機動戦士ガンダム MSイグルー 黙示録0079 ジャブロー上空に海原を見た 1 [DVD]
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フォーマット | 色, ドルビー, ワイドスクリーン |
コントリビュータ | 石川英郎, 今西隆志, 堀内賢雄, 飯塚昭三, 長沢美樹 |
稼働時間 | 30 分 |
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商品の説明
商品紹介
【映像特典】
・予告編
・ノンテロップOP&ED
・MS IGLOO資料館(静止画)
【封入特典】
ライナーノート(8P)
フル3DCGで描く“ガンダム”「MS IGLOO」がついにOVAで発売!
宇宙世紀0079「1年戦争」末期。ジオン軍試作兵器の圧倒的破壊力の目撃者となれ!!
●MSイグルーとは――?
試作兵器運用試験の目的で、試験支援艦ヨーツンヘイムに搭乗した第603技術試験隊を舞台に、歴史の狭間に消えた男たちの「熱さ」と「哀しさ」を描いた連作シリーズ。ジオン公国の側に主役を設定し、かつまたフル3DCGで制作するという、これまでになかったまったく新たなアプローチで制作された「ガンダム」シリーズの番外編。2004年7月からバンダイミュージアムでのみ上映、ファンの間でも人気が高く、ソフト化が待ち望まれていた。
●前作“1年戦争”シリーズに引き続き、ガンダムを知り尽くした精鋭スタッフ
監督はOVA『機動戦士ガンダム0083』の監督で知られる今西隆志。
スーパーバイザーは『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』などの出渕裕。
メカデザインでは『機動戦士ガンダム0083』などのカトキハジメ、荒牧伸志、山根公利、藤岡建機が参加。
リアリティに溢れながらも個性的な愛すべきメカたちを描き出した。
第1話『ジャブロー上空に海原を見た』
宇宙世紀0079.12月。第603技術試験隊に任務は、試作兵器「モビルダイバーシステム」の運用試験である。この試作兵器とともに、パイロットとして、海兵のヴェルナー・ホルバイン少尉がやってきた。今回の試作兵器に課せられた任務は、ジャブローから宇宙へ打ち上げられる連邦軍艦艇を撃墜するという大変危険な任務であった・・・。
原作:矢立 肇・富野由悠季『機動戦士ガンダム』より/監督:今西隆志/脚本:大熊朝秀・大野木 寛/演出:松田剛吏/ベースメカニカルデザイン:大河原邦男/スーパーバイザー:出渕 裕/デザインワークス:出渕 裕・カトキハジメ・荒牧伸志・山根公利・藤岡建機/設定考証:永瀬 唯/CGスーパーバイザー:小畑正好/音響監督:藤野貞義/音楽プロデューサー:野崎圭一・真野 昇/音楽制作:ビクターエンタテインメント・サンライズ音楽出版/プロデューサー:井上幸一・今西隆志・久保 聡/製作協力:バンダイビジュアル/企画・製作:サンライズ
オリヴァー・マイ:石川英郎/モニク・キャディラック:長沢美樹/マルティン・プロホノウ:飯塚昭三/ヴェルナー・ホルバイン:堀内賢雄
Amazonより
『機動戦士ガンダム』サーガの第1弾となったファースト・ガンダムの時代、いわゆる一年戦争をジオン公国の第603技術試験隊の視点から見据えたフル3DCGアニメ『機動戦士ガンダムMSイグルー 一年戦争秘話』に続くOVA第1話。ここでは一年戦争の末期を舞台に、第603技術試験隊に所属するオリヴァー・マイ技術中尉の視点で、ジオン軍試作兵器に従事した男たちの秘話が語られていく。宇宙世紀0079年12月、部隊はジャブローから打ち上げられた連邦軍宇宙艦艇を撃墜する試作兵器「モビルダイバーシステム」の運用試験を命じられ、そのパイロットとしてヴェルナー・ホルバイン少尉がこの危険な任務を遂行するためにやってきた…。
いわゆる戦闘シーンではなく技術畑の人間ドラマこそがメインになっているのが新味だが、彼らが最終的に敗北するのはサーガを知る者はみなわかっているだけに、観ていて複雑な気分にさせられるのも事実ではある。(増當竜也)
レビュー
プロデューサー・監督: 今西隆志 プロデューサー: 井上幸一/久保聡 原作: 矢立肇/富野由悠季 脚本: 大熊朝秀/大野木寛 メカニカルデザイン: 大河原邦男 音楽: 大橋恵 声の出演: 石川英郎/長沢美樹/飯塚昭三/堀内賢雄
-- 内容(「CDジャーナル」データベースより)
登録情報
- アスペクト比 : 1.78:1
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- EAN : 4934569624512
- 監督 : 今西隆志
- メディア形式 : 色, ドルビー, ワイドスクリーン
- 時間 : 30 分
- 発売日 : 2006/4/26
- 出演 : 石川英郎, 長沢美樹, 飯塚昭三, 堀内賢雄
- 販売元 : バンダイビジュアル
- ASIN : B000CR7SHE
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 27,211位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 4,804位アニメ (DVD)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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基本、このシリーズは、ジオンの熱い男たちが悲運を背負って死んでいくのを、技術士官オリバー・マイの視点で語る物語で、サラリーマンの悲哀が感じられて、気に入っています。
今回は、ジャブローから宇宙へ打ち上げる連邦戦艦群にタイミングを合わせて、衛星軌道上から降下し要撃するという、危険で成功率の低いミッションに挑む、ヴェルナー・ホルバイン少尉の物語です。
上昇中の戦艦を降下しながらすれ違いながら攻撃するという一撃離脱の作戦であるため、何度かトライするものの、戦果を上げることができません。攻撃タイミングが一瞬で過ぎ去ってしまうためです。ホルバイン少尉はミッションにトライし続けようとしますが、見かねた技術士官のオリバーマイは作戦の再考を司令部へ申し出ると少尉に告げます。
この時にポツリポツリと話すホルバイン少尉のセリフが印象的です。仕事人の心得を教えられる気がします。その心得は「現実を受け入れよ」そして「失敗しても諦めるな」という内容だと解釈しています。セリフはこんな感じです。
「海兵はいつも最前線に投入される。ここがただ、風向きの悪い最前線っていうだけだ。じいさんはこう言ってた。海がその気にならなきゃ獲物は取れない。だから海に潜る。何度でも… 何度でも… 。…技術屋さんは違うのかい?ちょっとぐらい風向きが悪いからって。ちょっとぐらい逆風が吹いたからって、簡単に諦めちまうのかい?」
このセリフが心に響きました。諦めなければ仕事に失敗はない、ということを、ホルバイン少尉は身をもって示してくれます。悲しい代償とともに…
ホルバイン少尉が搭乗する、急造品の戦闘兵器 (モビルダイバー: ゼーゴック) は使い捨ての乗り物です。しかし、そのパイロットであるホルバイン少尉の、戦闘スキルを駆使し続けて諦めないプロの姿勢は、使い捨ての扱いにあがなうが如く対称的で、背筋がピシッとなります…。
一年戦争の末期、戦争の舞台は地上から宇宙へと移行しようとしていた。
ジオンの不利は明らかであり、多くの優秀なパイロットを喪失し、寄せ集めの部隊が新兵器開発を担っていた。
宇宙へ向けて地球から打ち上げられるサラミスやマゼラン級の軍艦たちを水中用モビルスーツ・ズゴックを転用して作ったゼーゴックで軌道衛星上から大気圏へ一気に突入して攻撃を仕掛けるという一撃離脱戦法の実行が計画されていた。
猛スピードでの大気圏突入後に宇宙へと向かう艦隊と交差してその間に敵艦を攻撃して沈めるという難しいミッションであり、パイロットの技量に頼る部分が大きかった。
しかも、連邦も馬鹿ではないから護衛の戦闘機を出撃させており、戦果を挙げたゼーゴックを回収しようとしたガウ攻撃空母も餌食となる。
太平洋戦争末期の「特攻」に近い発想を大の大人が真剣に考えて実行しようとする程、ジオンは追い詰められていたという話である。
時間的には僅か30分の内容で、オールCGの登場人物に違和感はあれども、戦争の悲惨は十分に感じられた。
他のレビューにもあるとおり、一本一話30分でこの値段はどうかと思わないではありません。
が、IGLOOをFullHDで観れるなら、まあ別段惜しくもありません(※重力戦線を除く)。
この「ジャブロー上空に海原を見た」に限っていえば、誇張ではなく3倍の値段でも買っただろうと思います。
ホルバインが自己の信念を不器用に話すシーンには、いつ観てもこみ上げてくるものがあります。
知る人ぞ知る、といった位置づけですが、多くの人に観て欲しい作品です。
通して観ないと話がわからないのが難点ですが・・・・・・
中でも一番好きな作品がこれなのでレビューします。
作品のベーススピリットは庵野秀明さんが書いておられたように
松本零士氏の戦場まんがシリーズ(ザ・コクピットシリーズ)に近いです。
(今回は「衝撃降下90度」と少し似てなくも無い)
今回の急造新兵器であるゼーゴックの戦闘シーンは素晴らしく、そのスピード感とスケール感は
しっかり宇宙空間があり、風が感じられる無限の地平がある見事なものです。
「撃てーっ」と声を出したくなるほどのカッコ良さがあります。
ゲスト主人公の海兵は第二作の印象的な戦車兵を若返らせたようなワイルドガイ。
組織からは用済みとも言える立場も同様、しかしその期待されていないはずの兵士が
実は卓越した戦闘能力を持っている、というハマリのツボも押さえられています。
本シリーズは作品自体は非常に良作です。
今後ブルーレイの低価格BOXで再リリースされて多くの人が楽しむことを私も望みます。
バンダイさん、ぜひよろしくお願いします。
アニメじゃないし、MSは格闘しないし、知らないオッサンばっかり出てくるし、ジオンだし。
TVCMだけ見ると、「一年戦争のMSが最新のCGで!」みたいな印象ですが、中身はガンダム世界を背景に使った「兵器開発史をテーマにした戦争映画」。
しかも今では廃れた、古臭くて悲壮感漂う負け組達の感傷”ララバイ”映画です。
そんなの戦争を知らない(思い入れの無い)今時のガンダム世代に見せて受けるのか?
という疑問が出ますが、そこをつなぐのが宇宙世紀であり、グワジン級であり、赤いザクなのです!
(そういう意味で”ガンダム”を冠する意義があるので、詐欺ではない)
戦艦・巨砲・戦車といった戦争の主役達が、新兵器の出現によってその戦法から運用、軍隊の組織までも変えられ、時代の主役から追い出されていく。
かつてエース・名人と呼ばれた人達ほどその運命を受け入れることが出来ず、足掻いた挙句に時代に取り残されて行ってしまう。
その新兵器こそが何を隠そう、”モビルスーツ・ザク”なのです。
ルウムの海で旧兵器をどたばた運用している主人公達の横を、彗星のような速さで飛び去っていく赤いザク2。
ファースト世代が痺れる名シーンです。
そして、これによって一気に”分かる”仕組みになっています。
なぜこの作品はアンハッピーエンドばかりなのか?
なぜフルCGで、かつアニメトゥーンでないのか?
なぜジオンサイドの話なのか?
なぜアムロやシャアなどの有名キャラが主人公でないのか?
その答えを網羅した上手い導入部分は、残念ながら、このシリーズの前作「MS IGLOO -1年戦争秘録-」に入っています。
さらに残念なことにそれはもう売ってないのですが、ビデオ屋でレンタルしてますので、こちらで見て下さい。
それを見た上でこの「ジャブロー上空〜」を見るとまた違った感想になると思います。
それでもダメなら「ガンダムEVOLVEシリ−ズ」を見たら良いんじゃないかな?
がんだむの外伝とか
もっとたくさんアニメ化してほしい
やっぱり1年戦争のサイドストーリーは良いです。
高すぎです。欲しい方は、安くなるのを待つといいでしょう。