Suaraさんの1stアルバムがようやくSACD化されました。
トモシビ、睡蓮、星座、十月雨は特に素晴らしい曲で、より良い音で聞きたい
と思っていたのでSACD化は嬉しいことこの上なしです。
肝心の音についてですが商品説明にもあるとおり、
リマスター/リミックスで、CD層も音がかなり違います。
音の分離感が増して、Vocalは脚色を少なくしている印象です。
各曲細かく違う点ありますが、特に興味深いところでは
トモシビでサビの部分のハモリがなくなってソロになっています。
自分はボーカルの良さが際立って良いと思います。
旧バージョンのハモリ有はノリとしてまったり感が増して好きでしたが。
SACDでは情報量が増して音に空気感がでてきます。
それによって各曲の印象が大分かわります。
正直言ってCD版では上記の4曲以外あまり好きでなかったですが、
SACDではどの曲も生き生きして何回でも聴きたくなります。
再販版により追加された天音唄は、作詞:巽明子(Suara)、作曲:松岡純也
でじつにらしい曲です。いい曲です。
(永久にとキミガタメを足して割ったような曲にも聞こえましたが)
そしてこのディスクにはボーナストラックが存在します。
あの曲をピアノ伴奏のみで一発録りで歌っています。
これが実に素晴らしく、Suaraさんの実力が存分に堪能できる逸品です。
やはりVocalが素晴らしければ曲構成はシンプルが一番ですね。
打ち込みばっかりの曲なんてSuaraさんがもったいない!
全部ピアノ伴奏のみの構成のほうが絶対良い!聴きたい!
そんなアルバムを是非今後作ってください。
とりあえず、声を基調としたアコースティック感溢れる本作品は
SACD化の恩恵を受けて大幅に魅力を増したと思います。
買い増しでも十分オススメ。(ミックスが違いますから)