このシリーズ、ぺと子の関西弁と屈託の無い性格の魅力が、全編を貫きます。
そして、多様な属性の種族と、普通の人間とが、大きな軋轢もなく共存している平和性が、非常に良いです。
実社会には、排除の論理が、大きな壁になる場合もあります。
それが、徐々にではあるものの、特に、若い世代程、壁は小さくなりつつあります。
こんな事を、連想させられました。
シリーズ全体は、「共存」という点では、非常に未来志向です。
作品全体が、一定のメッセージを発しているかの様です。
それぞれのキャラクターは、意表を突かれる、個性に溢れています。
そして、何より、大変美しいラストシーン。
美しい映像と、のどかな雰囲気。
浸れます。