イマイチ目新しい内容はないですね。まず、いつものことですが選曲がオジサン向けですね。今の吹奏楽ブームの中心的存在である中高生の知っている曲は本当に一部で、あとは40代ぐらい以上のおじさん達が懐かしむ曲ばかりだと思います。しかも、最新の曲は皆無です。おそらく演奏者の皆さんは気持ちよく演奏されているのでしょうが、40代半ばの私から見ても、引いてしまう程偏っていると思います。確かにタイトルだけはNEW...ですが、狙いは何でしょうか?このCDを参考にして顧問の先生が選曲をし、演奏する中高生たちはよく分からずにやっているような演奏会を今年もいくつも見るのかな?
また、これもいつものことながら、中低音楽器がほとんど聞こえてこないバランスの悪い録音が、おもしろさを半減させています。
編曲も、これだけの一流ゲストを揃えるほどの物だとは思えませんし、もう少し構想から練っていい物を出して欲しいと思います。毎年のことでマンネリ気味かな?