時代こそ正典と同じだけれど,ホームズが若い(28歳設定)(6/22追記。ホームズがワトソンと出会って同居を始めるのは正典準拠。多分この年齢でしたすみません)。
ワトソンは検視医、モリアーティは名の知れた殺人犯などオリジナル設定満載の作品です。見た目のよい若きホームズは第一印象抜群。でも若いからか、女を連れ込む、酒は浴びるほど飲む、功名心ありありの曲者です。逆に、ワトソンは見た目100kgオーバーの巨漢で「何だこれ?」と思いますがこれがなかなか。腕の確かな検視医であり発明家、腕っぷしも強くて歴代ワトソンの中でも優秀だと思います。これであと30kg痩せてればいうことなさそう。
邦題見ればわかるようにモリアーティ教授との対決がメインですが、そこにお約束の恋愛やお色気シーン?もあり、謎解きよりは冒険活劇の印象です。大体がモリアーティも知的というよりわかり易い悪党顔だし。
つまり、オーソドックスなホームズ物はもう見飽きた方、ハンサムホームズの顔が見たい方、ホームズ物コレクターの方には勧められます。普通のホームズファン(普通って何?)なら、一本目は他の作品をお勧めします。でも、この安さなら興味があればどうぞ(私はこれで買いました)。