私はグランジの生き残りとして理解しているマッドハニー。
メンバーもいい大人になって、それぞれ定職につきながら、バンドは副業として続けられているのだそうだ。
定職をもつメンバーによる副業のロックバンドなんて!
そこにはロックがあるのだろうか?
と思えたりもするのだが、
そんな疑問がわいてくるあたりが、実はロックなのだと思う。
誰にどう思われようが関係ねぇー!
俺たちのやりたいようにやるんだ!
というあたりが。
ローリングストーンズのメンバーの顔のしわが、極上のロックであるように、
わが道をすすんでいられれば年齢や境遇は関係ないのだな、
きっと。
しかし、マッドハニーは間違ってもローリングストーンズにはならないだろう。
日本のバンドのイースタンユースとはなんとなくかぶるな。
いけるところまでいってほしいと思う。