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Corinne Bailey Rae CD EMI, 354 1172, 2006, 11 Track
Amazonレビュー
ソウルミュージックが最高のとき、素晴らしいヴォーカリストは寂しさ、孤独感、喜び情熱の旅へと連れて行ってくれる。その声をホーンと和音、そしてブルースのハモンドオルガンでミックスすれば、その音楽はすっと時空を越えられる。何人ものアーティストはその妙技を主張するが本当に色あせない音楽はまれだ。コリーヌ・ベイリー・レイはその要素を確かに備えている。イギリスのリード出身の新顔のレーは、ゴスペル聖歌隊に入っていたことがあり、時々70年代の定番、ビル・ウィザーズを彷彿とさせ、ゼロ7とアリーシャ・キーズの音楽の雰囲気をもアレンジしこのCDを作った。他にも、『ティル・イツ・ハプンズ・ツー・ユー』や、彼女の作曲家としての才能や、いつのジャズからの影響があるか、などがわかる『シュー・パストリーハート』など、素晴らしい曲が入っている。声が良いだけで有名になれる時代で、全ての曲を作詞のみならず、ギター、ベース、キーボード、そしてパーカッションまで手がけたレイは類を見ない。その歌にはまだ成熟する余地はあるが、20代半ばのアーティストの彼女のことだ、まだまだこれから成長するだろう。この印象的なデビューをソウルファンの皆さんに広く伝えたい