どんなアニメシリーズだろうと、最終回に求められる物はそのアニメシリーズで訴えかけたい物の本質を全て叩きつける事。
それが出来ていれば、最終回と言うものはその時点で100点です。
このアニメシリーズが訴えかけたかった物は何だったのか?
小さな女の子達のかわいらしさか?そのかわいい日常か?
違う。
それは、「極めて重要な付属要素」に過ぎません。
本質はずばり、「純粋な真心」だったと判断しています。
最終話第12話のサブタイトルが「プレゼント」ですが、茉莉に送ろうとした本に込められた物。そして、最後に出てきた「物達」に込められた物。(ネタバレだから当然、書きません)
その最後の部分だけ、コミックスに無いオリジナルストーリーで終わる訳ですが、そこが見事にその「本質」を演出しきれていました。
実に良かった・・・