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1931年、胸に蝶(パピヨン)の刺青をした男(スティーヴ・マックィーン)が殺人罪で終身刑を言いわたされ、南米の仏領ギアナの刑務所に収容される。しかし彼は幾度も脱獄を繰り返しては失敗し、ついには親友ドガ(ダスティン・ホフマン)とともに脱獄不可能の孤島に送り込まれるが…。
実在の脱獄囚アンリ・シャリエールの実録小説を『猿の惑星』『パットン大戦車軍団』の名匠フランクリン・J・シャフナー監督が映画化した名作中の名作。自由を求める執念の男をマックィーンが『大脱走』を超えるインパクトで好演しており、これを彼の代表作と讃える者も数多い。前半ほとんど音楽を入れず中盤から一気にエモーショナルな音楽を沸き立たせていくジェリー・ゴールドスミスの優れたスコアも素晴らしく、今や映画音楽のスタンダードである。(的田也寸志)
レビュー
製作・監督: フランクリン・J.シャフナー 製作: ロベール・ドルフマン 原作: アンリ・シャリエール 脚本: ドルトン・トランポ/ロレンツォ・センプル・ジュニア 撮影: フレッド・コーネカンプ 美術: トニー・マスターズ 音楽: ジェリー・ゴールドスミス 出演: スティーヴ・マックィーン/ダスティン・ホフマン/ロバート・デマン/ウッドロー・パーフリー/ドン・ゴードン/アンソニー・ザーブ 声の出演: 宮部昭夫/東野英心/安原義人/小林清志/渡部猛
-- 内容(「CDジャーナル」データベースより)