人気アニメ・シリーズ「ザ・シンプソンズ」の シーズン6全25話が待望の初DVD化! <キャスト&スタッフ> ホーマー(大平 透) マージ(一城みゆ希) バート(堀 絢子) リサ(神代知衣) 原案・製作総指揮:マット・グレーニング 製作総指揮:ジェームズ・L・ブルックス/サム・サイモン <収録エピソード:全25話> 【Disc-1】 夏の日の出来事/ライバルはウィノナ・ライダー/恋の思い出は辛すぎて/恐怖のイッチー&スクラッチーランド/サイドショー・ボブ・ロバーツ/ハロウィーン・スペシャルV/ガールフレンドはメリル・ストリープ 【Disc-2】 リサVSバート 対決の日/バッドマン ホーマー/おじいちゃんとホーマー/マージの飛行機恐怖症/秘密結社に選ばれて/マギーの写真/スプリングフィールド 最期の日 【Disc-3】 クリスティのピエロ学校/バートVSオーストラリア/スーザン・サランドンはバレエ教師/スプリングフィールド映画祭/リサの結婚/リトルヘルパーの仔犬たち/担任になったマージ 【Disc-4】 伝説のジャズマンよ 永遠に/スプリングフィールド・コネクション/レモンの木を守れ!/誰がバーンズを撃ったか?(前編) <ポイント> ●先着予約購入者特典はDVDが収納できるホーマーヘッド ●豪華ゲスト多数出演! ウィノナ・ライダー/メリル・ストリープ/スーザン・サランドン/メル・ブルックス 他 ●映画『シャイニング』のパロディ、「ハロウィン・スペシャルV」も収録! ●豪華映像特典を収録! 未公開シーン集/隠しコマンド/各国吹替音声集(フランス語・スペイン語/ロシア語/チェコ・スロバキア語)/TVCM集/アニメーション・ショーケース/オリジナルスケッチ集/マット・グレーニングからのメッセージ 他 <特典> 【Disc-1】 ●マット・グレーニングからのメッセージ ●「ハロウィーン・スペシャルV」より ・アニマティック ・解説付きアニマティック ●隠しコマンド 【Disc-2】 ●隠しコマンド 【Disc-3】 ●「リサの結婚」より ・アニメーション・ショーケース(2アングル) ●隠しコマンド 【Disc-4】 ●スプリングフィールドのお尋ね者 ●ザ・シンプソンズ号 ●TVCM集(3種) ●未公開シーン集(音声解説付き) ●各国吹替音声集:「誰がバーンズを撃ったか?(前編)」より ●ジェームズ・L・ブルックスによるイントロ:「誰がバーンズを撃ったか?(前編)」より ●アート&アニメーション:「誰がバーンズを撃ったか?(前編)」より ・アニメーション・ショーケース(2アングル) ・アニマティック ・解説付きアニマティック ・オリジナルスケッチ集(約90枚) ・容疑者プロファイル(約51枚) ●隠しコマンド
典型的なハチャメチャぶりは健在だが、『ザ・シンプソンズ シーズン6』は、熱烈なファンを戸惑わせるかもしれない。悪ふざけテレビ界の手法で楽しそうに大暴れする「恋の思い出は辛すぎて」や、シーズン最終話におけるクリフハンガー(途中で終わり次のシーズンにつなぐ)を初めて採用した「誰がバーンズを撃ったか?(前編) 」があるし、不調だったアニメ・シリーズ『The Critic』を盛り立てるため、ジェイ・シャーマン(ジョン・ロヴィッツ)に“アニメにありがちな陳腐なゲスト出演”をさせている点も少々鼻につく。それこそ、「スプリングフィールド映画祭」でのバートになった気分だ。しかし、こうした点は、結果的に見て取りかえしのつかない短所には、なっていない。このシーズンには、人気の『ザ・シンプソン』シリーズにふさわしい優れたエピソードが用意されているからだ。例えば、「バッドマン ホーマー」では、慌て者のベビーシッターの尻についていたミロのビーナス形のグミを取ろうとしたために、ホーマーがフェミニストに抗議され、ワイドショーの話題となる。「秘密結社に選ばれて」では、ホーマーがストーンカッターズという秘密結社(“電気自動車の普及を妨げているのは誰だ?/スティーヴ・グッテンバーグをスターにしたのは誰だ?/俺たちさ!”)の“選ばれた者”になる。往年の名画や小説にヒントを得たエピソードもいくつか登場している。「夏の日の出来事」はヒッチコック監督の『裏窓』を、「恐怖のイッチー & スクラッチーランド」はマイケル・クライトンの『ウエストワールド』と『ジュラシック・パーク』を、「ハロウィーン・スペシャルV」はスティーヴン・キングとレイ・ブラッドベリの作品を彷彿とさせる。
このシーズンのゲスト声優陣はいつにも増して豪華だ。リサのライバル役にウィノナ・ライダー、ラブジョイ牧師の不良娘役にメリル・ストリープが参加している。ストリープ演じる不良娘に夢中になったバートは“あの娘はチョコをコーティングしたキャンディみたいだ。外側はとろけるけれど、中身は固い”と言う。さらに、「マージの飛行恐怖症」では故アン・バンクロフト、「秘密結社に選ばれて」ではパトリック・スチュワート、「スーザン・サランドンはバレエ教師」ではメル・ブルックスとスーザン・サランドン。マンディ・パティンキンがリサの未来の婚約者を演じた「リサの結婚」は、驚くほど感動的だ。
最近、『ザ・シンプソンズ』派と『Family Guy』派の間に激論が起きている。どちらのほうが笑えるか?『ザ・シンプソンズ』は負けたのか? 『Family Guy』は『ザ・シンプソンズ』の二番煎じか?などだ。だが、そんな議論が必要あるのだろうか。素直に笑って楽しめばいいじゃないか。『ザ・シンプソンズ』が今回も充実したシーズンとなったことに驚きつつ感謝したい。「ライバルはウィノナ・ライダー」でのホーマーのセリフがすべてを物語っている。“底はハラハラ、表面はワクワク、中心はなめらか”。(Donald Liebenson, Amazon.com)
製作総指揮・原案: マット・グレーニング 製作総指揮: ジェイムズ・L.ブルックス/サム・サイモン 声の出演: 大平透/一城みゆ希/堀絢子/神代知衣 -- 内容(「CDジャーナル」データベースより)