Two & Three Part Inventions & Sinfonias
仕様 | 価格 | 新品 | 中古品 |
CD, インポート, 2002/9/3
"もう一度試してください。" | インポート |
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| ¥3,710 | ¥611 |
CD, CD, インポート, 2007/12/3
"もう一度試してください。" | CD, インポート |
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| — | ¥89 |
曲目リスト
1 | Invention No. 1 in C Major, BWV 772 |
2 | Sinfonia No. 1 in C Major, BWV 787 |
3 | Invention No. 2 in C minor, BWV 773 |
4 | Sinfonia No. 2 in C minor, BWV 788 |
5 | Invention No. 5 in E-flat Major, BVW 776 |
6 | Sinfonia No. 5 in E-flat Major, BWV 791 |
7 | Invention No. 14 in B-flat Major, BWV 785 |
8 | Sinfonia No. 14 in B-flat Major, BWV 800 |
9 | Invention No. 11 in G minor, BWV 782 |
10 | Sinfonia No. 11 in G minor, BWV 797 |
11 | Invention No. 10 in G Major, BVW 781 |
12 | Sinfonia No. 10 in G Major, BWV 796 |
13 | Invention No. 15 in B minor, BWV 786 |
14 | Sinfonia No. 15 in B minor, BWV 801 |
15 | Invention No. 7 in E minor, BWV 778 |
16 | Sinfonia No. 7 in E minor, BWV 793 |
17 | Invention No. 6 in E Major, BWV 777 |
18 | Sinfonia No. 6 in E Major, BWV 792 |
19 | Invention No. 13 in A minor, BWV 784 |
20 | Sinfonia No. 13 in A minor, BWV 799 |
21 | Invention No. 12 in A Major, BWV 783 |
22 | Sinfonia No. 12 in A Major, BWV 798 |
23 | Invention No. 3 in D Major, BWV 774 |
24 | Sinfonia No. 3 in D Major, BWV 789 |
25 | Invention No. 4 in D minor, BWV 775 |
26 | Sinfonia No. 4 in D minor, BWV 790 |
27 | Invention No. 8 in F Major, BWV 779 |
28 | Sinfonia No. 8 in F Major, BWV 794 |
29 | Invention No. 9 in F minor, BWV 780 |
30 | Sinfonia No. 9 in F minor, BWV 795 |
31 | Sinfonia No. 8 in F Major, BWV 794 |
32 | Sinfonia No. 15 in B Minor, BWV 801 |
33 | Sinfonia No. 9 in F Minor, BWV 795 |
34 | Unedited Studio Session Takes from June 6 & 9, 1955 from Inventions and Sinfonias, BWV 772-801; Sinfonia No. 8 in F Major, BWV 794 |
35 | Unedited Studio Session Takes from June 6 & 9, 1955 from Inventions and Sinfonias, BWV 772-801; Sinfonia No. 15 in B Minor, BWV 801 |
36 | Unedited Studio Session Takes from June 6 & 9, 1955 from Inventions and Sinfonias, BWV 772-801; Sinfonia No. 9 in F Minor, BWV 795 |
商品の説明
Amazonレビュー
This new reissue of Glenn Gould's recording of Bach's Inventions enshrines one of his finest ventures into the work of the composer with whom Gould is indelibly identified. In the hands of most other keyboard artists these miniatures sound like student exercises, but Gould gives each one an individual profile, finding more to savor. As always with Gould, you'll notice details and secondary accompaniments often buried in a welter of notes. But you'll also find charm, as in the Sixth Invention; introspection, as in several of the Sinfonias, and lightening finger work, each note precisely articulated. The net result is a vivacity and listenability not always associated with these pieces. Gould's reading of the Sinfonia No. 9, played with spare beauty, is, like so much else here, very special for the intimacy it evokes. Fillers include some previously unreleased Sinfonias and unedited takes from the recording sessions that illustrate the pianist's perfectionism. Perhaps best of all, the remastered sound is much better than that on previous issues of the disc. --Dan Davis
登録情報
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 製品サイズ : 14.27 x 12.5 x 0.84 cm; 108.86 g
- メーカー : Sony
- EAN : 0828767876627
- 製造元リファレンス : 828767876627
- オリジナル盤発売日 : 2006
- レーベル : Sony
- ASIN : B000F5FPZA
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 594,029位ミュージック (ミュージックの売れ筋ランキングを見る)
- - 3,112位古典・バロック音楽
- - 35,061位交響曲・管弦楽曲・協奏曲
- - 192,764位輸入盤
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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演奏は、聴衆の為でなく、まして演奏者の為ではない。作曲家の魂の再現というのが一番近いと思う。グールドは、この練習曲を、曲の順番を変えたりして、実に静謐で芸術の薫り高い演奏である。
グールドはこの演奏で、最早バッハの魂としか語り合っていない。一音一音に魂が込められており、祈りのようでさえある。他のバッハの曲もそうだが、この曲では特にそれを感ずる。そこには、コンサートを行わなくなったことと相通ずるものがある。
グールドの演奏は、淡々と弾いているようでいて聴けば聞くほど味わい深く、自然で温かい音である。一番の美点は、どんなに美しい曲でも甘ったるくならないということである。甘ったるい演奏は聴くに堪えない。
グールドのバッハの中でも名盤中の名盤で、この静謐さと芸術の薫りに溢れた演奏が大好きである。これも、グールドの天才的な運指と繊細なタッチによる明瞭な音とリズムがあればこそであり、他のピアニストの及ばざるところである。
ちなみに、グールドのバッハはみな名演奏であるが、敢えて、私の好きなベスト4を挙げるとすれば、「パルティータ」「イギリス組曲・フランス組曲」「インベンションとシンフォニア」「平均律」である.
が、新品のはずなのに、ケースには傷が・・・これは本当に新品でしょうか?まあ、あまり細かい事は気にしないし、返品も面倒なのでそのまま受け取ることにしましたが、ちょっと納得いきません。
安いからしかたがないのかなあ?
最初、このアルバムを聴き始めようとした時、どのように聴いたらいいのか、まったく分からなかった。
何らかの補助線が必要だった。その補助線となってくれたのが、グールドの録音から13年後に同曲をレコーディングした
高橋悠治の演奏だった。
グールドも曲順を通常と大きく組み替えて、この曲の再構築を行っているが、
高橋の場合、さらに「装飾稿」という特殊な楽譜を採用し、やはり曲順を大きく変えている。
ピアノの響きはグールド同様非情にデッドで、残響音がほとんどない。
ペダルも使わず、左右の声部は、まるで別人が弾いているように分離している。
グールドの左手の声部は、他のピアニストよりも際立っていて、強調されているが、
左右の両手のバランスは、グールドによって考え抜かれ、統一されひとつのものとなっている。
高橋の場合は、分離されっぱなし。解体したまま車が疾走しているような独自世界が展開されている。
しかしこのバッハ音楽が、心地よい、聴きやすい。そこでこの曲と自分との接点が生まれ、
グールドのアルバムに返ってくることができた。
『インヴェンションとシンフォニア』は、もともとバッハが、10歳の長男の鍵盤演奏上達用に作った曲なので、
むずかしい音楽理論や高邁な精神性が込められているわけではない。そういう時のグールドの包丁さばきは遠慮がない。
『ゴルトベルク変奏曲』の疾走感、モーツァルトのピアノソナタに見られる破壊性、ブラームス間奏曲集で見せた曲順構成の妙。
それらが1枚の中に集約され、グールドの演奏術と審美観で形を与えられている。
26曲目の「シンフォニア4番」など、ほとんどまともなピアノの音を逸脱し、トイピアノか、プリペイドピアノのような
音色になってしまっている。グールドが言う”しゃっくり”。弦とそれを叩くハンマーの距離が近すぎて、
弦を叩いたハンマーが再度弦を叩いてしまう。演奏速度が速い場合は、次の音符でかき消されてしまうが、
遅い場合は、どうやってもそれが聞こえてくる。ピアノメーカーや、レコード会社の技術者は、やっきになって
それを消そうとしたが、根っからの音響派であり、夢みる前衛派でもあるグールドには、理想的な音色と聞こえたようだ。
ほとんど現代のエレクトロニカに通じるような、アヴァンギャルド性すら備えたこのバッハには、
グールドの遊び精神がみなぎっている。
これほど他のレヴュワーの方のレヴューが役に立ったことはない。世の中には、本当に詳しい方がいらして、いろいろと教えていただける。感謝したい。
音楽に関しても、演奏に関しても、まったく不満はない。今後もこの曲を聴くときに第一に選ぶのは、このCDと言うことになるだろう。
語り尽くされていますが、名盤です。
また 国内盤 よりずっとお得です。
インヴェンションがただの練習曲ではないことを、世界に知らしめた演奏です。
特に三声は平均律にも劣らない傑作ぞろいです。
二声は、形式上の制限から、さすがのバッハでもそれほど傑作ばかりとはいえないので、平均律の「前奏曲とフーガ」のように、同番号の二声と三声を一組に並べ、独特の順番にしたグールドの判断は良いと思います。
(インヴェンションとシンフォニアの評価が低いのは、曲順のせいも大きいと思います)
シンフォニア9番が最終曲なのは、さすがです。
武久源造 氏曰く、「マタイ受難曲のどのアリアにも引けを取らない」大傑作です。
ピアノを学習する上ではあまり参考になりませんが、必聴の名盤です。
演奏の前にグールドがこだわったのはピアノである。デビュー以前からグールドが愛用していたのはシムコー湖畔の別荘にあった1895年ボストン製のチッカリングだった。このチッカリングというピアノはハープシコードに限りなく近い触感と即時性を持ち、キーの沈みとアフタータッチとの間に微妙な均衡があったと言われている。この『触感』にグールドは生涯こだわる。1955年1月にデビューした時はニューヨークでスタインウェイCD174に惚れていた。グールドはCD174にあの『触感』を蘇らせようと鍵盤の表面をざらざらにしキーの沈みを浅くした。苦労して作ったこのピアノは1957年3月運送業者のミスで破損、1960年地元トロントのイートン・オーディトリアムに置いてあった1938年製のCD318に到達する。このピアノが本作に用いられているピアノである。
このレコーディングは実は1963年9月18日にスタートしたのだが、グールドがその『触感』が気に入らずピアノの調整を続け、6ヶ月後の1964年3月18・19日録音となったのだ。
これほどのこだわりを持って作り上げたこの録音にCBSとスタインウェイが気に入らず物申すこととなる。紆余曲折の様を天国のバッハはどう思ったろう。かくて唯一無二のインベンションとシンフォニアBWV772-801がここに完成する。
グールドの閉じた世界のバッハはぼくには必要不可欠なものである。そしてこれからも多くの人にとってもそうなるだろう。そこはCBSもスタインウェイも無関係な『触感』のバッハだ。