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TAKING THE LONG WAY
仕様 | 価格 | 新品 | 中古品 |
CD, 2006/5/24
"もう一度試してください。" | 通常盤 | ¥2,590 | ¥1 |
CD, インポート, 2006/11/21
"もう一度試してください。" | インポート |
—
| ¥4,115 | ¥660 |
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曲目リスト
1 | The Long Way Around |
2 | Easy Silence |
3 | Not Ready To Make Nice |
4 | Everybody Knows |
5 | Bitter End |
6 | Lullaby |
7 | Lubbock Or Leave It |
8 | Silent House |
9 | Favorite Year |
10 | Voice Inside My Head |
11 | I Like It |
12 | Baby Hold On |
13 | So Hard |
14 | I Hope |
商品の説明
内容紹介
With Taking the Long Way, the Dixie Chicks are putting themselves out there like never before. For the first time, every song on the album is co-written by the Chicks themselves, exploring themes both deeply private and resoundingly political. Taking the Long Way covers an impressive range of territory and includes the defiant and autobiographical first single "Not Ready to Make Nice" as well as the tracks "Silent House," "It's So Hard When it Doesn't Come Easy," and the album version of the gospel-inflected "I Hope," featuring a blistering guitar solo by John Mayer.
Amazonレビュー
赤ん坊と戦争は誰にも変えられない。だが、赤ん坊と戦争の影響で、ディキシー・チックスは2002年の前作『Home』のリリース以来、永遠に変化した。前作がこの3人組の早熟な少女時代のショーケースだとしたら、本作『Taking the Long Way』は、落ち着いて成熟し、大人になった彼女たちの心のあり方を映しだす鏡だ。ジョニー・キャッシュ、レッチリらを手がけた有名なリック・ルービンをプロデューサーに迎えた本作。ルービンはチックスを、"ロック・アルバムを作るカントリー・バンドではなく、カントリー・アルバムを作る偉大なロック・バンド"と考えた。新作は美しい音速のタペストリー(アクセントとして、ビートルズ風の特徴がふんだんに織り込まれている)で、同時に、この数年の激動の私生活と政治的ないざこざに震える3人の女性の一途な部分と脆さが同居した印象を与える。決然とした「Not Ready to Make Nice」で、2003年のブッシュ批判以来、3人はその立場を変えていないと明確に訴えている。自伝的な要素のある「The Long Way Around」では、自分の人生で"逆らうなと言われた人全員に、へつらい"、何も考えず、意見も言わずに、他人に従うつもりはないと保証している。チックスはセレブを尊大だと冷ややかに笑い(「Everybody Knows」)、新米ママとして、スポットライトから離れ、家族という人生の避難所を大事にする気持ちが大きくなっているのだ(「Easy Silence」、「Lullaby」、「Baby Hold On」)。進むか、退くか。両方の情熱がこのアルバムを走り抜け、不妊(マーティー・マグワイアとエミリー・ロビソンの姉妹は、ふたりとも不妊で人工授精を行った)、アルツハイマー(ナタリー・メインズの祖母が患ってる)という個人的な問題にも触れている。全14曲、シェリル・クロウ、ゲイリー・ルイス、マイク・キャンベル、ケブモといった共作ライターたちを迎え、チックスは日記を書いてでもいるように、自分たちの生活を正直に、そして細かくつづっている。そのためか、最初に聴いた時は『Taking the Long Way』はあまりにも陰気に聞こえてしまう。最後まで聴くには、もう少し明るく、アップテンポな曲(セクシーで60年代の香りがする「I Like It」のような)があればよかったと思ってしまう 。また、ダレル・スコット、パティ・グリフィン、ブルース・ロビンソンらが『Home』で披露したような楽曲の作りのクオリティ面で、本作は欠けているようだ。だが、何度も聴いていると、こうした不満は消散する。締めくくりの曲、R&Bとゴスペルの競演「I Hope」で、チックスは自分たちの経歴を切々と歌いあげる。彼女たちの抵抗には、深い苦痛が深く刻まれているようだ。
Product Description
With Taking The Long Way, one of the most anticipated albums in recent years, the Dixie Chicks are putting themselves out there like never before. For the first time, every one of the disc's fourteen songs are co-written by the Chicks themselves, exploring themes both deeply private and resoundingly political. Collaborating with legendary producer Rick Rubin (who has worked with everyone from Johnny Cash to the Red Hot Chili Peppers, from Run DMC to Neil Diamond), the biggest-selling female band in history has truly pushed themselves to new heights both as writers and as performers.
"Everything felt more personal this time," says Maines. "I go back to songs we've done in the past and there's just more maturity, depth, intelligence on these. They just feel more grown-up." Inspired by such classic rock artists as the Eagles, Tom Petty and the Heartbreakers, and the Mamas and the Papas, Taking The Long Way adds a sweeping, Southern California vibe to the Chicks' down-home intimacy. That ambition is matched with lyrics addressing everything from small-town narrow-mindedness ("Lubbock or Leave It") to the psychology of celebrity ("Everybody Knows"). "This album was about finding a balance in the different aspects of our lives," says Emily Robison, "but there's something thematic there, too--it's really about being bold."
Dixie Discs
Home
Wide Open Spaces
Fly
登録情報
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 製品サイズ : 14.33 x 12.45 x 0.99 cm; 104.33 g
- メーカー : COLUM
- EAN : 0828768073926
- 商品モデル番号 : CD0604001
- オリジナル盤発売日 : 2006
- レーベル : COLUM
- ASIN : B000F7MG4G
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 26,246位ミュージック (ミュージックの売れ筋ランキングを見る)
- - 95位カントリー
- - 1,536位ポップス (ミュージック)
- - 4,217位ロック (ミュージック)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
当時から珍しく政権にNOと言えたのは彼女達が最初だったような気がしています。
名盤です。
好きだから、、どの曲も、、いい、、❤
その背景を知らなくてもきっと何かを感じることができると思う。
言われるがままの いい子なんかになれない
私は私 この生き方以外にはできなかった
今を本気で生きている人の心をきっととらえる歌声だ。
僕自身は、英語はそうよくはわからないが、その訴えかけるような、
心の底からの叫びのような歌声に、心を惹かれた。
彼女たちの巻き起こした一連の騒動を知ってから、
なお彼女たちの歌声が、心に響いた。
カントリーだとか、ポップスだとか、そういうことを超えた歌声だと思う。
彼女たちの歌声には心があると思う。
生きることを勇気づけてくれるような心が。
過去が有ったみたいですが関係ないです。良い曲は良いただそれだけでいいんじゃないかな?おすすめです。
サウンド面では、前作「Home」で使われなかったエレキギター、エレキベース、ドラムが前面に出ている。デビューからの2作では使われていたが、リズムへのアプローチがかなり違う。初期2作はカントリーの特徴が隠せない。表のリズムを強調し、ポップな感覚を押し出したが(もっとも最近のカントリーはこの傾向が強いように思う)、曲の本質をよくよくのぞけば裏打ちのカントリー調のリズムにあふれていた。今作はリズムが重いだけでなく、それを打ち出すドラムに乗っかってベースがうねってみたり、跳ねてみたりと、明らかにロックのリズムが取り入れられている。サウンド面でも、ナタリー・パパがスライドギターのダビング中、「カントリーになちゃった」と渋面を見せる場面がビデオに収められていたように、プロデューサー以下スタッフがカントリーからのアプローチを避けていたようだ。制作途中でマーティーが、自分の楽器(フィドル)の必要性があるのかしらと心配する場面も象徴的だった。彼女はカントリー、ブルーグラスへの未練が断ち切れないようにも見えた。
おもしろいことに、前3作よりもマーティーとエミリーの存在感が、むしろ大きかったように思える。エミリーのバンジョーやドブロはカントリーならまだしも、ブルーグラスとして聞かせるのはかなり無理がある。マーティーのフィドルにしても、あのレベルならブルーグラス界にゴロゴロいる。特徴もとくになく、あれではブルーグラスのファンは多くは付かないだろう。だから、これまでは演奏面ではバックアップの演奏者に頼ってきた。それで演奏レベルを担保しつつ、3人が自由に振る舞うことでディクシー・チックスの魅力を最大限に引き出せたのだ。
今回のアルバムでもバックアップの素晴らしさは変わらない。なんでも大御所プロデューサーを迎えたとかで、その影響も大きいのだろう。ロックアルバムにバンジョーやフィドルを使うのは珍しいわけではないが、彼女たちが目指したブルーグラスという方向性がどこかで微妙に絡む。単に楽器がうまく取り入れられたというからではない。ロックアルバムではありながら、ブルーグラスの佇まいがある。けっして消せないにおいが心地よい。それは、アクセント程度に使われた曲であっても、姉妹の存在感が感じられる。逆に、サウンドだけでいえば最もロックっぽい「Lubbock Or Leave It」では、バンジョーが前面にフューチャーされ、そこにフィドルが絡み付いてくる。あれだけの激しいリズムとロックをうたいこなせるナタリーのボーカルがあってこそ、安心してカントリー系の楽器を使えたのだろう。
ブッシュとの顛末までを追ったビデオでは、ナタリーが、カントリーから離れる、2年はレコーディングしないとダダをこねる場面があった。なるほど、その要求が通ってのこのアルバムだったわけだ。開けてみれば、とてもカントリー調のサウンドでは表現できない彼女たちの思いがほとばしっている。思えば「Goodbye Earl」も典型的カントリーではなかった。ただノリがいいロックというわけでもなかった。落ち込むようなリズムのアクセントをつけ、あのクライムソングを歌い上げていたのだ。
このアルバムのコンセプトは、怒りだと思う。怒りにカントリーは軽すぎる。ブッシュの戦争と彼の信奉者たちからの仕打ちへの怒り。しかし、個人的な怒りを表現しても音楽として成立しない。そして、彼女たちは個人の殻には閉じこもらなかった。
戦争への怒りを共有するのは難しいことではない。周りからのパッシングは、今回に限れば言論や表現の自由への挑戦であり、これにあらがう同志は少なくなかったはずだ。彼女たちの不幸ともいえる経験は、戦争、自由、人権といった政治的な義憤を表現する立場に立つチャンスを得たことを意味する。
しかし、ミュージシャンは政治家の仕事を奪ってはいけない。道理で正義を語っても音楽にはならない(うまくやればできるのかもしれないが、今のところ聞いたことがない)。優れたメッセージソングは物語を歌う。そして、このアルバムの物語はナタリーを中心としたチックッスの個人的な体験だった。そして、いまもなお怒りを持ち続けていることを表明することで、闘いは続いていることを自ずと明らかにしたのだ。このアルバムの発売後、10年が経ち大統領が変わっても、状況は変わらないどころか悪化している。
アメリカのカントリー界は愛国的であり、戦争に対するハードルは低い。ナタリーの反発はここにも向かっていたはずだ。でも、それ以上に彼女たちの物語と怒りを表現する音楽はどんな形かを模索していったとき、このアルバムに帰結した。アメリカには、なぜか音楽的にはカントリーと融和的なフォークソングが、思想的には反目したムーブメントとして存在している。現に「Traverin Soldier」などは優れたフォークソングであり、悲しい物語を歌っている。しかし、このアルバムを理解するキーワードは、繰り返しになるが、怒りである。
彼女たちの、普遍的な個人的物語と怒りは、ロック以外に表現する術がなかったように思う。
体育会系のロックは個人的に好きではない。重いリズムに支配されたけだるいロックに引かれる。ロックから見て、ベクトルがどっちを指しているのかわからないブルーグラス・フリークでもある。そして、このアルバム、大好きだ。