衛星放送による多チャンネル化とインターネットの普及によって様相は
以前と変わってきたであろうが、都会から(良い意味で)離れた土地ほど
地元に根付いた企画は盛り上がるものである。それは、今も日本中で行わ
れている地方ごとの不可思議な様々のお祭りも同様で、都会人や他の地方
の人間からは一種理解し難いものも多く含まれているが、当人たちにとっ
てみれば、ともすれば命まで賭ける一大イベントであったりするものだ。
「ネイガー」はそんな地方人ならではの本気さが伺えるキャラクターであ
り、だから水木一郎氏も絶賛するし心を込めて歌ってくれる。だから、子
供たちにも愛され、地元に根付く。これが都会であればギャグの対象とし
てのキャラクター創造であったり、逆に妙にリアリティを求めてしまうで
あろう。ネイガーというキャラクターは秋田という土地の受け皿と、大人
の本気が生み出した血の通ったキャラクターであるからこそ、この歌もま
たこんなに熱いのだ!断言しよう、水木のアニキが熱いのではなく、ネイ
ガーが水木のアニキを熱くさせているのだと!
うらやましいなあ、秋田・・・