カリニョーゾという曲で初めてピシンギーニャを知りました
最初聞いたときは音質も悪く超古臭くてダサい・買って失敗したとおもいました。
もちろん、こんな感じの音楽に接すること自体40年のうちにありませんでした。
アメリカの曲なら同じ頃の曲はいろいろ聴いてますが、ブラジルの曲では全くありません。
ヴォサ・ノヴァが大好きな私ですが、いろいろあわただしくストレス状態だったときにこのアルバムを聞いてました
まるで、聞き手の感情の起伏をすべてお見通ししているメロディーと演奏に、古い年代とか音の悪さなんてレベルの問題など吹っ飛んでしまいました
そしていつのまにかメロディーを口ずさんでました
聞けば聞くほど、まるで浸透水のようにすべてのメロディーが自分に溶け込んでしまうのです
こんなに自分に自然に溶け込んでくる曲など、ほんとうにありませんでした。
買ってから半月たちますが日常生活の起きてる時間にエンドレス状態で聞いても全く疲れず、飽きたりもしないで、完全に自分に自然に溶け込んでしまってます
この心地よさがなるほどヴォサノヴァの原点なんだなとかみしめながら・・・