昔から悪党パーカーシリーズなどを読んでいて名前は知っていましたが
その他の作品や経歴、人物像などを知りたく購入しましたが買ってとても良かったです。「探偵物語」が
好きな人は、買いです!!
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ミステリマガジン 2016年 03 月号 [雑誌] 雑誌 – 2016/1/25
小鷹信光氏が昨年末、2015年の12月8日に、すい臓がんで逝去した。享年79。ハードボイルド研究の第一人者として知られ、ダシール・ハメットやジェイムズ・クラムリーなど100冊に及ぶ訳書がある翻訳界の大御所で、ドラマ「探偵物語」の同名原案を記した作家でもある。ミステリマガジン編集部では、昨年の春から準備を始めて、小鷹信光氏の功績をまとめるべく、2015年11月号から雑誌内雑誌の体裁をとった連載《小鷹信光ミステリマガジン》を掲載し、本号掲載の第3号を最終回とすることになっていた。生前追悼だと自ら冗談を言う小鷹氏の少しでも元気づけになればと考えていたが、実際に連載を始めてみれば、その多彩な仕事ぶりに目を見張るばかりだった。小鷹氏は苦しい病床からも最後まで執筆を続け、本号掲載の第3号編集後記がミステリマガジンに寄稿した最後の原稿となった。ミステリマガジンの歴史を支えた恩人でもある小鷹氏を偲び、本特集をもって追悼の意を表す。
商品の説明
出版社からのコメント
昨年12月8日に惜しまれつつこの世を去った小鷹信光氏から、実は宿題が遺されている。リッチーの新短篇集やロス・マクドナルドの新訳、小鷹信光PBスクラップブック、偲ぶ会の手配のほか、ミステリマガジン編集部に遺された宿題は、小鷹信光ミステリマガジン第3号と、当然やることを想定されたであろう追悼特集だ。複数の仕事から偲ぶ会にいたるまでできうる限り手を入れて細かい指示を残した小鷹氏だが、さすがに追悼特集についての指示はなかった。だからこそ、この特集は、我々が小鷹氏に教えてもらったことを少しでもお返しする場としたい。小鷹氏の身近な人々による追悼エッセイ、小鷹氏がミステリマガジンに寄稿した原稿を中心にした短篇・エッセイの傑作の再録、小鷹氏の個人年表、リストで、ミスター・ミステリマガジンといっても過言ではなかった小鷹氏を偲ぶ。
登録情報
- ASIN : B000E5KWEK
- 出版社 : 早川書房; 月刊版 (2016/1/25)
- 発売日 : 2016/1/25
- 言語 : 日本語
- 雑誌 : 320ページ
- 寸法 : 21 x 14.8 x 2.2 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 230位文芸雑誌
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2018年12月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2016年1月27日に日本でレビュー済み
なんということだ。予備知識のない僕でも、昨年12月の訃報は眼に止めた。
特集は小鷹信光追悼。故人を偲ぶ年表と、寄せられた文が数編。それに、小鷹信光氏の作品と、翻訳作品の再録。他。小気味い良い小品。
誌内の「小鷹信光ミステリマガジン」は第3号。「予定通り、」「3号雑誌で終わります」とある。
月村了衛『機龍警察 狼眼殺手』連載第2回。夥しい人物達と組織。官界、財界、政界。疑惑の全貌はどこまで広がっているのだろうか。黒い謎が頭をもたげる。
特集は小鷹信光追悼。故人を偲ぶ年表と、寄せられた文が数編。それに、小鷹信光氏の作品と、翻訳作品の再録。他。小気味い良い小品。
誌内の「小鷹信光ミステリマガジン」は第3号。「予定通り、」「3号雑誌で終わります」とある。
月村了衛『機龍警察 狼眼殺手』連載第2回。夥しい人物達と組織。官界、財界、政界。疑惑の全貌はどこまで広がっているのだろうか。黒い謎が頭をもたげる。
2016年2月16日に日本でレビュー済み
小鷹信光氏の追悼特集。失礼ながら氏のことはまったく知らなかった。探偵物語の原案を作成した人らしいのだが、そもそも私は、探偵物語の作品名は知っているが、テレビでも見たことがない。伝説の作品として扱われていることを知っているくらいだ。この特集を読んで、今まで知らなかったことを恥ずかしく思うと同時に、知ることができた幸運を感じている。ハードボイルド作品を読みたくなった。探偵物語も読みたくなった。氏の功績は大きい。生き方もハードボイルドだ。男として理想の生き方をした氏を羨ましく思う。私もハードボイルドな生き方を目指したい。どこまでできるかは分からないけど、自分次第なのだろうなと。少し大袈裟かもしれないが生き方を教えてくれた特集でした。