プライム無料体験をお試しいただけます
プライム無料体験で、この注文から無料配送特典をご利用いただけます。
非会員 | プライム会員 | |
---|---|---|
通常配送 | ¥410 - ¥450* | 無料 |
お急ぎ便 | ¥510 - ¥550 | |
お届け日時指定便 | ¥510 - ¥650 |
*Amazon.co.jp発送商品の注文額 ¥3,500以上は非会員も無料
無料体験はいつでもキャンセルできます。30日のプライム無料体験をぜひお試しください。
ある子供 [DVD]
購入オプションとあわせ買い
フォーマット | ワイドスクリーン, 色, ドルビー |
コントリビュータ | ジェレミー・レニエ, オリヴィエ・グルメ, デボラ・ブランソワ, ジャン=ピエール・ダルデンヌ, ジェレミー・スガール, リュック・ダルデンヌ |
言語 | 日本語, フランス語 |
稼働時間 | 1 時間 35 分 |
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
商品の説明
Amazonより
20歳のブリュノと18歳のソニアの間に男の子が生まれた。ジミーと名付けた赤ちゃんをソニアは母親らしく世話するが、ブリュノは父親になった実感などなどく、職につかず、盗んだ盗品を売った金で生活をするという変わらぬ毎日だ。そしてソニアが目を離したスキに、彼は赤ん坊を闇取引の女に売ってしまい、そのことを知ったソニアは卒倒。病院に担ぎ込まれてしまう。事の重大さに気づいたブリュノは赤ん坊を取り戻そうとするが…。
子どもが子どもを生んで、親になる。少女は母性に目覚め、かいがいしく面倒をみることでひとつ大人への階段を上るが、男は少年のまま、社会とかかわることもなく、その日暮らしで満足している。そんな主人公の人生の転機をドキュメンタリーのように淡々と追っていくのが本作。主人公が愛する人を失い、焦り、取り戻そうと必死に行動する姿をカメラはジッと映し出す。過剰な演出、説明的セリフはは一切ない。それゆえに、彼の変化、成長が心に染み渡るように伝わってくる。1999年『ロゼッタ』でカンヌ映画祭パルムドール大賞受賞したジャン=ピエール&リュック・ダルデンヌ兄弟監督は、2005年、本作で2度目のパルムドール大賞を受賞した。(斎藤 香)
登録情報
- アスペクト比 : 1.78:1
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 言語 : 日本語, フランス語
- 梱包サイズ : 18.03 x 13.76 x 1.48 cm; 83.16 g
- EAN : 4907953015180
- 監督 : ジャン=ピエール・ダルデンヌ, リュック・ダルデンヌ
- メディア形式 : ワイドスクリーン, 色, ドルビー
- 時間 : 1 時間 35 分
- 発売日 : 2006/6/23
- 出演 : ジェレミー・レニエ, デボラ・ブランソワ, ジェレミー・スガール, オリヴィエ・グルメ
- 字幕: : 日本語
- 言語 : 日本語 (Dolby Digital 5.1), フランス語 (Dolby Digital 5.1)
- 販売元 : ハピネット・ピクチャーズ
- ASIN : B000FBFRDY
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 135,875位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
私たちの目標は、すべてのレビューを信頼性の高い、有益なものにすることです。だからこそ、私たちはテクノロジーと人間の調査員の両方を活用して、お客様が偽のレビューを見る前にブロックしています。 詳細はこちら
コミュニティガイドラインに違反するAmazonアカウントはブロックされます。また、レビューを購入した出品者をブロックし、そのようなレビューを投稿した当事者に対して法的措置を取ります。 報告方法について学ぶ
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
小さいとき育てられなくて叔母が引き受けたそうだ。そして大人に近づくと返してくれと言うのだった。
叔母は断った。そんな都合のいい話なんかあるかと。頃合いの女性は高く売れる。明治大正時代の話さ。
珍しい話じゃない。そして日本も
ここで終わらずに「社会」を見せてくれる。
親父が赤ん坊を売るシーン
「お金持ちだといいな 」という発言。
赤ん坊の下にジャケットを敷くという行為。
お金が欲しいという心の裏に見える、
せめてこの子には裕福な家庭でという思い。(そこまでの考えはあったかどうかは不明だが、)「モノ扱い」の一歩手前でとどまった印象をうける。
ラストシーンは二人が復縁したかのように見える。
どうしてソニアは完全に離縁しなかったのか。
いや、できなかったのだろうか。
もし、(まともな)男性に出会うことの出来ない環境に居たとしたら。そういった身分なるものであったとしたら。
結局、赤ん坊は二人に育てられることとなり、
文化的な再生産を生む。
子どもをあのまま売っていたら、
階層差は再生産されなかっただろうか。
「正しい」行為をしたが故に「不幸」になるかもしれない二人の赤ん坊。
このような社会の不平等を見事に描いてくれた。
映画の中ではふれられていませんでしたが
ブリュノが20歳でソニアが18歳ですか
「THE CHILD」ある子供
生まれてきたジミーのことかと思いましたが…
後半になるにつれブリュノのことなの?
ブリュノは盗品を売って金を稼いでいます。
まるでビデオカメラや指輪のように自分の子供も売ってしまいます。
「俺の子じゃない」と言っていまたが
ジミーの父親は誰?
ブリュノは嘘ばかり言うので何が真実なのかはっきりしません。
「私たちは大人になるのか?なれるのか?」
現代の若者たちが抱える困難を見つめる物語とあります。
最後に面会に行ったソニアの気持ちは?
やり直すのか?これでブリュノも子供から大人になれるのか?
ソニアの脚にしがみつきブリュノは
「生まれ変わるから」「愛してる」
と言いました。
無音のエンドロールもめずらしい。
見る側の思考も必要ですが、観劇後に思考の経験値が上がります。
最初、この「ある子供」というのは売り飛ばされちゃった子供(赤ちゃん)の
ことだと思って見てたんですが、そうじゃなかった・・・。
作り手(監督)は多分、彼がどんなに駄目なやつかをしっかり描き、
なおかつこういう生き方をある意味肯定して、しっかり彼には間違いを
わからせ、否定させ、最後にはちゃんと「希望」を持たせる映画に
したかったんだろうなぁ、って思いました。
あの手のぬくもりに、彼はなにを思って、これから彼は・・・・。
一筋の希望。
音楽がまったく流れない、リアルさを追求したような映像の映画でした。
自分が父親という立場を経験しているからかもしれませんが。
主人公の演技は素晴らしい。
劇中、彼は一度も我が子を見ようとしない。
これは徹底しています。
まるで「モノ」扱いです。
その描写が徹底しているだけに、子供を売り、そして取り戻してからも、彼こそが「子供」であることが鮮明になってゆく。
少しながらも良心があるがゆえに、ラストシーンへとつながってゆきますが、それでも私自身は(そして他のレビュアーさんもかいてますが)、彼は自分の罪の深さではなく、自分自身の置かれている状況に耐えられず泣いているのだと思いました。
私自身、子供が生まれたときは、妻と結婚したときよりも嬉しくて、生涯最大の感動を味わいました。
自分の腕に抱かれた娘・・・
その感触を覚えているだけに、冒頭のシーンは痛々しくも感じましたが、そういうリアリズムを描いた監督の手腕も素晴らしい。
満点です。
しかし、本当に、ヨーロッパの映画って、何度も観なおしたくなる映画が多いですね。
ハリウッドは一度見ればお腹いっぱいで見る気がしなくなるのに。