないような男女のキャラクターがうまく描けている。ただ、いまいち分からなかったのは、タイトルの「ふたりの5つの分かれ路」。確かに大きな話は5つあるけれど、それが2人にとっての大きな岐路ということだったのだろうか?なにはともあれ、なかなかの作品でした。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2006年9月10日に日本でレビュー済み
 ひと組のカップルの出会い〜恋〜結婚〜出産〜すれ違い〜離婚。その軌跡を斬新な手法で綴った作品。離婚調停をオープニングに、ふたりの別れという結末がどこにあったかを、過去の5つの時間を逆へ逆へと辿っていく。

 フィリップ・ロンビのスコア(既成曲もスコアのように!)をバックに、ふたりの俳優がある意味淡々と、しかし激しく演じる。ヴァレリア・B=テデスキはイタリアはトリノの名門出身。その素朴な顔立ちが印象に残る。

 
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2006年8月18日に日本でレビュー済み
この映画が編集の映画ではない証拠に、オゾンは5つのエピソードを時系列にさからって(つまり観客が見るのと同じ順序で)撮っている。とくに3つ目とそれ以降の間には3か月のブランクがあり、主演のふたり(ヴァレリア・ブルーニ・テデスキ、ステファン・フレイズ)は本当に若がえっているかのようだ。イタリア語の懐メロを基調にして恋愛の軌跡を逆順に並べるという、オゾン流の思いつき一発アイディアで始めたところまではよかったが、5つの別のフィルムを撮るという単純な困難に途中で立ち往生したのではないだろうかと邪推してしまうのは、後にいくほど出来がよくない気がするからだ。

自分で映画も撮るヴァレリア・ブルーニ・テデスキはなかなかの演技派で、芝居の流れの中でとても魅力的な表情をするので、目を離せない。

妻の出産から逃げようとする夫の心理は、初夜に別の男と関係する花嫁の心理と同程度には、わかるような気もする。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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helen jo
5つ星のうち5.0 a unique romanic drama
2010年10月1日にアメリカ合衆国でレビュー済み
Amazonで購入
I first came aware of this movie, 5x2, after seeing it on TV. I am puchasing a hard copy because I felt it was fairly intellegent, but entertaing take on marriage. While I generally do not like chick-flicks, this one is an exaption. Just one nitpick, I still don't know why in this day and age there is not a Spanish subtrack. As a learner of the laugue, that would come in handy for the Spanish speakers/learneres in this contry.
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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STARZ
5つ星のうち1.0 Weak movie. Female lead lacks.
2018年3月28日にアメリカ合衆国でレビュー済み
Amazonで購入
Weak movie. Female lead lacks.
carl P. magle
5つ星のうち5.0 received thank you
2020年3月4日にアメリカ合衆国でレビュー済み
Amazonで購入
excellent thank you
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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Monica Ferreira
5つ星のうち5.0 Great product
2015年8月1日にアメリカ合衆国でレビュー済み
Amazonで購入
Excellent and well made movie.
I love it, nice cover.
Recommend it highly.
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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