ザ・ダウンワード・スパイラル
仕様 | 価格 | 新品 | 中古品 |
CD, インポート, エクスプリシットな歌詞, 1994/3/8
"もう一度試してください。" | 通常盤 | ¥1,321 | ¥1 |
CD, CD, インポート, 1994/3/1
"もう一度試してください。" | CD, インポート | ¥1,184 | ¥1,265 |
CD, 1994/4/25
"もう一度試してください。" | 1枚組 |
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| ¥5,600 | ¥48 |
CD, 1996/8/21
"もう一度試してください。" | 1枚組 |
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| — | ¥50 |
CD, 2004/6/23
"もう一度試してください。" | 1枚組 |
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| — | ¥149 |
CD, 2006/5/17
"もう一度試してください。" | 1枚組 |
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| — | ¥550 |
CD, 限定版, オリジナルレコーディングのリマスター, 2008/12/3
"もう一度試してください。" | オリジナルレコーディングのリマスター, 限定版 |
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| — | ¥28,000 |
CD, SACD, 2005/3/2
"もう一度試してください。" | SACD |
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CD, 限定版, 2010/8/4
"もう一度試してください。" | 限定版 |
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曲目リスト
1 | ミスター・セルフ・ディストラクト |
2 | ピギー |
3 | ハラシー |
4 | マーチ・オブ・ザ・ピッグス |
5 | クローサー |
6 | ルイナー |
7 | ザ・ビカミング |
8 | アイ・ドゥ・ノット・ウォント・ディス |
9 | ビッグ・マン・ウィズ・ア・ガン |
10 | デッド・ソウルズ |
11 | ア・ウォーム・プレイス |
12 | イレイザー |
13 | レプタイル |
14 | ザ・ダウンワード・スパイラル |
15 | ハート |
商品の説明
内容紹介
●本国アメリカでミリオン・セールスを記録したデビュー作『プリティ・ヘイト・マシーン』に続く1994年のセカンド・アルバム。全米初登場2位。自身のレーベル“ナッシング”からのリリース。
●91年 夏に第1回ロラパルーザに出演、同年秋にガンズ・アンド・ローゼズのアクセル・ローズの指名を受け、ロンドンのウェンブリー・アリーナ公演を含む3回の欧州コンサートで前座を務めるなど、飛躍的にスケール・アップ。グラミー賞ベスト・メタル・ソング賞を受賞した「ウィッシュ」を含むEP『ブロークン』の大ヒットを経て制作された傑作アルバム。全てが先鋭的で、破壊的。
【アーティストについて】
NINE INCH NAILS ナイン・インチ・ネイルズ
1965年 5月17日:マイケル・トレント・レズナー、ペンシルバニア州マーサーに生まれる。
●兄弟は妹が一人。両親はトレントが幼少の頃に離婚。祖父母のもとに引き取られて育つ。クラシック・ピアノの教育を受ける。同時にロックにも目覚め、クイーンやピンク・フロイドなどに夢中になっていた。その後、大学に進学し、コンピューターを専攻するも1年で中退。
●プロのミュージシャンを目指し、オハイオ州クリーブランドへ引っ越す。
●クリス・ブレナ(後のNINのドラマー)と共同でアパートを借り、リハーサル・スタジオのトイレ掃除のバイトをしながら、ピーナツ・バター・サンドイッチしか食べられない苦しい生活を送る。
●デモ・テープを送り付け、好反応を示してくれたインディー・レーベルのひとつ=TVTレコードと契約を交わす。
1989年:デビュー・シングルダウン・イン・イット(halo 1 ※)リリース。
1989年 11月:デビュー・アルバム『プリティ・ヘイト・マシーン』(halo 2)リリース。当初はほとんど話題にもならなかったが、最終的には150万枚を越すセールスを記録。
1990年:シングルヘッド・ライク・ア・ホール(halo 3)リリース。
1990年:シングルシン(halo 4)リリース、ちなみにカップリング曲はミニストリーのアル・ジュールゼンセンのプロデュースによるクイーンのカバー曲ゲット・ダウン・メイク・ラヴ。
●この頃からTVTレコードと折り合いが悪くなり、創作上の完全な自由を求めて法廷闘争へ。
1991年 夏:第1回ロラパルーザに出演。 秋:ガンズ・アンド・ローゼズのアクセル・ローズの指名を受け、ロンドンのウェンブリー・アリーナ公演を含む3回の欧州コンサートで前座を務める。
●インタースコープ・レコードと契約、同時に自身のレーベル、ナッシングを設立。
1992年 9月22日:EP『ブロークン』(halo 5)をリリース、ビルボード初登場7位を獲得。ウィッシュは92年度グラミー賞ベスト・メタル・ソング受賞。特殊なボーナス・トラック形態や、放送できないビデオ・クリップハピネス・イン・スレイバリーも話題に。
1992年 11月19日:『ブロークン』のリミックスEP『フィックスト』(halo 6)をリリース。リミキサー陣は、コイル(後にナッシングと契約)ブッチ・ビグ、ジム・フィータス他。
1994年 3月1日:シングルマーチ・オブ・ザ・ピッグス(halo 7)リリース。
1994年 3月8日:セカンド・アルバム『ザ・ダウンワード・スパイラル』(halo 8)リリース、ビルボード初登場2位。LAタイムスで94年に最も期待されたアルバムの1枚に選ばれる。このアルバムは、かつてチャールズ・マンソンが女優のシャロン・テートらを殺害したテートハウスにてレコーディングされた。
1994年 5月30日:シングルクローサー・トゥ・ゴッド(halo 9)リリース。
●ジョイ・ディヴィジョンのカバーデッド・ソウルズを収録したサウンドトラック・アルバム『ザ・クロウ』がリリースされる。
●オリバー・ストーン監督作品『ナチュラル・ボーン・キラーズ』のサウンドトラック・アルバム監修を手がける。NINは新曲バーン他2曲を提供。
●ウッドストック94に出演、強烈なパフォーマンスで聴衆に最も印象深いアクトとして記憶される。
1995年 5月30日:リミックス・アルバム『ファーザー・ダウン・ザ・スパイラル』(halo 10)リリース。アメリカ盤とインターナショナル盤で収録曲の違う2種類が発売された。リミキサー陣は、前作に引き続きコイルやジム・フィータスの他、エイフェックス・ツインやリック・ルービンなど。
●デヴィッド・ボウイの要請を受け、ツアーで共演。同時期にボウイのシングルハーツ・フィルシー・レッスンのリミックスも手がける。
1996年:ナッシングとの契約第1号バンドで、トレントがプロデュースしたマリリン・マンソンのセカンド・アルバム『アンチ・クライスト・スーパースター』が全米初登場3位を記録する。
1997年 2月:トレントが監修を手がけたデヴィッド・リンチ監督作品『ロスト・ハイウェイ』のサントラが発売。新曲「パーフェクト・ドラッグ」の他にトレント・レズナー名義で2曲提供。
1997年 5月:『ロスト・ハイウェイ』に提供された パーフェクト・ドラッグのリミックスを集めたパーフェクト・ドラッグ~ヴァージョンズ(halo 11)をリリース。リミキサー陣はミート・ビート・マニフェスト、プラグ、ジ・オーブ、スペースタイム・コンティニュームなど。
1997年 1月25日:2本組ビデオ作品『クロージャー』 (halo 12)リリース。1本目はライヴ映像、2本目はこれまでのクリップ(ハピネス・イン・スレイバリーも含む!)を集めたもの。
●この頃すでに、ニュー・アルバムの発売がいっこうに見えない状態におちいり、ファンをやきもきさせ続ける。
1998年 9月10日:MTVビデオ・ミュージック・アワードの放送中にニュー・アルバムのCMがオン・エア。バックには新曲が流れた。
1999年 8月:ニュー・アルバムからの先行シングル「ザ・デイ・ザ・ワールド・Eェント・アウェイ」 (halo 13)をリリース(日本発売 8/18)。
1999年 9月:最新アルバム『ザ・フラジャイル』 (halo 14)リリース。
2000年 1月:初来日公演2000年1月アルバムからの2ndシングル「ウィ・アー・イン・ディス・トゥゲザー」 (halo 15)日本発売。 アルバムリリース後全世界を精力的にツアー
2000年 11月:リミックス・アルバム『シングス・フォーリング・アパート』(halo 16)リリース。 その後一時活動休止し、突如このライヴ盤と映像を同時リリース!
2002年 3月:ライヴCD&DVD『ナイン・インチ・ネイルズ・ライヴ:アンド・オール・ザット・クッド・ハヴ・ビーン』(halo 17)リリース。
2004年 10月:トレントがプロデュースしたザック・デ・ラ・ロッチャの新曲「We Want It All」が『触発 華氏911』に収録される。
2004年 11月:『ザ・ダウンワード・スパイラル』のデラックス・エディション(ハイブリッドCD/SACD仕様)がリリース。日本発売は2005年3月。
2005年 4月18日:6年ぶりのニュー・アルバムからのファースト・シングル「ザ・ハンズ・ザット・フィーズ」(halo 18)インターナショナル・リリース
2005年 4月28日:4thアルバム『ウィズ・ティース』(halo 19)日本先行発売。海外発売日は5月2日。
(注) ※ halo~:NINのリリース作品につけられている通し番号
メディア掲載レビューほか
自身のレーベル`ナッシング`からリリースされた、1994年発売のセカンド・アルバム。「マーチ・オブ・ザ・ビッグス」「クローサー」「イレイザー」他、全15曲を収録。 (C)RS
登録情報
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 梱包サイズ : 14.09 x 12.63 x 1.37 cm; 80.32 g
- メーカー : ユニバーサル インターナショナル
- EAN : 4988005429650
- 時間 : 1 時間 10 分
- レーベル : ユニバーサル インターナショナル
- ASIN : B000F6YPCI
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 292,293位ミュージック (ミュージックの売れ筋ランキングを見る)
- - 7,187位ヘヴィーメタル
- - 58,847位ロック (ミュージック)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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初めて聴いたのはもう13,4年くらい前か。「なんなんだよコレ…」とドン引きしたのを今でも覚えている(笑)虫の羽音のように迫り、時に制御不能になるノイズ、毟られた羽根に血が飛び散った陰惨なアートワーク。見てはいけないものを見てしまったような気がして、しばらくはジャケットを見るのも怖かった。ただ、'94年リリースとは思えない斬新なサウンドは一発で脳に刻まれた。トラウマになったならその後に捨てるなり売るなりすれば良かったんだろうが、そうしなかったのは、やはりこのアルバムの存在が強烈に心の何処かに引っ掛かっていたからだろう。以降はズブズブとこの作品が持つ魔力にはまっていってしまった。
アメリカでは初登場でビルボード2位を記録したそうだ。こんな陰惨な内容の作品がいきなりこの順位である。カート・コバーンが亡くなる丁度1ヵ月前のことであるからか、「病んだアメリカの時代感を代弁した作品」のような文脈で語られがちだが、私はそう思わない。何故ならこの作品のレコーディング中、NINの最初期のドラマーである盟友ジェフ・ウォードが自殺しているからである(アルバムクレジットに"we miss you jeff ward"の文字がある)。当時のメンバーの心境はいかばかりだっただろう。その出来事が本作に暗い影を落とし込んでいるのは言うまでもない。しかし収録曲「I Do Not Want This」の最後を締め括るのはこんなフレーズだ。
I want to know everything(俺はすべてを知りたい)
I want to be everywhere(俺はすべての場所にいたい)
I want to fuck everyone in the world(俺は世界中の人間を犯したい)
I want to do something that matters(俺は何かを成し遂げたいんだ)
私はこの4行がこのアルバムの肝になっていると考えている。豚、殺戮、銃、血…このアルバムに散らばる表面上暴力的なワードの数々は、結局この4行に集約される。トレント・レズナーはこの作品ではカート・コバーンのように「僕は自分が大嫌いだし死にたい」とは歌っていない。誰かを傷付けたいと思っても、自暴自棄になっても、結局は誰かと繋がっていたい、そして生きていたいと願わずにいられない、人間として至極真っ当で普遍的な希望が提示されているのだ。「病んだアメリカ」を描写したというならこんなに永く聴き継がれているはずはない。万人が持ちうる苦悩とかすかな希望を取り出してみせたからこそ、この作品は傑作なのである。根底にはやはり、盟友の自死という事実があったのだろう。しかし敢えて、だからこそ、その悲しみ苦しみをのたうち回るようなノイズとともに生きていこうとするパワーがこの作品にはあると思っている。
ジェフが、カートが、最初に私が書いた俳優が自死を選ばずに生きていたらどんな道を歩んでいただろうか。死んでしまったら、そんなことを考えることも出来ない。「獣のようにお前をファックしてみたい」と歌っていた三十路男のトレントは、敢えて生き続けるという選択をした結果、アカデミー賞を受賞する映画作曲家になり、プライベートでは子沢山のパパになった。彼らにもそんな輝かしい未来があったはずだと思うと、悔やんでも悔やみきれない。
最終曲「Hurt」で掠れるようなノイズを残して、このアルバムは事切れたように幕を閉じる。荒涼とした景色が目の前に広がる。茫然と立ちすくむ私の背中を、このアルバムは優しく押してくれる。よし、もうちょっと頑張ってみよう。
トレント・レズナーには本当に毎回、
楽しませてもらっています。感謝。
自分の求めていたインダストリアルロックの音だったので満足しました。
CDと比べみると、音の生々しさが身体全体に伝わり、すんなり音の塊に溶け込んでいける気がする。
硬直して冷え切った電子音も、人肌に温められたくらい伸びやかに訴えかけてくる印象がある。
もちろん、作品自体の完成度は言うに及ばず。完璧。
しかし、レコードの梱包がいささか雑と言わざるを得ない。
スリーブの大きさがほんの少しレコードよりも大きい程度なので、レコードを取り出す時にどうしても無理矢理引っ張ることになる。
そのせいでレコードに若干の傷がついてしまう。
このスリーブの設計をした人物は本当にレコードのことが理解しているのか疑問に思うくらいに、きつきつだった。
だから私はこのスリーブには二度とレコードをいれていません。
本当にもう少し大きめに頼みますよ、と言いたい。
ジャケットのようにわざと薄壁一枚通したようなサウンドにしたのではと思う。
(惨劇があった元シャロンステート邸をスタジオにしたので雰囲気作り?)
このデラックス版は本人によるこだわりの
リマスター。さらに5・1チャンネルサラウンド、スーパーオーディオCDのハイブリッドCD(必要機器が無いので未聴)
通常のCDプレイヤーでも充分、リマスターサウンドを体感出来る。ただでさえ凄絶な音楽が更にパワーアップした。
しかしライナーノーツにも書かれているように、それでもオリジナル盤のサウンドの凄さは変わらない。
他の国からのトップレビュー
2024年5月4日にアメリカ合衆国でレビュー済み