第2次大戦直後のドイツを支配する狂気と
幻想的な映像・音楽とが共存する
残酷にして美しい映画であります。
まさに「映画的化学反応」の醍醐味を堪能できる作品の一つであると
言えるでしょう。
ヨーロッパ プレミアム・エディション [DVD]
フォーマット | ワイドスクリーン, ドルビー |
コントリビュータ | エディ・コンスタンティーヌ, ラース・フォン・トリアー, エルンスト・フーゴ・イェルゴルト, ニルス・ヴェアセル, ジャン=マルク・バール, バルバラ・スコヴァ, ウド・キア |
言語 | 英語 |
稼働時間 | 1 時間 48 分 |
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商品の説明
「ダンサー・イン・ザ・ダーク」の監督者として有名なラース・フォン・トリアーのわかりやすく、かつ素晴らしい作品の一つがこの「ヨーロッパ」です。カラーの使い方が驚くほど見事。素晴らしい映画作品です。
登録情報
- アスペクト比 : 1.78:1
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 言語 : 英語
- 梱包サイズ : 18.03 x 13.76 x 1.48 cm; 83.16 g
- EAN : 4523215020763
- 監督 : ラース・フォン・トリアー
- メディア形式 : ワイドスクリーン, ドルビー
- 時間 : 1 時間 48 分
- 発売日 : 2006/5/27
- 出演 : ジャン=マルク・バール, バルバラ・スコヴァ, ウド・キア, エルンスト・フーゴ・イェルゴルト, エディ・コンスタンティーヌ
- 字幕: : 日本語
- 言語 : 英語 (Dolby Digital 2.0 Stereo)
- 販売元 : 紀伊國屋書店
- ASIN : B000EULVIQ
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 186,959位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 6,909位外国のミステリー・サスペンス映画
- - 14,418位外国のアクション映画
- - 18,927位外国のドラマ映画
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2012年6月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2019年7月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
トリアー作品、ヨーロッパ三部作のラスト
貞子並みに引きずり込まれますご注意を!!笑
トリアーラブ
貞子並みに引きずり込まれますご注意を!!笑
トリアーラブ
2017年1月21日に日本でレビュー済み
最近私が見た中でもトップクラスだった
トリアーというと作家性がきつそうであるが、意外とエンターテイメント系の監督な気がしないでもない
フィルム加工で複雑な演出を施してくるわけだが非常に面白く ウディ・アレンのカメレオンマンの進化系であるとも言える。
マックスフォンシドーの語りで基本的に進んでいく訳だが、催眠術のような彼の語りは物語に引きずり込ませてくる。
90年代以降のアヴァンギャルド系の一本とも言えるのではないだろうか。
スリラーのような感覚も持ち合わせており、トリアー初心者に勧められる一本である
トリアーというと作家性がきつそうであるが、意外とエンターテイメント系の監督な気がしないでもない
フィルム加工で複雑な演出を施してくるわけだが非常に面白く ウディ・アレンのカメレオンマンの進化系であるとも言える。
マックスフォンシドーの語りで基本的に進んでいく訳だが、催眠術のような彼の語りは物語に引きずり込ませてくる。
90年代以降のアヴァンギャルド系の一本とも言えるのではないだろうか。
スリラーのような感覚も持ち合わせており、トリアー初心者に勧められる一本である
2006年11月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
人間関係が方々から絡み合って、なかなか面白い物語に仕上がっていると思います。^^
ドイツの為に働こうというアメリカ人主人公、彼をドイツ流儀で迎える叔父、米軍大佐、元テロリストだという社長娘、、
あくまでもトリアー監督の頭の中の架空の舞台らしいですが、大戦直後の人間模様が独特にわかりやすく描かれていましたね〜
物語を進めていく節々の挿話・事件も巧妙でした。
大戦の爪跡残る社会で運命に翻弄される主人公!
仕事、米軍、女、全てが主人公を追い詰め、彼の中でついに何かが弾けてしまう…
その描き方に観ていてたまらないものがあります。
映像もトリアー監督は独特なものがあるんですよね。
本作では、モノクロとカラーの切替や、二つ以上の映像を組み合わせた多重映像等、ダンサー以前彼が使っていた技術で演出されてます。
それがまた陰鬱で、だけど乾いたような、実に妙な感覚を生んでいます。
また、主人公はグランブルーで主演したジャンマルクバールなんですが、彼の演技もグランブルーで見せたものとは思えない、トリアー監督作品にマッチした非常に妙のある演技をしてくれてます。
くどくど言いましたが、隠れた名作!!と言って過言ではないですね〜^^
ドイツの為に働こうというアメリカ人主人公、彼をドイツ流儀で迎える叔父、米軍大佐、元テロリストだという社長娘、、
あくまでもトリアー監督の頭の中の架空の舞台らしいですが、大戦直後の人間模様が独特にわかりやすく描かれていましたね〜
物語を進めていく節々の挿話・事件も巧妙でした。
大戦の爪跡残る社会で運命に翻弄される主人公!
仕事、米軍、女、全てが主人公を追い詰め、彼の中でついに何かが弾けてしまう…
その描き方に観ていてたまらないものがあります。
映像もトリアー監督は独特なものがあるんですよね。
本作では、モノクロとカラーの切替や、二つ以上の映像を組み合わせた多重映像等、ダンサー以前彼が使っていた技術で演出されてます。
それがまた陰鬱で、だけど乾いたような、実に妙な感覚を生んでいます。
また、主人公はグランブルーで主演したジャンマルクバールなんですが、彼の演技もグランブルーで見せたものとは思えない、トリアー監督作品にマッチした非常に妙のある演技をしてくれてます。
くどくど言いましたが、隠れた名作!!と言って過言ではないですね〜^^
2006年2月13日に日本でレビュー済み
なんの前情報もなく映画館で最初に見たときの衝撃は忘れられません。ストーリーは第二次世界大戦直後のドイツ、ドイツ系アメリカ人で少々のんびりしたマルク・ジャン・ヴァールが、夜行列車の車掌として国鉄で働く話。
この映画は私にとっての「インスピレーション・ブースター」の1つ。エンディングの水中を漂うイメージは特に、いまだ私の心の底に澱のように留まり、何かの拍子に顔を出します。全編夢の中のような、独特の近代ゴシック・ストーリーです。斬新かつモノトーンな映像が、非常に印象的。モノクロにカラーをポイントとして使用し、特に赤の使用方法、そのセンスのよさは最高!また、倉庫から出てくるシーンなど、登場する汽車が非常に美しい。
「ブリキの太鼓」や、クエイ兄弟とかグリーナウェイの一連作品など絵が暗めで、一度見たらなかなか忘れられないような欧州映画が好きな方にはお勧め。フォン・トリアーの作品には大抵言えることですが、この映画はたとえて言うなら未知の動物の骨のような、冷たく美しい造形物。しかし美しいだけではなく、残酷かつグロテスクでもあります。
この映画は私にとっての「インスピレーション・ブースター」の1つ。エンディングの水中を漂うイメージは特に、いまだ私の心の底に澱のように留まり、何かの拍子に顔を出します。全編夢の中のような、独特の近代ゴシック・ストーリーです。斬新かつモノトーンな映像が、非常に印象的。モノクロにカラーをポイントとして使用し、特に赤の使用方法、そのセンスのよさは最高!また、倉庫から出てくるシーンなど、登場する汽車が非常に美しい。
「ブリキの太鼓」や、クエイ兄弟とかグリーナウェイの一連作品など絵が暗めで、一度見たらなかなか忘れられないような欧州映画が好きな方にはお勧め。フォン・トリアーの作品には大抵言えることですが、この映画はたとえて言うなら未知の動物の骨のような、冷たく美しい造形物。しかし美しいだけではなく、残酷かつグロテスクでもあります。
2002年7月11日に日本でレビュー済み
公開当時は「カフカ」と随分比較されたものでした。モノクロだけどパートカラーだし。でも、どちらも魅力的な映画でしたが個人的にはこちらの方が好きです。マックス・フォン・シドーのナレーションと音楽でムードは決まった感じ。合成、パートカラー等凝った映像でホント不思議な世界でした。
2002年7月15日に日本でレビュー済み
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