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昼下りの決斗特別版 [DVD]

ランドルフ・スコット (出演), ジョエル・マクリー (出演), サム・ペキンパー (監督) 形式: DVD

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フォーマット	色, ドルビー, ワイドスクリーン
コントリビュータ	ランドルフ・スコット, ロン・スター, ジョエル・マクリー, サム・ペキンパー
言語	英語, 日本語
稼働時間	1 時間 34 分

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商品紹介

男たちの裏切りと友情が、哀愁たっぷりに描かれる傑作西部劇

ゴールドラッシュのカリフォルニア。金塊護送を頼まれた老いたる保安官スティーブと無法者ギル。若者ヘックと三人で心もとない旅に出るが、その金を盗んでしまおうというギルとヘックのたくらみがスティーブにばれ、武器を取り上げられてしまう。が、折悪しく強盗に襲われて凶弾に倒れたスティーブは、護送遂行を頼んで息をひきとっていった。

レビュー

製作: リチャード・E.ライオンズ監督・脚本: サム・ペキンパー脚本: N.B.ストーンJr. 出演: ランドルフ・スコット/ジョエル・マクリー/ロン・スター声の出演: 黒澤良/小林昭二/石丸博也
-- 内容（「CDジャーナル」データベースより）

登録情報

アスペクト比 ‏ : ‎ 2.35:1
メーカーにより製造中止になりました ‏ : ‎ いいえ
言語 ‏ : ‎ 英語, 日本語
EAN ‏ : ‎ 4988135566362
監督 ‏ : ‎ サム・ペキンパー
メディア形式 ‏ : ‎ 色, ドルビー, ワイドスクリーン
時間 ‏ : ‎ 1 時間 34 分
発売日 ‏ : ‎ 2006/2/3
出演 ‏ : ‎ ランドルフ・スコット, ジョエル・マクリー, ロン・スター
字幕: ‏ : ‎ 日本語, 英語
言語 ‏ : ‎ 日本語 (Mono), 英語 (Dolby Digital 5.1)
販売元 ‏ : ‎ ワーナー・ホーム・ビデオ
ASIN ‏ : ‎ B000CNDI1S
ディスク枚数 ‏ : ‎ 1

Amazon 売れ筋ランキング: - 123,592位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 674位外国の西部劇映画
- - 9,660位外国のアクション映画
- - 11,851位外国のドラマ映画

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ｔｏｋｕ

貧しい男が死ぬ時着ているのは、誇りの衣だ

2024年4月22日に日本でレビュー済み

今日は1962年製作のアメリカ映画「昼下りの決斗」を見る。サム・ペキンパー監督の映画監督2作目である。今回が２回目か３回目の鑑賞である。
　１回しか見ていないのに、よく覚えている作品もあるのだが、何故か、この作品の内容はすっかり忘れていた。

　元々ペキンパー監督はＴＶで演出を手がけていて、本格的に映画演出のみになったのは3作目の「ダンディー少佐」以後のはずだ。だから、本作を撮ったころは、まだＴＶシリーズの演出もかなり担当していた。
「ガンスモーク」や「ライフルマン」といったＴＶの人気西部劇を中心に、多数のＴＶドラマを手がけている。
　本作は、そうしたＴＶ演出家時代に手がけた映画作品ということになる。

　物語は、中年となり、保安官の職を辞したスティーブ・ジャッド（ジョエル・マクリー）が、鉱山から銀行まで砂金を運ぶ仕事を引き受ける。銀行は連邦保安官に何度も頼んでいたがことわられ、結局、現役を退いたスティーブに仕事が回されたようである。
　その町で、スティーブはかつて彼の助手を務めたギル（ランドルフ・スコット）と再会する。彼も老いて、今は射的で日銭を稼いでいた。

　こうして、スティーブはギルと彼が推薦した若者ヘック（ロン・スター）を伴って、砂金運びへ出発する。
　途中で一泊した牧場の娘エルサ（マリエット・ハートレー）がついてきたことが発端となって、彼らは砂金掘りのハモンド兄弟と衝突することになる。

　基本となるストーリーに、それほどの独創性はないのだが、主人公スティーブとギルのキャラクター設定にペキンパーらしさが顕著に現れていた。
　時代設定はおそらく20世紀初頭、発明されたばかりの自動車が西部にもやってくるようになったころだ。つまり、ガンマンの時代が終わろうとしていた時代なのだ。
　主人公2人もすでに現役を過ぎた年令で、彼らに残っているのは裕福な老後ではなく、誇りのみなのだ。

　その誇りを持ったまま、時代の終わりと共に、彼らがどのような最後を迎えるのか、後の「ワイルド・バンチ」や「砂漠の流れ者」でペキンパーがこだわったテーマが明快に示されている。

　主演のランドルフ・スコットはこの時60歳近くで、すでに映画界からの引退を宣言していた。それをペキンパーがくどき落として出演させたそうで、共演のジョエル・マクリーと共に、本作が2人の最後の出演作となった（はずだ。違っていたらゴメン）。

　しかも、ふたりともＢ級（低予算）の西部劇の常連というところも、ペキンパーらしい起用だ。

　脚本はＮ.Ｂ.ストーン・ジュニアとクレジットされているが、気になって調べてみたら、ペキンパーもノン・クレジットながら共同執筆していた。勝手に想像するならば、およそのストーリーラインはＮ.Ｂ.ストーン・ジュニアの手によるもので、キャラクターに係わる部分はペキンパーではないだろうか、と思うのだ。

　決して大作ではないけれど、本作を傑作と評する人が多いのもうなずける。ハデさも突出した展開もないけれど、ここには西部に生きた男たちの挽歌ともいうべき哀愁が見事に表現されている。

　ラストの撃ち合いにしても、戦いのおもしろさではなく、いかにしてスティーブとギルが戦い、その後どんな結末を迎えたのか、そちらに視点があるのは明白だ。本作のラスト・カットは西部劇映画史に残したい名シーンだと思う（もしかして、すでに名シーンに数えられているとか？）。

　ところで、2人が戦うハモンド兄弟なのだが、この5人兄弟を演じた俳優がいかにもペキンパーらしいキャスティングでニヤリとさせられる。つまり、ジェームズ・ドルーリー（彼はこの62年から10年間続いたＴＶの大ヒット西部劇「バージニアン」の主人公を演じた）、Ｌ.Ｑ.ジョーンズ、ジョン・アンダーソン、ジョン・ディビス・チャンドラー、そしてウォーレン・オーツなのだ。ほんとにもう、なんてハマリすぎたキャステングなのだろうか。
　ニヤニヤしっぱなしで彼らを見ていました。

2023年7月18日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

この俳優は好きな一人で今迄数数の映画を鑑賞してきました。今回R_S主演のDVDを見つけました。購入をしました。有り難う御座いました。

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自作マニア

西部劇の挽歌

2023年11月24日に日本でレビュー済み

サムペキンパー以外に見るところは無いと思ったがさにあらず。うらぶれた初老の元保安官が職を求めて銀行にやってくる。砂金の護衛にやとわれたわけだが、握手する手元のシャツは擦り切れ、街を訪れたときはレースの観客に邪魔なおやじだ注目されるが自分への歓声だと勘違いし、道を横切る初期の自動車に轢かれそうになったり散々だ。契約書を読むにもトイレで隠れて老眼鏡をかける始末。いいとこなしの主人公だがかつては逃走迷路の主人公のマクマレーである。共演のランドルフスコットが横取りしようした金塊を最後は友情で納得させるラストや,正々堂々と決闘はしようと悪役に申し込み、悪党もそれを受けて戦うなど、かつての古き良き男の世界が描かれている。映画自体の出来はともかくもまさに”西部劇の挽歌”にふさわしい。ウオーレンオーツやマリエッタハートレーの初お目見え映画でもある。残しておきたい過去の男たちの最後の映像である。

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スッパイダーマン

ちょっと意外なペキンパー作品

2006年10月16日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

　『ゲッタウェイ』のペキンパー作品。バイオレンスというイメージが強いが、バイオレンス色はそれほどでもなく、普通のウェスタン映画といった感じで、可もなく不可もなくウェスタンが好きな方にはお勧めの作品です。男を感じたラストが非常に印象に残ります。

　お勧めな理由の一つにこのＤＶＤの値段。二回見れば、レンタルと変らない価格。

　

　購入の際注意しなければならないのが、最近は、廉価版の発売が早まる傾向になっていますので、発売即購入という考えは、危険になりつつあります。しかも、〜エディション・〜版などと後で、新しい仕様のものをリリースするというメーカーの許しがたい商法。後で後悔しない様に、じっくり考えて購入されることをお勧めします。

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Amazon カスタマー

男の友情が心地良い

2018年2月12日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

何と言ってもジョエルマクリーがいい味を出しています。そして相棒のランドルフスコットは数多くの西部劇に出ていますが、残念なことにこの映画の後に引退しているそうです。そうした点でも見逃せない作品です。

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ドクロクロ

ペキンパー印の大傑作

2012年8月26日に日本でレビュー済み

Amazonで購入

ペキンパーの描くキャラクターは、アメリカ的マッチョからは程遠い存在が多いのですが、今作もまさにそう。
うらぶれ、時代の流れから取り残され、銃弾の雨の中で果てていく男たちの姿を、毎度毎度繰り返し描き続ける
その製作態度は、作家性と言う生ぬるいものではなく執念に近いのかもしれません。

今作は派手な銃撃戦もスローモーションを多用したハッタリもありません。
しかし主人公たちのキャラクター造詣はまさにペキンパーそのもの。
哀愁を通り越した情けなさ、時代から取り残されつつもあがく滑稽さ、自ら描く理想と現実との狭間で揺れる情けなさ、
そういったペシミスティックな姿を、冷酷に突き放すのではなく愛情をもって包み込むペキンパー節が全開です。
アメリカ西部劇が迷い無い強さや正義、あるいは向上心に満ちた世界だとするなら、ペキンパーはまさにその世界からこぼれ落ちた
人々にスポットを当てています。

そういう意味ではむしろ、純正西部劇作家と言うよりはマカロニウエスタンの世界に近い人なのでしょう。
ウォーレン・オーツが肩にカラスを乗せて怪演している馬鹿兄弟の造詣などは、『悪魔のいけにえ』一家にも相当するぶっ飛んだ描写。
そんな漫画チックな描写にも、西部劇魂と言うよりはキッチュなマカロニ魂が見て取れる気がします。

ハードで乾いたアメリカンスピリッツと言うよりはむしろ、センチメンタルのバイオレンス作家ペキンパー。
心底ペキンパーが好きな方には、絶対オススメの一作。
ラスト、逝く者と残る者の間で「理想」がバトンタッチされる姿など、かの傑作『ワイルドバンチ』のラストシーンと
全く同じカタルシス！・・・です。

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Bev Carter

RIDE THE HIGH COUNTRY Bluray.

2023年6月25日にカナダでレビュー済み

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It doesn’t get better than this - a great western in Bluray

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Pierre Kouteynikoff

L'apogée du western et son épitaphe : un très grand film !

2021年2月4日にフランスでレビュー済み

Amazonで購入

Magnifique ! Western et en même temps regard aimant et infiniment respectueux sur le genre western. Equilibre parfait entre la matière du film et la position de ce dernier dans l'histoire américaine du cinéma et dans celle de la conquête de l'Ouest. Les codes du genre sont respectés, les personnages jouent leur partition, avec profondeur et densité, l'enchaînement des évènements est sans grande surprise mais sans que tout cela ne paraisse jamais scolaire ou forcé ; en même temps l'Ouest est démythifié, avec ces personnages has-been ou avec le village des mineurs. Le dernier plan est évidemment emblématique. Un film amoureux, qu'on aime sans réserve ! Et tous ces critiques qui parlent de "western crépusculaire" m'énervent : c'est filmé avec des couleurs d'automne flamboyantes !

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Joseph Killaly

Wonderful re-working of a great film!

2019年3月26日に英国でレビュー済み

Amazonで購入

It is a pure joy to watch this visually improved slice of cinema history. It is a real classic of the Peckinpah genre with a strong story told by a director who does not pull his punches. I don't think I have ever seen another film with either of the two main stars giving a better performance. In a sense, it is a classical tale of another genre - a type of prodigal son re-working- where an honest man is bent by circumstance from the path of honesty that he has become used to following. It also highlights the characters of both men in similar circumstances where one wears a shirt with frayed cuff while the other has become something of a showman con man. While everyone sees different things in a story like this, for me it is a story of redemption where good, eventually. triumphs over evil. It is also almost worth watching for the scenery alone as I doubt whether the vista is as pristine today as it was when filmed. An interesting environmental comment from Judd to the young coyboy when he throws his paper wrapper on the ground "Pick that up! These mountains don't need your trash!"
No trash here though - highly recommended.

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Greitdil

Great old westerns.

2016年12月14日にカナダでレビュー済み

Amazonで購入

Great Westerns. Too bad they don't make any more movies like these. When they make Westerns now they want to make sure you see the blood pouring out of the wound.

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Terence Allen

One of The Last Classic Traditional Westerns and One of The First Modern Westerns

2006年10月24日にアメリカ合衆国でレビュー済み

Amazonで購入

Ride The High Country is one of those curious works of art that bridges the past and the present, combining the best of both worlds while being extremely enriching and satisfying on its own merits. The first major film of legendary film director Sam Peckinpah, it stands with his other Western film The Wild Bunch as two of the greatest film of its, or any other genre.

Featuring two actors who were indivisibly synomous with Western films, Joel McCrea and Randolph Scott, and featuring supporting performances by Ron Starr, Mariette Hartley, RG Armstrong, Warren Oates, LQ Jones, James Drury and Edgar Buchanan, the film tells what seems like a fairly simple story, and makes it violently poetic and elegiac all at once.

McCrea and Scott play two aging ex-lawmen who are living out their remaining years in vastly different ways. McCrea picks up odd transport and security jobs because he's now too old to be a lawman. Scott performs in a Wild West show because he'd rather act that cling to a life of serving the law. When McCrea asks Scott's help in transporting miners' gold, Scott sees an opportunity to get rich quick, and along with his young sidekick, join McCrea in the hopes of convincing McCrea of running off with the gold. Along the way, they run into a sheltered farm girl who runs off and marries Drury, who comes from a family of backwoods maniacs. And so the story goes...

Ride The High Country is traditional in its casting of solid, if older Western stars like McCrea and Scott, traditional in the values espoused by McCrea, those of loyalty, honor, and sacrifice. The film is modern in how it depicts the two older men as products of a rapidly bygone era that is not loyal, does not honor, and in fact sacrifices them at the expense of modern life. The film has its cake and eats it too because it is wonderfully made, wonderful written, and wonderfully acted.

Randolph Scott, who had become a very wealthy man and made movies for the enjoyment and not out of necessity, left acting forever after appearing in Ride The High Country. He knew he would never make a greater film, and in fact, this was the best Western he ever made, even surpassing the great Westerns he made with Budd Boetticher.

Ride The High Country will always be mentioned when great Westerns and great films of all kinds are discussed.

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