あらしのよるに スタンダード・エディション [DVD]
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フォーマット | 色, ドルビー, ワイドスクリーン |
コントリビュータ | 成宮寛貴, 山寺宏一, きむらゆういち, 竹内力, KABA.ちゃん, 林家正蔵(九代目), 杉井ギサブロー, 中村獅童 |
言語 | 日本語 |
稼働時間 | 1 時間 47 分 |
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メーカーによる説明
あらしのよるに スタンダード・エディション [DVD] | あらしのよるに スペシャル・エディション [DVD] | |
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カスタマーレビュー |
5つ星のうち4.4
311
|
5つ星のうち4.4
311
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価格 | ¥3,395¥3,395 | ¥4,641¥4,641 |
製品仕様 | DVD | DVD |
発売日 | 2006/6/23 | 2006/6/23 |
商品の説明
Amazonより
ある嵐の夜、真っ暗闇の山小屋に逃げ込んだヤギのメイ。そこへ同じように小屋に逃げ込んできた動物が。会話をするうちに気があった2匹は、再会を約束して別れる。ところが待ち合わせ場所にやってきたのは、本来はメイを食べるオオカミのガブだったのだ!94年に出版された同名ロングセラー絵本(作・きむらゆういち、絵・あべ弘士)を、杉井ギザブロー監督が映画化。本来ならば仲良くなりえないオオカミとヤギの間に生まれた奇跡の友情を描く。ガブがメイを食べたいという当然ともいうべき葛藤を味わったり、2匹の友情を決して認めない互いの種族との対立など突くべきところを突いているのだ。かなりテーマを直球勝負で見せたことで、子供にはわかりやすいだろう。個人的にはもう少しマンガ映画の要素を強くしてほしかった感もあるが。(横森文)
登録情報
- アスペクト比 : 1.78:1
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 言語 : 日本語
- 梱包サイズ : 18.03 x 13.76 x 1.48 cm; 96 g
- EAN : 4988104034458
- 監督 : 杉井ギサブロー
- メディア形式 : 色, ドルビー, ワイドスクリーン
- 時間 : 1 時間 47 分
- 発売日 : 2006/6/23
- 出演 : 中村獅童, 成宮寛貴, 竹内力, 山寺宏一, 林家正蔵(九代目)
- 字幕: : 日本語
- 言語 : 日本語 (Dolby Digital 5.1)
- 販売元 : 東宝
- ASIN : B000EWRH46
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 31,649位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 5,644位アニメ (DVD)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2023年4月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
とても素敵なお話で、商品状態、梱包などとても良かったです。
2023年1月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
知らず知らずのうちに引き込まれていました。声もピッタリハマっている作品です。
2023年12月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
絵本のシリーズが大好きで子供と何度も読んでおりました。期待に胸を膨らませて鑑賞しましたが、個々の意見としてはメイの声がどうしても馴染めずそれだけが最後までひっかかっておりました。
でも映像も物語もとても良いです
でも映像も物語もとても良いです
2021年12月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
日本一、有名な絵本の映画化。
制作されたのは随分前のはずですが、今観てもストーリーが素晴らしいから、古く感じません。
おすすめです!
制作されたのは随分前のはずですが、今観てもストーリーが素晴らしいから、古く感じません。
おすすめです!
2019年1月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
俺は、子供騙しと子供向けの違いを、作品のテーマに子供の感受性を育む要素があるかどうかだと考えている
命の尊さや情の大切さ、種の違いによる社会秩序の差異などこの映画から学ぶことは多い
異なる文化や感性、違う視点との摩擦や衝突は、いくら歳を重ねても生じる問題だ。優れた子供向け作品が大人の視聴にも耐えられるのは、子供への問題提起のなかにそういった社会の問題を上手に織り交ぜているからだろう
ガブとメイの逃走中に草食動物のメイが肉食動物のガブが動物を食べることを咎めるシーンがある。その直後、追っ手の狼が花を愛でるシーンへと繋がる。そのシーンから何を読み取るか、それがこの作品のテーマやメッセージを読み取るヒントのように思う
評価としてやや低めなのは、視聴時間約100分という長さだ。正直長すぎる
また、メッセージ性の重厚さに比べてストーリーは希薄だと感じる
ストーリーと上映時間は、大人としては退屈に思うし、子供にとっても飽きがくる。前述の通り、俺は本作を子供向けアニメ映画と捉えている。個人的には、子供が最後までワクワクしながら観れる作品ではなかったと思う。時短と物語の密度を両立できれば評価は高かった
命の尊さや情の大切さ、種の違いによる社会秩序の差異などこの映画から学ぶことは多い
異なる文化や感性、違う視点との摩擦や衝突は、いくら歳を重ねても生じる問題だ。優れた子供向け作品が大人の視聴にも耐えられるのは、子供への問題提起のなかにそういった社会の問題を上手に織り交ぜているからだろう
ガブとメイの逃走中に草食動物のメイが肉食動物のガブが動物を食べることを咎めるシーンがある。その直後、追っ手の狼が花を愛でるシーンへと繋がる。そのシーンから何を読み取るか、それがこの作品のテーマやメッセージを読み取るヒントのように思う
評価としてやや低めなのは、視聴時間約100分という長さだ。正直長すぎる
また、メッセージ性の重厚さに比べてストーリーは希薄だと感じる
ストーリーと上映時間は、大人としては退屈に思うし、子供にとっても飽きがくる。前述の通り、俺は本作を子供向けアニメ映画と捉えている。個人的には、子供が最後までワクワクしながら観れる作品ではなかったと思う。時短と物語の密度を両立できれば評価は高かった
2020年6月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
原作は有名ですし私も小学生の頃に読んだ覚えはありますが、あまり内容は覚えていませんでした。
なんとなく懐かしくて見始めましたが、開始数分でこの物語からは友情以上のものを感じました。
子供向けの童話に見せかけた、人間社会の根深い問題をも浮き彫りにするような大人向けの物語だとも思えました。
ヤギのメイと、オオカミのガブ。お互いに全く異なるコミュニティで暮らしている、餌と捕食者の関係の2匹。
友達になれるはずもない2匹が、あらしのよるをきっかけに(お互いの姿を見ずに)出会い、親交を深めてゆく。
私はこの2匹の間の感情に、友情以上のなにかを感じました。
人間社会で例えるなら、異文化間の愛情、異人種間の愛情、同性同士の愛情…。
これらの愛情は、”通常の”愛情と同等に尊重されるべきです。しかし、残念ながら人間社会の現状では尊重されないことのほうが多いです。
メイとガブの間の愛情は、非難されるべきものなのでしょうか?
非難されるのであれば、それはなぜでしょうか?メイがヤギだから??ガブがオオカミだから??
差別は人間の脳内のバグによるものです。
人類は生存本能によりここまで発展することができました。
生存本能は、他者よりも優れること、競争に勝つことを第一に考えます。
その本能が我々の脳内にプログラミングされている以上、我々は他者と比較し優劣を決め続けるでしょう。
本能として、ガブの食欲、メイの防衛欲が描かれているのであれば、彼らはこれらを克服してお互いを信頼し愛しあっています。ただの友人同士で、「あなたになら食べられてもいい」と言えるでしょうか。
そして物語終盤、ヤギとオオカミがともに暮らせる「緑の森」へ向かいます。
そこへの道中には、吹雪で荒れ狂う雪山が立ちはだかります。
この「緑の森」は多様性を受け入れ互いに尊重する世界を隠喩しているのではないでしょうか。
「緑の森」へ到達するのは険しい道となります。
これまで、「ロミオとジュリエット」や「ウエストサイドストーリー」等で散々取り上げられてきたテーマと同じです。
しかし、人類はいまだに「緑の森」に到達することが出来ていません。到達できていれば、人種間差別に抗議するデモなど起きていないはずです。
どんな人であっても、幸せになる権利はあるはずです。
世界中の誰しも、人生に貴賤は無いのです。
そろそろ人類は、脳内にプログラムされた生存本能を乗り越え、どんな人でも幸せを実現できるような世界を創れるよう、脳内を進化させるべきタイミングなのではないでしょうか。
メイとガブがそうなれたように…。
なんとなく懐かしくて見始めましたが、開始数分でこの物語からは友情以上のものを感じました。
子供向けの童話に見せかけた、人間社会の根深い問題をも浮き彫りにするような大人向けの物語だとも思えました。
ヤギのメイと、オオカミのガブ。お互いに全く異なるコミュニティで暮らしている、餌と捕食者の関係の2匹。
友達になれるはずもない2匹が、あらしのよるをきっかけに(お互いの姿を見ずに)出会い、親交を深めてゆく。
私はこの2匹の間の感情に、友情以上のなにかを感じました。
人間社会で例えるなら、異文化間の愛情、異人種間の愛情、同性同士の愛情…。
これらの愛情は、”通常の”愛情と同等に尊重されるべきです。しかし、残念ながら人間社会の現状では尊重されないことのほうが多いです。
メイとガブの間の愛情は、非難されるべきものなのでしょうか?
非難されるのであれば、それはなぜでしょうか?メイがヤギだから??ガブがオオカミだから??
差別は人間の脳内のバグによるものです。
人類は生存本能によりここまで発展することができました。
生存本能は、他者よりも優れること、競争に勝つことを第一に考えます。
その本能が我々の脳内にプログラミングされている以上、我々は他者と比較し優劣を決め続けるでしょう。
本能として、ガブの食欲、メイの防衛欲が描かれているのであれば、彼らはこれらを克服してお互いを信頼し愛しあっています。ただの友人同士で、「あなたになら食べられてもいい」と言えるでしょうか。
そして物語終盤、ヤギとオオカミがともに暮らせる「緑の森」へ向かいます。
そこへの道中には、吹雪で荒れ狂う雪山が立ちはだかります。
この「緑の森」は多様性を受け入れ互いに尊重する世界を隠喩しているのではないでしょうか。
「緑の森」へ到達するのは険しい道となります。
これまで、「ロミオとジュリエット」や「ウエストサイドストーリー」等で散々取り上げられてきたテーマと同じです。
しかし、人類はいまだに「緑の森」に到達することが出来ていません。到達できていれば、人種間差別に抗議するデモなど起きていないはずです。
どんな人であっても、幸せになる権利はあるはずです。
世界中の誰しも、人生に貴賤は無いのです。
そろそろ人類は、脳内にプログラムされた生存本能を乗り越え、どんな人でも幸せを実現できるような世界を創れるよう、脳内を進化させるべきタイミングなのではないでしょうか。
メイとガブがそうなれたように…。
2021年11月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
絵本で、ストリー展開が大好きになりました。絵本の感動を映画で・・・と思い購入。絵本とは異なる感動でした。
2017年8月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ちょいネタバレかもです。
普段、ベタな恋愛ドラマなどでは全く泣くことはないのですが、あまり期待せずに観たこの作品がもうハイライトシーンでは涙腺緩みっぱなしでした。
これに感動しもっとこの美しい物語を味わっていたくて、速攻でマンガ、小説、ドラマCDも注文しました。
それら全て鑑賞しましたが、自分にはやはりこのアニメ映画版が一番感動できました。
自分の個人的な見方では、この物語は性も種も超えた愛の逃避行物語だと思います。
友情ものととるか恋愛ものととるか、解釈はそれぞれが好きな見方をすれば良いと思うのですが。
お互いのためには自分の命すら厭わない。これはもう完全にただの「友達」の範疇を超えていると思います。
私的に何がそんなに良かったのか分析してみると、ヤギとオオカミという完全にアブノーマルな関係であることが一つあるような気がします。
人間の男と女が惹かれあうのは自然ですが、それは哲学上の愛の区別では「エロス」であり、動物の習性として生まれながら備わっているものです。
もちろんすべての男女間の恋愛がこれというわけではないですが。
ところがこの「あらしのよるに」ではヤギとオオカミであるため、その二匹の関係は必然的に「エロス」を超えてより崇高なものになります。
そのような崇高な愛の形が描かれた映画であると解釈しました。
あと良いのが、セリフの奥深さ!
瀬戸際の極限状態で交わされる二人の会話は、お互いが一緒にいられれば他には何もいらないという(自分の命さえも)、お互いへの思いの前に自らのエゴが全て氷解しているような清らかさが感じられ、とても儚く美しいものです。切なく儚いのが好きな人にはおすすめ。
名台詞がいくつもあるのですが、その魅せ方が他の媒体(マンガ、小説、CD)よりもこの映画版が一番盛り上げてくれる気がします。オーケストラによるBGMも最高でした。
そこまで深読みしなくてもストーリー自体はシンプルですので、誰でも楽しめると思いますが、さほど多くない交わされるセリフの裏に非常に濃密で思いやり溢れた二匹の思いが感じられますので、一見シンプルだけれども侮れない味わい深さを持った作品になっていると思います。
いやー、やはり原作が普及の名作であるが故ですよね。絵本って侮れないなと思いました。
普段レビューとかしないんですが、久々にすがすがしいほどの感動を味わわせてもらったので、☆五つの援護射撃でした。
普段、ベタな恋愛ドラマなどでは全く泣くことはないのですが、あまり期待せずに観たこの作品がもうハイライトシーンでは涙腺緩みっぱなしでした。
これに感動しもっとこの美しい物語を味わっていたくて、速攻でマンガ、小説、ドラマCDも注文しました。
それら全て鑑賞しましたが、自分にはやはりこのアニメ映画版が一番感動できました。
自分の個人的な見方では、この物語は性も種も超えた愛の逃避行物語だと思います。
友情ものととるか恋愛ものととるか、解釈はそれぞれが好きな見方をすれば良いと思うのですが。
お互いのためには自分の命すら厭わない。これはもう完全にただの「友達」の範疇を超えていると思います。
私的に何がそんなに良かったのか分析してみると、ヤギとオオカミという完全にアブノーマルな関係であることが一つあるような気がします。
人間の男と女が惹かれあうのは自然ですが、それは哲学上の愛の区別では「エロス」であり、動物の習性として生まれながら備わっているものです。
もちろんすべての男女間の恋愛がこれというわけではないですが。
ところがこの「あらしのよるに」ではヤギとオオカミであるため、その二匹の関係は必然的に「エロス」を超えてより崇高なものになります。
そのような崇高な愛の形が描かれた映画であると解釈しました。
あと良いのが、セリフの奥深さ!
瀬戸際の極限状態で交わされる二人の会話は、お互いが一緒にいられれば他には何もいらないという(自分の命さえも)、お互いへの思いの前に自らのエゴが全て氷解しているような清らかさが感じられ、とても儚く美しいものです。切なく儚いのが好きな人にはおすすめ。
名台詞がいくつもあるのですが、その魅せ方が他の媒体(マンガ、小説、CD)よりもこの映画版が一番盛り上げてくれる気がします。オーケストラによるBGMも最高でした。
そこまで深読みしなくてもストーリー自体はシンプルですので、誰でも楽しめると思いますが、さほど多くない交わされるセリフの裏に非常に濃密で思いやり溢れた二匹の思いが感じられますので、一見シンプルだけれども侮れない味わい深さを持った作品になっていると思います。
いやー、やはり原作が普及の名作であるが故ですよね。絵本って侮れないなと思いました。
普段レビューとかしないんですが、久々にすがすがしいほどの感動を味わわせてもらったので、☆五つの援護射撃でした。