ジャンニ・バッソ(ts)、オスカル・ヴァルダンブリーニ(tp)、ピアノにレナート・セラーニを擁したイタリアの3管セクステット(sestettoと言うらしい)によるハード・バップ。
やはりバッソのサックスが当時から魅力的な音を出していたことが分かる。
ゴルソンの曲、ジャズ・メッセンジャーズのAre You Real? がカッコよく、’62年のイタリアジャズ、ヨーロッパジャズの雰囲気を伝える。
Coltrane Style という曲はバッソのオリジナルだが、’62年におけるコルトレーン・トリビュートとして興味深い。
ジュルジュ・グランツの曲Vinnie's Components も当時のイタリアジャズの水準の高さを示す。
ALITALIA航空の飛行機を入れたジャケットがいいですね。