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ライアンの娘 特別版 [DVD]

4.0 5つ星のうち4.0 95個の評価

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新品 中古品
DVD 通常版 ¥1,059 ¥919
DVD 通常版
¥4,900
DVD 通常版
¥9,901 ¥265
DVD 通常版
¥990
DVD AmazonDVDコレクション
¥30,080
フォーマット 色, ドルビー, ワイドスクリーン
コントリビュータ ロバート・ミッチャム, レオ・マッカーン, バリー・フォスター, ジョン・ミルズ, デヴィッド・リーン, サラ・マイルズ, トレヴァー・ハワード
言語 英語, 日本語
稼働時間 3 時間 26 分

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メーカーによる説明

   
ライアンの娘 特別版(2枚組)[WB COLLECTION][AmazonDVDコレクション][DVD] ライアンの娘 特別版(2枚組)[DVD] ライアンの娘 特別版[DVD]
カスタマーレビュー
5つ星のうち4.0
95
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価格 ¥1,152
製品仕様 DVD DVD DVD
発売日 2018/2/17 2015/12/16 2006/5/12

商品の説明

商品紹介


名匠デヴィッド・リーン監督が放つヒューマン・ドラマ、映像特典満載で初DVD化!
人間のおろかさ、聡明さ、葛藤を重厚に描いた名作!

20世紀初頭、アイルランドの寒村を舞台に、駐在しているイギリス軍守備隊指揮官ランドルフと、その村に住む人妻ロージーとの不倫を通して描かれるヒューマン・ドラマ。人間のおろかさ、聡明さ、葛藤を重厚に描く名作。


【映像特典】
Making of Rising Storm (約27分)
Making of Storm Chaser (約20分)
Making of Eyes of Storm (約14分)
We are the Last of the Traveling Circuses (約20分)
A Story of Love (約6分)
オリジナル劇場予告編

Amazonより

20世紀初頭、反英国派が武器の陸揚げに利用している北アイルランドの海辺の村で、古い因習に反発気味な娘ロージー(サラ・マイルズ)と年の差が離れた教師チャールズ(ロバート・ミッチャム)が結婚した。しかし彼に不満足なロージーは、赴任してきた英国駐留軍将校(クリストファー・ジョーンズ)と関係を結んでしまう…。
名匠デヴィッド・リーン監督による堂々206分に及ぶ壮大なメロドラマ。アイルランドの大自然を風景描写としてのみならず主人公たちの心象としても繊細に捉えられていくことで、単なる不倫ものとは一線を画した人間の業や愚かさなどが淡々としたスケッチとして描きこまれていく。リーン作品に欠かせないモーリス・ジャールならではのゴージャスな音楽効果、アカデミー賞撮影賞を受賞したフレディ・ヤングの映像美、イギリス映画界の重鎮名優たちの演技(ジョン・ミルズがアカデミー賞助演男優賞受賞)など、映画ならではの香りと風格を大河の流れのごとく、とくと堪能できる逸品であり、『アラビアのロレンス』『ドクトル・ジバゴ』といった他のリーン作品に負けるとも劣らない完成度を保つ傑作である。(増當竜也)

登録情報

  • アスペクト比 ‏ : ‎ 2.35:1
  • メーカーにより製造中止になりました ‏ : ‎ いいえ
  • 言語 ‏ : ‎ 英語, 日本語
  • 製品サイズ ‏ : ‎ 25 x 2.2 x 18 cm; 83.16 g
  • EAN ‏ : ‎ 4988135569950
  • 監督 ‏ : ‎ デヴィッド・リーン
  • メディア形式 ‏ : ‎ 色, ドルビー, ワイドスクリーン
  • 時間 ‏ : ‎ 3 時間 26 分
  • 発売日 ‏ : ‎ 2006/5/12
  • 出演 ‏ : ‎ ロバート・ミッチャム, サラ・マイルズ, トレヴァー・ハワード, ジョン・ミルズ, レオ・マッカーン
  • 字幕: ‏ : ‎ 日本語, 英語
  • 販売元 ‏ : ‎ ワーナー・ホーム・ビデオ
  • ASIN ‏ : ‎ B000EPFSO4
  • ディスク枚数 ‏ : ‎ 2
  • カスタマーレビュー:
    4.0 5つ星のうち4.0 95個の評価

カスタマーレビュー

星5つ中4つ
5つのうち4つ
95グローバルレーティング

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緑の丘アイルランド 若き女性の衝動、とまどいとメタモルフォーゼ
5 星
緑の丘アイルランド 若き女性の衝動、とまどいとメタモルフォーゼ
何という美しさ、壮大さ。20世紀初頭のときに荒々しくときに穏やかなアイルランドにため息が出ました。荒涼として移ろいやすくむき出しの大自然を背景にして、若き新妻のくすぶる性への渇望・不安定な自我・夫との行き違いを横糸、アイルランド独立運動を縦糸にして織られた見事な映像詩。小さなことをおろそかにしない写実画のごとき端正な筆さばき。まさに人間ドラマの王道。そして自然描写。緑の丘、駆ける雲、咲き乱れる花々、光射す雲間、湿地に咲く花、そそり立つ断崖、広大な干潟、潮の満ち引き・・。『戦場にかける橋』の熱帯林、『アラビアのロレンス』の灼熱の砂漠、『ドクトル・ジバゴ』の極寒の雪原ももちろん厳しく観るものに迫りましたが、本作のアイルランドの海と空と山々もそれと並ぶ、いやそれ以上といえるほどの圧倒的な力強さです。大劇場で観たかったですね(本作は70mmのフィルムで撮影されました)。特にアイルランド独立組織が村人とともに流された物資を回収する暴風雨の海の描写は息を飲みます。19歳の主人公ロージー(サラ・マイルズ)。アイルランドの海を見下ろす寒村で恩師である教師に恋い焦がれ結婚します。しかし中年の夫チャールズ(ミッチャム)への想いはあこがれか、尊敬か、あるいは性への欲望だったのでしょうか。我を忘れるような突き上げる欲求に火をつけ、満足させたのは夫ではなく、この地へ赴任してきたイギリス軍将校ドリアン(クリストファー・ジョーンズ。戦争経験で病んでいます)。自身の欲望に戸惑い罪に苦しむロージーと、傷つきながらも彼女を受け止めようとするいささか不器用なチャールズの心の変遷。ひとつひとつのやりとりが2人の行き違いをさりげなく伝えています。そして光、風、揺らめく木々、波。自然・気候すべてが彼らの内面を代弁するように見えてきます。自然が単なる背景に留まっておりません。自然が物語の一部になっているのです。オープニング、崖からふわふわと舞い落ちる日傘はどこへ飛んでいくかわからぬ彼女の道程を予見させる場面。夜半、咲き乱れる白ユリがゆらゆらと風にそよぐのは、ざわざわとしたロージーの胸の内。本作はアイルランドの来歴を少し頭に入れておくとより理解が進むと思われます(当方、所見時はよくわかりませんでした)。19世紀初頭にグレート・ブリテン王国とアイルランド王国は合併(事実上の併合らしい)。独立の機運が高まり1919年からアイルランド独立戦争、条約締結の後、22年にイギリスの自治領に。ただし北部はイギリスに留まります(現在のイギリス内の「北アイルランド」)。そしてアイルランド内戦。本作はこのあたりを時代背景としていると思われます。つまりイギリス連邦兵士がアイルランド自治領に駐屯し、独立の動きを抑え込んでいた時期です。それゆえ村人はイギリスに激しい反感と敵意を抱きます。このことがアイルランド(特に地方の)の生活と人心を荒ませているようです。ロージーが激しい恋(と性)に堕ちるドリアンは駐屯地の指揮官。アイルランドは宗教的に中立とのことですが大半がカソリック。一方イングランドはプロテスタント(特にイギリス聖公会)です(当方はイギリスの専門家ではなく不備等はご海容願います)。本作は官能的でした。若き女性の地に足のつかない危険な不安定さがこの官能を生んでいます。この点で印象的かつ重要なシーン。1つ目は夫チャールズとロージーの初夜のシーン。ここに多くのことが示されています。チャールズは淡泊でロージーを満足させることができません。しかもそれを何とも思わない。直後のなんともいえない彼女の複雑な表情が悲劇の始まりを予感させます。初夜(つまり初体験)を奇跡と陶酔の一夜と夢見ていたのですね。2つ目はロージーとドリアン将校とが森の奥で交わるシーン。初めて爆発するような喜びをえた彼女の陶酔の表情は初夜とは対照的で「女性はオソロシイ」(笑)などと昔はおもったものです。先行レビュアーさまの多くが触れておられる名場面。長い無音の中、風に揺れる2本の蜘蛛の糸や飛び散るタンポポの種子や流れる小川の水などが比喩になり印象的です。マイケル(ジョン・ミルズ)がきょう言廻し的存在。多くの重要な出来事のほとんどの立会人であり目撃者となります。心も体もともに具合が悪いのですが、話すことができず理解の不充分な役どころにそのようなきょう言廻しの役割を持たせたのは興味深いです。寒村で唯一のイノセントな存在ともいえます。メイキングでは「見えざる鳥のような存在」と説明されています。一言もセリフがなくアカデミー助演男優賞受賞。この設定とミルズの芝居は驚くべきものです。トレバー・ハワードのコリンズ神父は本作の良心であり、村の良心。2人の心の変化を絶妙に読み取り導く頑固だが温かい神父。頼もしい(この時代、カソリック神父の威厳はすごかったように描かれています)。当初は例によってアレック・ギネスが打診を受けたということです。そしてロージーの父を演じた狐のように狡猾ですが娘思いのレオ・マッカーン。ミッチャムもタフなイメージとは正反対の田舎教師をさらっとやってのけていて貫録です。所見時は主役2人に眼がいきますが、再見時は他の男優陣の芝居・キャラがクリアに立体的に迫ってきました。クリストファー・ジョーンズ演じるドリアンも悲しい存在でした。また、独立運動の英雄オリアリー(バリー・フォスター)のシークエンスが重要な役割を果たしています。この顛末がロージーに思いもよらぬ辛苦を与えることになるのです。これらロージーをとりまく人物像と歴史的背景が本作に厚みを与え、ありきたりな恋愛ものとは一線を画す仕上がりです。フレディ・ヤング(『アラビアのロレンス』『ドクトル・ジバゴ』両作品でアカデミー撮影賞受賞。本作で3回目の受賞)の撮影だけでも観る価値があります。本DVDは2枚組。1枚目に本編第1部。Intermissionまで。2枚目に本編第2部と特典類(87分)。本作はOverture, Intermission, Entr’acte, Exit music まである195分の繊細かつ雄大なドラマ。なぜ公開時アメリカで批判を浴びたのかわかりません。できるだけ大画面でどうぞ。デビッド・リーン師匠については何をいまさら。そしてモーリス・ジャールの音楽もいうことなしです。Ryan's Daughter 1970 U.K. MGM (ソフトはWB)
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上位レビュー、対象国: 日本

2021年4月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
大好きな映画です。
リーン監督の作品いずれも素晴らしいのですが、この作品は特に、人間の嫌なところがこれでもかと描かれていて、気持ちが苦しくなるほどです。
アイルランドの壮大な美しい自然との対比において、それは一層強く胸に迫ってきます。

それでいて、恋愛における男女の心の揺れ、迷い、本能がとても丁寧に描かれて、性愛の表現もとても美しいと感じました。忘れられない場面の一つです。

登場人物についても、ひとり一人、とても丁寧な像がつくられており、表現者も皆、素晴らしいです。
特に一切のセリフなく、表現しきっているジョン・ミルズの演技には圧倒されます。かれの存在は道化の立ち回り役、と思っていた観客は、結局、一番誠実だったのは彼であることに気づかされます。
トレバー・ハワードの豪快かつ優しさに溢れた神父も良いですし、クリストファー・ジョーンズの憂いある演技も素敵でした。
9人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2022年3月7日に日本でレビュー済み
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ロバート・ミッチャムは本当に眠そうな目をした俳優です。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2016年4月20日に日本でレビュー済み
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ストーリーはイマイチ。でも、アイルランドの風景は想像以上に美しかった。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2020年4月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
梱包はしっかりされて、納期も決められた通りでした。
2017年10月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
英国支配下のアイルランド。荘厳な景色と裏腹に、仲間を裏切る酒屋の主と夫を裏切るその娘。婦人は旦那の淡泊さが耐えきらず赴任してきたイギリス小左と不倫する(森の中では3回もしてる)。一方、まじめで勤勉な草食旦那(ロバートミッチャム)は不貞を知りながらもいつかは自分のもとへ帰ってくると信じ込む。
アイルランドのレジスタンスは民衆を仲間に入れ決起しようとするが、酒屋のスパイ行為で全員死刑。スパイ容疑をかけられた婦人(娘)は集団リンチにあう。それをただ見届けるだけの草食親父。結局婦人は離婚して町を出て行くことになるのだが、やり直そうと提言し一緒に町を出て行く夫。
神父がこの先はわからないことばかりさと暗示する。

感想:
ほんとに男って未練がましく、すぐ病んじゃうし、女って強いなあと思わせる映画だった。
当時モテモテの男前のデビッドリーン監督が女性の性を教えてくれる作品。また作品中の障害者は一言も発することなくジェスチャーのみで演じてるのが凄い。いじめられっこであるが、人として、人間がもつ無邪気さや優しさが丁寧に書かれているのに感動する。とにかく海が青く砂浜が白くきれいである。かなりの長編映画であるが、百聞は一見に如かずである。ブルーレイ化されるのを願う。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2014年10月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
うん、こういう人間関係の裏話、人間性悪説みたいな話を莫大な金かけて、作ったデビットリーンはえらいです。この映画は当時ニューヨーク協会?から酷評されたそうで、そのインタビューがおまけでついてます。確かに、酷評されてもしょうがないと思わせるような、こじんまりした話、無論、それは作る監督も、「小作品」にしないように注意したらしいから。

その後、、の女優が出て解説します。ものすごい美人女優ではないけど、お、近所に住んでたら、飲みたいな、みたいな変に親近感を感じさせるキャラなのである。それが、戦争神経症の、かっこいい男とできちゃって、どうせ長続きはしないけど、でも激しく愛しちゃって、みたいな、それで、林の中で、うまつないである横で(実際はスタジオだったらしいが。)、エッチするわけね。そもそもありえねーってことなのだが。やっちゃうのがデビットリーンのすさまじいパワーなのですよ。

あとは嵐のシーン、これはすごい。ほんとすごい。どうやって撮影したのかわからないくらいすごい。映画館でみたら、キャーって叫んで逃げるわな。

まあ、最後に戦争で実際にあった、パリ女の丸坊主を再現するかのように、頭を刈られる。そのときの大衆パワーは本来は神父がどなったくらいでは跳ね返されると思うが、それでも、なにやら、善は確かに存在するっぽい、まっかかの顔が印象的。

いや、やっぱり傑作ですよ。これは。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2013年2月21日に日本でレビュー済み
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若かりし頃見たかった映画で探していました。
あの当時が蘇りました。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2019年11月16日に日本でレビュー済み
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アイルランドの壮大な景色も、ドラマを進める上での重要な要素になっている。大作としての大味さは全く無い。リーンの作品として傑作の名に恥じないのは「アラビアのロレンス」だが、私が最も好きなリーン作品はこの「ライアンの娘」である。
9人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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