アマゾンでテレビゲームを物色していた時に、おすすめ作品として表示されたことをきっかけに購入しました。
このソフトを立ち上げますと、最初に出かけるリゾート地の時間帯設定があるのですが、何も考えずにボタンを押し続けた私は、リゾート地についたはいいが真夜中じゃんってことになってしまいました。
時間帯設定とは、どうやらプレイヤーが主に遊ぶ時間帯に昼のリゾート地を楽しむためのものらしいので、用事が済んだ後の遊ぶ時間帯に合わせて設定する必要があるのですね。
それと、二つ目の注意点として、ラジオ機能でMP3の音楽を楽しみたい方にはPCが必要になります。
PSPをPCと接続して、中のフォルダに手持ちのMP3データを入れるのですが、節操のない私はPCの中にあるMP3データを手当たり次第にぶち込みました。
そうして試したラジオ機能、スタートボタンからラジオを選択して立ち上げますと、最初にPSPフォルダの下のMUSICフォルダを検索し始めます。
これが長い、いや、欲張ってあれこれとデータぶち込んだ私が悪いのは分かってますから文句は言いません。
2GB以上も検索してるんですからね、そりゃ20秒以上かかるのも仕方ないですよ。
おそらくは、データが少なければもっと早いはずです。
で、検索が終わるとラジオに電源が入りますが何も聞こえない、?マークが頭に浮かびますが、LRで選局ダイヤルを回せると気づき、オートチューニングにまかせてみると、インドネシア語?で話す女性DJが、ゆるやかなBGMと共に語り掛けてきます。
時にしっとりと、時に陽気に弾んだ声で語る女性の話はさっぱり理解できませんが、時折、リクエストなどの英単語やリクエストした方の個人名などが聞き取れると、妙に楽しかったりするのが不思議です。
そうして曲がかかりますと、曲をコーナーの穴埋めに使い捨てて、途中でフェードアウトするようなことは決していたしません、最後まできっちり聞かせてくれるのがなんとも心憎い、日本のラジオ番組とは違います。
まぁ、ゲーム内番組ですから当たり前なんですけどね。
そして、このラジオ機能は、あくまでリゾート地のラジオ番組を楽しませるための物ですので、いたずらにMP3データを流すだけのものではなく、ラジオ番組に必須なものはきっちり聞かせてくれます。
2曲くらい流した後は、ちゃんとニュースコーナーもありますし、天気予報もあります、CMだってあるんです。
チンジャコーラってなんだよ?バンブーシュリケンって何だよ??(笑)
なんにせよ、このソフトを最大限楽しむためにはPCが必要ですので、PC環境のない方にはおすすめできません。
しかし、それさえクリアすれば、某どうぶつのなんちゃらに勝るとも劣らない、楽しいリゾート生活を送れるでしょう。
私にとっての某どうぶつなんちゃらの不満点が、テレビやラジオがあるのに、番組を楽しめないことでしたからね、こちらにはラジオしかありませんが、3局選択できますからニュースはいらない!ってときも、ダイヤルを回せばすぐに曲が始まります、ラジオの風味を味わわせるMP3プレイヤーってかなり面白いものですね。
ちなみに、選局できるラジオ局の中で、一番右側の局は純粋なMP3プレイヤーになっていて、方向キーの上下で曲の切り替えができます、ただ1曲ずつ送ることしかできませんので、曲数が多い場合は望みの曲を出すまで大変な思いをすることになりますから、曲が聴きたいだけでしたらゲーム以外でMP3を再生したほうが良いでしょうね。
真ん中の局はゲーム内の天気予報専門で役には立ちません(?)
でもリゾート地の雰囲気が良く出ていることと、変なCMが聞けるので、疲れたときに選局すると、いつの間にやら延々と聞き続けていたりします。
この局を聴き続けてしまったときは疲れている証拠なので、すぐに休まれたほうが良いでしょう(笑)
さて、変な所にこだわりのあるこのゲーム、他の方はリゾート地をイメージしたポップスや民族音楽などを入れているようですが、音楽のジャンルを絞る必要なんてないのでは?と私は思います。
J-POPだろうがクラシックだろうが、アニソンだろうが気にする必要なんてない、フォークソング、プロレスの入場曲、ゲーム音楽だってかまわない。
インドネシア?のDJがアリル・アリルの歌を紹介したっていいし、さらに言えば昔のラジオ番組やラジオドラマを流したっていいじゃないですか。
リゾート地で適当にダイヤルを回していたら、なぜか何年も前に終了したはずのサントリー・サタデー・ウェイティングバーが流れてきたり、大昔の宇宙戦艦ヤマトのラジオドラマが流れてきて最後まで聞いてしまったりなんてことも・・・
そんな不思議なことがあってもいいんです。
まだ購入して間もないため、ラジオ機能ばかり楽しんでいるのですが、ゲーム本編を進める暇があるのだろうかと疑問に思うほど作業用BGM再生ソフトとして重宝していますよ。
続編は作られないであろう唯一無二の作品、私は買って良かったと思っております。