雰囲気としては、コミック版の巻末にあるおまけを、CDドラマにした感じ。
しかし、本編の切ない空気を期待して買うと、見事に裏切られます。
かしましにおけるギャグパートは、自分としても嫌いではありません。
しかし、それはあくまでも箸休めであって、このCDのようにギャグメインになってしまうと、アニメ版で泣いた涙を返してくれ、オフィシャルでキャラを壊さないでくれと、怒りすら込み上げてきます。
唯一のシリアスストーリーであり、アニメ版の12話と13話の繋ぎとなる「9月某日 やす菜」も、アニメやコミックより心理描写が薄っぺらで、あまり補完の役目を果たしていなかったのが残念です。