Triumph of the Will [DVD] [Import]
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商品の説明
内容紹介
German - English subtitled - The film, realized by Paul Joseph Goebbels, Hitler's Reich Minister for Public Enlightenment and Propaganda, was created to influence all of Germany to support the "power" of the Nazi Party. All during World War II, in every theatre in Germany, either part of, or all of, TRIUMPH OF THE WILL was shown. An historically significant and, at times, horrifyingly manipulative exercise in propaganda for the Nazi regime, TRUMPH OF THE WILL continues to be controversial. This historical document has been unavailable in German for decades. Until her death in 2003, Riefenstahl was under fire for her personal relationship with Adolph Hitler, spending her life in the shadow of collaborating with the Nazi Party.
Amazonレビュー
Triumph of the Will is one of the most important films ever made. Not because it documents evil--more watchable examples are being made today. And not as a historical example of blind propaganda--those (much shorter) movies are merely laughable now. No, Riefenstahl's masterpiece--and it is a masterpiece, politics aside--combines the strengths of documentary and propaganda into a single, overwhelmingly powerful visual force. Riefenstahl was hired by the Reich to create an eternal record of the 1934 rally at Nuremberg, and that's exactly what she does. You might not become a Nazi after watching her film, but you will understand too clearly how Germany fell under Hitler's spell. The early crowd scenes remind one of nothing so much as Beatles concert footage (if only their fans were so well behaved!). Like the fascists it monumentalizes, Triumph of the Will overlooks its own weaknesses--at nearly two hours, the speeches tend to drone on, and the repeated visual motifs are a little over-hypnotic, especially for modern viewers. But the occasional iconic vista (banners lining the streets of Nuremberg, Hitler parting a sea of 200,000 party members standing at attention) will electrify anyone into wakefulness. --Grant Balfour
登録情報
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 言語 : 英語, スペイン語, ドイツ語, イタリア語
- 製品サイズ : 1.78 x 19.05 x 13.72 cm; 77.11 g
- EAN : 0654930305294
- 商品モデル番号 : SFD0052
- 監督 : Leni Riefenstahl
- メディア形式 : オリジナルレコーディングのリマスター, スペシャル・エディション
- 発売日 : 2006/3/28
- 出演 : Adolf Hitler, Hermann G?ring, Max Amann, Martin Bormann, Walter Buch
- 字幕: : 英語
- 言語 : 無条件 (DTS ES 6.1), ドイツ語 (Dolby Digital 2.0 Mono)
- 販売元 : Synapse Films
- ASIN : B000E41MRC
- 脚本 : Leni Riefenstahl, Walter Ruttmann
- ディスク枚数 : 1
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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何回か観ていると、パレードを観閲中のヒトラーの服装が、目の前を行進する部隊ごとに変化(別の日撮影の組み合わせ編集!)していたり、至近距離で撮影していたはずのカメラが引きの画になると映っていなかったりなどなど、細かな点に気付いたりもしますが、当時の熱狂と興奮が醸し出す圧倒的な高揚感が全編を通じて漲っていて、臨場感あふれる撮影と編集の巧みさ、さらに音響効果の見事さもあって、観賞している間に自然と陶酔感に包まれていきます…
ナチスのプロパガンダ映画として、本来の目的以上の結果と影響力(映画撮影&編集技術の教科書のような存在です…)を残し、良くも悪くも後世に語り継がれる遺産となっています…
今回は、特典として、歴史学者アンソニー・サンドロによる詳細な音声解説が付いた事により、当時の時代背景・ナチ党の基礎知識・登場人物など観賞の手引きとしてとても参考になる物と思われます…
個人的には、もう一つの特典、1935年制作の短編『自由の日』が入っていたのが嬉しいオマケでした… 『意志の勝利』では、ほとんど無視扱いされてしまったドイツ国防軍の存在(実際は、予定どおりに演習風景が撮影されていたけれど、悪天候の影響で素材の映像が悪く”とても本編の使用には耐えず”とのレニの判断で編集段階で全面的にカットとあいなったそうです…)に激怒した軍側のヒトラーへの強硬な抗議を抑えるべく、翌年の第7回党大会時に行われた大規模な軍事演習デモンストレーション(後の”電撃戦”初期に大活躍したオートバイ部隊の突進や野砲部隊のスピード感溢れる展開・射撃・撤収までのくだり、当時のバリバリの新兵器”1号戦車”などなど、軍事的に興味深い映像が収められています…)を、再びレニが撮影編集した”いわくつき”の作品でもあります… ドイツ語の副題に『我らの国防軍』って付いているあたりに、ヒトラーの気の使いようが窺い知れますね…
1933年に制作された最初のレニの党大会短編記録映画『信念の勝利』が、レーム事件のあおりで”お蔵入り”の扱いになってますが映像は残っているはず(”海賊版”を観た事はあります…)なので、そろそろどこかで正規版の発売を期待したいところです…
でもこれだけだは結局わかりませんでした。
そして戦争への協力者だったかどうかも。
戦後にナチスとの関わりを追及され、監督は、興味があったのは美だけ、と述べた、と説明がありますが、観ればその意味が分かります。
ドイツの第一次世界大戦後の復興と民族の団結を、これでもかと誇示する党大会。
静かな映像に、ヒトラーの咆哮にも似た演説とその都度熱狂的に応える聴衆の声がいやでも強調される作り。
ただ行進がやたら続き、112分は長く感じた。退屈だった。
ヒトラーは、とにかくドイツ、ドイツ、ドイツと。ドイツに身も心も捧げよと。
ヘスが最後に言う、ヒトラーはドイツ、ドイツはヒトラー。
独裁者ヒトラーと、ヒトラーに熱狂する聴衆、大会参加者。
ファシズムを目撃出来る貴重な作品であることは間違いない。
映像美は、言われるほどではないと思った。ナチスの演出が凄まじいのである。
私は、パンフにある俳優の文章を、支持しない。
ナチス=悪、と条件反射的に否定しなければ思想的に問題があると排斥される始末。
思考停止に陥ることなく、そんなに悪い集団ならば、どうしてドイツ国民は合法的にナチスに
政権を与えたのか? どうして英米と対峙してしまうことになるドイツとの同盟を日本は
推し進めたのか? これらを冷静に考えることは悲劇を防ぐ為にも意義のあることだと思う。
こうした疑問をベースに、当時のドイツ国民、ナチスの接遇を受けた日本の外交官・軍人、
あるいは映画館でこれを見た当時の日本人の視点にたって観ることをお勧めする。
まず、斬新なカメラワークが古さを感じさせないことに驚き、これが実績も確立していない
ダンサー出身の若い女性監督によるものであることにまた驚く。
会場での火や煙が効果的に使われている。夜間集会での光と影の絶妙な効果、制服のデザインの
秀逸さ、それが集団で動く、整列する美しさ。
さらに、行進するローマ式の旗やそれを迎えるローマ式敬礼の波は、二千年の時を超えてローマ帝国
を彷彿とさせる。
ローマ帝国を滅ぼしたゲルマン民族の末裔が、それを再現しているさまは興味深い。
「意志の勝利」は文献では見かけたが、否定的な面ばかりが強調されていて、客観的な評価では
なかったことが実際の映像を見て分かった。
非常に成功したプロパガンダ映画であり、今なおドイツでは法律で上映が禁止されているというのも
うなずける。
敗戦の歴史からさかのぼって、松岡や大島はとんでもない馬鹿者ということになっているが、
この映像を見てから、ドイツのすごさに心酔してしまった彼らを一方的に非難できるだろうか疑問に思う。
それほどこの映画は、映像美を圧倒的なスケール感で伝えることに成功している。
決して古さを感じさせない。
たんなる集会映像を、これだけ見せるのは、ナチス党やドイツ人のすごさもさることながら、
監督の天賦の才能による。
近代史を自分の頭で考えることができる人にお勧めする。
入手できなくなる前にぜひ手元に置いておきたい映像資料。