メル・ブルックスのサイレント・ムービー [DVD]
フォーマット | ワイドスクリーン, 色, ドルビー |
コントリビュータ | メル・ブルックス |
言語 | 英語 |
稼働時間 | 1 時間 28 分 |
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商品の説明
商品紹介
セリフはたった1度だけ! ライザ・ミネリ、ポール・ニューマンなど
オール・スター競演によるギャグ&ジョーク・コメディ!
<キャスト&スタッフ>
メル・ファン…メル・ブルックス
エッグス…マーティ・フェルドマン
ペル…ドム・デルイズ
ヴィルマ・カプラン…バーナデット・ピータース
撮影所長…シド・シーザー
エンガルフ…ハロルド・グールド
デボア…ロン・ケリー
監督・脚本:メル・ブルックス
製作:マイケル・ハーツバーグ
脚本・原案:ロン・クラーク
脚本:ルディ・デルカ/バリー・レビンソン
撮影:ポール・ローマン
音楽:ジョン・モリス
●字幕翻訳:新村一成
<ストーリー>
1976年、映画の都ハリウッド――。酒浸りで落ち目となった映画監督メル・ファンは、仲間2人と組んでもう一度いい映画を作ろうと決意する。しかも今どき流行らないサイレント映画でである。メルたちが脚本を売り込みに行った撮影所は深刻な経営危機にさらされ、乗っ取り専門の悪徳企業に狙われていた。始めはサイレント映画に渋っていた所長だったが「大スターを総動員で」のメルの言葉に、それならイケる!と大乗り気。早速バート・レイノルズ、ジェームズ・カーン、そしてライザ・ミネリ、ポール・ニューマンなどなど、次々と超大物スターを口説きにかかるが、みんな出演を快諾。ついにフィルムが完成し、成功を目前にしたメルの前に悪徳企業の一味が妨害しようと立ちはだかるが……。
<ポイント>
●現代に"オール・スター"でサイレント映画を作ろうとする監督が巻き起こす珍騒動。たった一度の台詞を除いて、全編がサイレント=無声映画で作り上げハチャメチャ・コメディ。
●切れめのないギャグとジョークの連続で全世界を爆笑の渦に巻き込んだ傑作コメディを作ったのは、自ら主演、脚本を兼ねた喜劇王メル・ブルックス監督。
●ライザ・ミネリ、ポール・ニューマン、アン・バンクロフト、バート・レイノルズ、ジェームズ・カーンなど大物スターがカメオ出演し、それぞれがユニークな登場の仕方でファンを魅了!
<特典>
●オリジナル劇場予告編
Amazonより
舞台は1976年のハリウッド。落ち目の映画監督メル・ファンは、サイレント映画でひと旗あげようと決意。大スター総動員のサイレント映画を作るため、スターたちの説得に乗り出す。ところが成功を目前に撮影所を乗っ取ろうと企んでいた悪徳企業が、メルらに妨害をするようになって…。
パロディ王ともいうべきメル・ブルックスがサイレント映画を本気で復活させた作品。従来のサイレント映画のテンポや撮り方を、見事なまでに継承していて、その凄まじいまでのメルの映画愛には敬服してしまうほど。当時の大スターだったバート・レイノルズのニヤけた2枚目演技や、ポール・ニューマンの電動車椅子でのチェイスなど、大スターが自分自身を実に楽しげにオーバーに演じていて楽しませてくれること確実だ。(横森 文)
レビュー
製作: マイケル・ハーツバーグ 監督・脚本・出演: メル・ブルックス 原案・脚本: ロン・クラーク 脚本: ルディ・デルカ/バリー・レヴィンソン 撮影: ポール・ローマン 音楽: ジョン・モリス 出演: マーティ・フェルドマン/ドム・デルイス/バーナデット・ピータース/シド・シーザー/ハロルド・グールド/ロン・ケリー
-- 内容(「CDジャーナル」データベースより)
登録情報
- アスペクト比 : 1.78:1
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 言語 : 英語
- 梱包サイズ : 18.03 x 13.76 x 1.48 cm; 83.16 g
- EAN : 4988142349026
- 監督 : メル・ブルックス
- メディア形式 : ワイドスクリーン, 色, ドルビー
- 時間 : 1 時間 28 分
- 発売日 : 2006/3/10
- 出演 : メル・ブルックス
- 字幕: : 日本語, 英語
- 言語 : 英語 (Dolby Digital 2.0 Surround)
- 販売元 : 20世紀 フォックス ホーム エンターテイメント
- ASIN : B000E42PZU
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 122,790位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
でも有名俳優が次々に喜々として演じていてみているこちらも楽しくなります
このコンセプトで、新たな作品を作れたら面白そう・・・
斜陽の映画監督が、干されないようにと考えたのが、いろいろなスターを使ったサイレント映画を撮る企画。(というのをサイレント映画で作ったのが本作)
様々なスターに会いに行き(もしくは偶然出会い)出演を依頼していきます。
映画の前半は、スタートの交渉を。後半は出来上がったフィルムの争奪戦。
ほんとにたった一言だけのセリフを、普通はセリフをしゃべらない世界トップの、今は亡きあの方がしゃべりますが、文字でもたった二文字なので、聞き逃さないように!
ポールニューマンのレースシーンもあります。
ライザミネリのシーンなどは、まさに吉本新喜劇ですな。
あと、アン・バンクロフトが綺麗でした。
当時、すでに映画はカラーで、米国のかたたちも、やはり昔のチャップリン時代を懐かしんだんでしょうかね。
ノスタルジックな新喜劇です。
おすすめ!
彼の傑作の「大脱走」だと、笑いはストーリーの中にしのびこませてあって、なにげない会話にも笑いとペーソスがある。当たり外れはあっても、メル・ブルックスはいやみがなく、彼のファンであることに変わりはないけれど、本作はいただけない。
「ブレージング・サドル」でも書きましたが、元々メル・ブルックス監督の作品は日本で受けるとは思えない作品ばかりで、「ヤング・フランケンシュタイン」ぐらいでしょうか、辛うじて認知されているのは。
しかし本国亜米利加では前2作ほどではないが、そこそこの興行成績を収めている。この事は亜米利加人と日本人の笑いのツボが全く異なっている証左と言えるだろう。
70年代と言う時代に無声映画を撮ったブルックス監督のアイデアは素直に認めるべきだが、台詞無しで観客を笑わせようとするとどうしても芝居そのものをオーヴァーにせざるを得ない。
今観るとそれが却って、笑えなくなっているのが残念。
今作のトピックスとしてはやはり当時の大物スターが実名で大挙して出演している事でしょう。
しかも全員が其々笑いを誘う為の小芝居をしているのがミソです。当時のブルックス監督の影響力が半端じゃなかった事が解ります。
彼らがどんなギャグを見せてくれるのか、非常に興味の湧くところですが、其々の個性を活かしており、亜米利加では受けたでしょうね。
まずは当時のセックスシンボル、バート・レイノルズ。続いて肉体派ジェームズ・カーン。
この男優2人に関しては日本ではイマイチ人気が無かっただけに、日本においてはお客を呼ぶ効果を果たせていないでしょうね。
3人目はミュージカル・スターのライザ・ミネリ。彼女もその個性的な顔立ちが影響してか日本では全くの不人気でした。
4人目がブルックス監督の奥さん、アン・バンクロフト。親族だけに前の3人よりはいじり方が手厳しい。
でも流石大女優です。『よーやるわ』と唸らされる程頑張ってます。笑えるかどうかは別にして...
5人目に仏蘭西の名パントマイマー、マルセル・マルソーを起用し、この人の場面ではあっと驚く趣向が凝らされています。これは観てのお楽しみ。
最後に控えしは我らがポール・ニューマン。日本でも絶大なる人気の彼には彼らしい最高の見せ場を用意しており、彼は彼で嬉々として演技しているのが良く解ります。
何時もながらのコテコテギャグをメルブル作品のレギュラー陣がこれでもかこれでもかと見せてくれますが、下ネタも多いしおバカ映画の典型なので
何か深遠な物を求めて映画を観る方には、今作を全くお薦め出来ません。
マーティ・フェルドマン(取り巻きのエッグス)、ドム・デルイーズ(同じく取り巻きのベル)、 シド・シーザー(今のところ撮影所の所長)、
バーナデット・ピータース(謎の女ヴィルマ・カプラン)等などブルックス一家総動員なんですが、残念ながらジーン・ワイルダーは出演しておらず。
どうやら「ヤング・フランケンシュタイン」を最後にこの2人は袂を分けたようですが、何が原因なんでしょう?
珍芸、名演技を披露するのだから。ポール・ニューマン。ライザ・ミネリ、ジェームズ・カーン、バートレイノルズなどが集結して
いままでのぞかせたこともないような秘技をついに見せたのですから、この作品が大評判になったというのも納得。
さらに、この大スターたちは顔見せ出演ではなく、それぞれ平均した出演場面で芝居もふんだんに披露して笑わせま
す。ライザが、甲冑でがんじがらめになってドタバタ魅せるシーンも、バンクロフトがエレガントなフラメンコを
見せ、目ん玉グリ゙クリのびっくりするような秘技を見せたり、楽しいこと,おかしいこと、そしてあのスター
にこんな側面があったのかとおどろかされる。
当時チャップリンやキートンの無声映画がリバイバルされて、これこそがまさに映画の原点だと若者たちにもかなりの人気を
集めたが、ブルックス監督はあえて奇想天外なギャグとアイデアで型破りの喜劇を作ったわけだ。
この作品の素晴らしいところは名場面とバカバカしさがとぎれることなく継続するような構成にあるところだろう。
この作品こそ喜劇の真髄といえるのではなかろうか。