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バッドアス! [DVD]

4.5 5つ星のうち4.5 4個の評価

仕様
価格
新品 中古品
DVD 通常版
¥470
DVD 通常版
¥2,580
フォーマット 色, ドルビー, ワイドスクリーン
コントリビュータ テリー・クルーズ, ジョーイ・ブライアント, オシー・デイヴィス, T.K.カーター, マリオ・ヴァン・ピーブルズ, レイン・ウィルソン
言語 英語
稼働時間 1 時間 48 分

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商品の説明

レビュー

製作総指揮: マイケル・マン/ジェリー・オフセイ 製作・監督・脚本・出演: マリオ・ヴァン・ピーブルズ 原案・出演: メルヴィン・ヴァン・ピーブルズ 撮影: ロバート・プライムス 音楽: タイラー・ベイツ 出演: レイン・ウィルソン/ジョーイ・ブライアント/T.K.カーター/テリー・クルーズ/オシー・デイヴィス/デヴィッド・アラン・グリア/ニア・ロング/ポール・ロドリゲス
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内容(「CDジャーナル」データベースより)

登録情報

  • アスペクト比 ‏ : ‎ 1.78:1
  • 言語 ‏ : ‎ 英語
  • 梱包サイズ ‏ : ‎ 18.03 x 13.76 x 1.48 cm; 83.16 g
  • EAN ‏ : ‎ 4988003977047
  • 監督 ‏ : ‎ マリオ・ヴァン・ピーブルズ
  • メディア形式 ‏ : ‎ 色, ドルビー, ワイドスクリーン
  • 時間 ‏ : ‎ 1 時間 48 分
  • 発売日 ‏ : ‎ 2006/4/5
  • 出演 ‏ : ‎ マリオ・ヴァン・ピーブルズ, レイン・ウィルソン, ジョーイ・ブライアント, T.K.カーター, テリー・クルーズ
  • 字幕: ‏ : ‎ 日本語
  • 販売元 ‏ : ‎ キングレコード
  • ASIN ‏ : ‎ B000E0L8DO
  • ディスク枚数 ‏ : ‎ 1
  • カスタマーレビュー:
    4.5 5つ星のうち4.5 4個の評価

カスタマーレビュー

星5つ中4.5つ
5つのうち4.5つ
4グローバルレーティング

この商品をレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2016年4月20日に日本でレビュー済み
ブラックムービーというジャンルを築いたメルヴィン・ヴァン・ピーブルズの伝記映画
息子のマリオ・ヴァン・ピーブルズが監督しつつ、おとんの役もやっている

おとんの横でやることをずっと観ていた息子ならではのリアルな再現VTRだが
話は大体思ったとおりだし(実話だけに…)ヒットするまでの話でそれ以降はないし
ミュージシャンとしてのおとんも出てこない…
全体としてのデキは凡庸な感じかなぁ
興味ある人には面白いけど、興味なかったら…

とりあえず
当時幼かった息子も脱がして筆おろし出演させたり
借金しまくりで映画に客が来なければ家族首をくくるしかないようなギリギリ状況で
ヒットしてよかったですなぁーって感じ
しかしほんまにあんな状態で当時から息子はリスペクトしていたのだろうか…(^_^.)

まぁ当時の雰囲気の歳限度は高く
黒人と白人そしてアジア人の扱いの違いなんかもよくわかるし
アメリカの一歴史を知るって目線で観るのもありかもかも
2009年10月26日に日本でレビュー済み
ブラックスプロイテーションの始祖であるところの作品がまさに生まれた状況を描いた作品。
制作費の捻出が難しくて、かなり無茶なことをやっていたことが克明に描かれている。
アース・ウィンド・アンド・ファイアがこれでデビューというのも驚きだが、13歳の息子に童貞喪失シーンをやらせるのも只者じゃあない。
恐らくはもう黒人コミュニティにおける使命と感じていたことがわかる。
落ちない小切手を切りながら、失明を意識しながらも編集作業をやめられず、なんとか上映までたどりついて、ラジオで宣伝をしたにもかかわらず、上映館で待てど暮らせど客が入ってこない状況は本当につらい状況だと思う。
当時のヒッピーが入ってるビリー役もかなりリアルな感じだし、最後に離脱しそうになるメンバーを説得する主人公の言葉も泣ける。
ポール・トーマス・アンダーソンの「ブギー・ナイツ」も映画産業の内幕ものとして非常に興味深い人間模様を描いていたが、フィクションであった。これは実話にもかかわらずエピソードとしてはさらに過激で感動的だ。
2006年4月11日に日本でレビュー済み
ほんの数十年前のアメリカで、事実上阻まれるマイノリティーの表現の自由。

表現の自由が認められるのは白人の気分を害さない程度で、という暗黙の了解があったようで。。

白人以外の人種は、白人を引き立てるための役でしか描かれることが許されないアメリカ映画のトンデモっぷり(インディアン、黒人、南米系、アジア系等)。

黒人主体の映画を作ることは許されず、誰もがその現実に見て見ぬふりをする中、子供の頃からそんな社会に疑問を抱いていた一人の黒人が立ち上がる。

黒人の、黒人による、黒人のための映画を作ろうじゃないか、と。

何度も大きな壁にぶつかりながらも、熱い情熱に周りも動かされ。。

政治的意図があったにせよ何であれ、主人公の映画作りに対する純粋な情熱がビシビシ伝わってきます。

こうして作られた黒人主体の映画も、今一本の映画として見たとして、特に何の違和感も感じないものなんでしょう。

でも、公開当時は主人公側(白人)と敵側(黒人)が入れ替わるだけで大反響だったようで。。

やっぱ最初の一歩を踏み出したことが大きな功績なんでしょうね。

ありきたりなストーリー展開なれど、実際にあった出来事っていうんだから面白い。

黒人のアフロってカワイイな、しかし(男も女も)。
2007年2月3日に日本でレビュー済み
 実は私は同時再公開された父親作品『スウィート・スウィートバック』のあまりのド迫力にやられてしまい、息子の作品の評価が霞んでいました。最初は単に父親作品が成立する顛末を描いた擬似ドキュメンタリー再現フィルムの様な気がしていましたし。しかし改めて見てみるとこの映画は父親作品とは全くベクトルの異なった名品だということが伝わってきます。確たる計画と技術・スタッフによるウェル・メイドな作品で、しっかりと商業ベースに乗った作品と言えましょう。

 主人公メルビンは万難飛び越えてともかく突っ走りますが、同時に自己内省的である種のためらい・謙虚さを持っています。それを最も象徴するのは主人公自身のダブル=もう一つの自我が語りかけるシーンです。「無理して野望作を作らなくともいつも通り娯楽作を手堅く作ればいいじゃないか」これは父親メルビンの迷いであるというよりも、息子マリオの心の叫びと言えましょう。『ニュージャックシティ』で第一人者になった彼。まさに手堅く娯楽作を撮ればいい状況にあって、自分の深層にある原風景や敬愛・確執相半ばする父親への複雑な感情を盛り込んだ実験作を作るその意味とは。いや、作らずにはいられない内なる衝動。その時思い起こされるのはかつての父親の姿に他なりません。

 映画作りの因業さを描く『アメリカの夜』を凌駕さえするこの映画。しかし私にとって最も近いのは『ゴッドファザー2』であるようにも思われます。第一線に出て壁にぶち当たり、そしてその時に思い起こされるのは一から叩き上げた父のかつての姿。そして無邪気にそれを見ていたかつての自分。来日時の映像でマリオがいつも父親に配慮している様子だったのが印象的でした。ブラックムービーの元祖にしてプロデューサーとしても偉大なる実の父。愛憎を超え、この映画を撮ることによって彼は真の敬愛を得たのかも知れません。素晴らしい父子の物語です。