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ボブ・ディラン ノー・ディレクション・ホーム [DVD]

4.5 5つ星のうち4.5 511個の評価

仕様
価格
新品 中古品
DVD 通常版
¥4,150 ¥667
DVD 通常版
¥4,752 ¥204
DVD [DVD]
¥790
DVD 2枚組
¥4,042
フォーマット ドルビー, 色
コントリビュータ ボブ・ディラン, ウディ・ガスリー, ジョーン・バエズ, マーティン・スコセッシ, アレン・ギンズバーグ, アル・クーパー
言語 英語
稼働時間 3 時間 28 分

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商品の説明

商品の説明

ボブ・ディラン ノー・ディレクション・ホーム [DVD]   です。

Amazonより

固定概念にとらわれずに『ノー・ディレクション・ホーム』を見るのはほとんど不可能だ。自分自身の私的なディラン像をもたない人などこの世にいないだろう。マーティン・スコセッシによるこのドキュメンタリーの真のすばらしさは、私たちの先入観や思い込みを払い落としてくれることだ。同時にいくつものレベルで、心をつかんで話さない逸話を展開していくうちに。もちろん、中心的な物語は、ある天才の芸術的なアイデンティティーの発現をめぐるものだ。しかし、ディランの成長とともに、ほかの織り糸や背景が浮かび上がる。とりわけ、戦後アメリカにおける大衆文化の役割、アートの自己完結性と社会的責任との対立、そして神話を維持する上でのファンと広告装置との共同関係。こうした織り糸は、お互いに補強しあい、この作品を複雑に織りなしている。

スコセッシは、ディランのキャリアの初期にスポットを当てた200分あまりの当作品で、これまでにない深さと多角的なアプローチでディランにせまる。その結果は豊かな人物像だ。メインの語りは叙事詩のようだ。冷戦時代のミネソタに育ったディランの子ども時代から、グリニッジ・ヴィレッジのコーヒーハウスやニューポート・フォーク・フェスティバルまでを描く。クライマックスは放逸な創造性が爆発し、伝説となっている1966年の英国ツアーだ。ロバート・アレン・ジママンからボブ・ディランへの変身で、時事性と古代のお告げのような性質の組み合わせという、筆舌に尽くしがたいユニークな現象が見られる。スコセッシは、公演、記者会見、収録の模様など、未公開のディランのアーカイブ映像を入手した。さらに、ディランの友人や元友人、仲間のアーティスト、そして公に姿を見せないことで知られるディラン自身の興味深いインタビューも収録している(ディランは自らのキャリアの初期を振り返り、注釈を加えている)。退屈な余談や脱線の連続になりそうなところを、ディラン本人と同様に発見が多い、エキセントリックで矛盾に満ちた、簡潔に要約などできない作品に仕上げている。

非常に私的な部分はいまだに公開されていないが、過去を振り返ってのディランのコメントでは、不自然なまでの自信に、少しの自己批判と喜劇的なひねりが加わっている。傲慢な反面、若いアーティストとしてウッディー・ガスリーやジョニー・キャッシュ、ジョアン・バエズに対する尊敬を心を込めて告白する感動的な場面もあり、故アレン・ギンズバーグが高尚なまでの魅力を見せてほとんど主役を食ってしまう場面もある。全体を貫くもっとも重要なラインは、ディランが世界に認められることを強く求めていたことと、ありきたりなフォーク・シンガーとは一線を画した存在として自らをアピールできたことである。これを背景にしてディランが見せた「裏切り」に対し、聴衆からのブーイングが起きたときのディランの反応は、新鮮な発見だ。とくにのちのディランがステージで見せた超然とした態度しか知らない者にとってはなおさらだ。『ノー・ディレクション・ホーム』は、ディランの自分のペルソナを常に操る能力が、その奥底で、表現の推進力を保護していたことも明らかにする。これは、D・A・ペンネベーカーの『ドント・ルック・バック』でも見られなかった一面だ。ディランがアーティストとして究極的に何を動機としてきたのかは、けっして特定できない。ディランについて発見すればするほど、ディランをめぐる神話は大きくなるばかりだという事実を、スコセッシは見事に示してみせた。(Thomas May, Amazon.com)

登録情報

  • アスペクト比 ‏ : ‎ 1.33:1
  • メーカーにより製造中止になりました ‏ : ‎ いいえ
  • 言語 ‏ : ‎ 英語
  • 梱包サイズ ‏ : ‎ 19.2 x 13.6 x 1 cm; 158.76 g
  • EAN ‏ : ‎ 4988113818902
  • 監督 ‏ : ‎ マーティン・スコセッシ
  • メディア形式 ‏ : ‎ ドルビー, 色
  • 時間 ‏ : ‎ 3 時間 28 分
  • 発売日 ‏ : ‎ 2006/6/23
  • 出演 ‏ : ‎ ボブ・ディラン, ジョーン・バエズ, アレン・ギンズバーグ, アル・クーパー, ウディ・ガスリー
  • 字幕: ‏ : ‎ 英語, 日本語
  • 言語 ‏ : ‎ 英語 (Dolby Digital 5.1)
  • 販売元 ‏ : ‎ パラマウント・ホーム・エンタテインメント・ジャパン
  • 生産者 ‏ : ‎ マーティン・スコセッシ
  • ASIN ‏ : ‎ B000FBFRF2
  • ディスク枚数 ‏ : ‎ 2
  • カスタマーレビュー:
    4.5 5つ星のうち4.5 511個の評価

カスタマーレビュー

星5つ中4.5つ
5つのうち4.5つ
511グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2017年8月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ドキュメンタリー映画で、若い頃のボブ・ディランの映像の数々堪能させていただきました。ボブ・ディランは子供の頃から有名な方だと名前だけは知っていました、日本のアーティストにも多大な影響を与えていたのも知っていましたが、ノーベル文学賞受賞を機会に深く知ることができました。本は何冊か買ったのですが、読む時間がなく映画観る事にしました。映画見てから本読むと理解しやすいかなとも思いました。自由に逞しく音楽活動されてきた様子、ビートルズとの接点は他で読んだりしましたが、アメリカの音楽アーティストとして本当に素晴らしいですね。自国を愛する心が伝わってきました。
ウディ・ガスリー、ストレートな歌詞、フォークからロック、ブーイングにも負けず、カッコよかったです。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2014年12月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
8年半振りにディランの「ボブ・ディラン ノー・ディレクション・ホーム」を見直した。
アメリカの田舎で生まれた少年が音楽に目覚め、ロックンロール、フォーク、ブルース、カントリーなどを吸収して独自の歌を作り、時代の先端を走っていた60年代中頃までの怒涛のような5年間位をマーティン・スコセッシが見事に映像化している。
当時のディランのライブ、時代背景、著名人へのインタビューなどの貴重な映像を織り交ぜ、そこに当時を振り返るディランへのインタビューとうまくつなぎ合わせ、これぞ60年代のディランの決定打とも言うべきドキュメンタリーに成功していると改めて思った。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2019年6月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
映画「インサイド・ルーウィン・デイヴィス」を見て主人公のモデルとなったデイヴ・ヴァン・ロンクが出演している
「ノー・ディレクション・ホーム」を観なくっちゃ、と購入したDVD。あの映画とは違う彼の発言などが興味深かった。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2011年5月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
たくさんのひとたちが出てきて回想するんだ。ボブ・ディランと1960年代前半のアメリカとその頃の自分を。
で、思い出してるその人たちの顔がまたみんないいんだ。夢見るような顔して喋ってる。
共和党の支持者はおそらく一人も出てこない。(いや、ひとりはいるか)当時の思い出を語ってるときのみんなの顔は幸せそうだ。
その時代に経験したことが、その人の核になってるんだろう。当時の恋人のスーズ・ロトロも出てきて、とっても魅力的。ジョーン・バエズは貫録。

でもなんといっても、20歳頃のディランは顔もふっくらしていて女装しても似合いそうなくらいかわいい。
そんなディランがウディ・ガスリーがニューヨークで入院療養中だと聞いて、はるばるミネソタから見舞いに行く。行って自分の歌を聴いてもらう。
また、ニューヨークで宿なしだった頃、泊めてもらった人の家に詩の本があると片っ端から読んでしまう。また、ウディのレコードを収集家の家から無断拝借してくる。
そんなふうにして暮らしながら、たくさんの歌を作る。フォークソングのメロディを借りて、自分の言葉を乗せて、いつでもどこでも、人と話をしてる最中でさえ曲を作る。
そうやって作った歌を、彼は他人事のようにぶっきらぼうに歌う。するとみごとに魂が宿り、ちっぽけな自我はどっかへ飛んで行ってしまって万人の歌になる。

「バカな連中がおれの歌についてあれこれいうんだ、おれにさえよくわからない歌を」とかれが言ってたというジョーン・バエズの話はおかしかった。
彼は、駆け引きが上手だった。要領がよかった。というスーズの証言も。
彼は直観で言葉を選んだ。歌詞の比喩の真意がどこにあるかなんて彼は気にしていない。比喩でしか言えないからそう書くんだから。
ともかく、彼は聴く人に考えさせるうたをうたった。イエスがいつもたとえ話で人々に語ったように。
そして、みんながこういうことだろうと決めてかかると、いや、そうじゃないという姿勢をとり続けた。
だから彼は消費されることなく、刺激を与え続けられたんだ。
9人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2015年1月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ボブ・ディラン 最高!
アコースティックの時代もエレキの時代も!
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2014年3月3日に日本でレビュー済み
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パフォーマンスシーンはあまりなくインタヴューばかりで、少しがっかりだったけどもボブディランだし生の声が来てなのでよかったです。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2013年5月27日に日本でレビュー済み
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本人のインタビューを交えたドキュメンタリー。大変興味深く4時間一気に見てしまいました。
安かったのであまり期待していなかったのですが、ラッキーでした。ディランが好きな人は買って損は無いですよ。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2007年5月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ディランを知った時、既に彼は神格化されていた。単なる歌い手ではなく時代を創造した特別な存在とされていた。このDVDは、ディランがどうしてそういった存在になってゆくかを知るという面では非常に興味深い作品であった。音楽は高校時代にロックンロールでスタートしたこと。校長先生が途中で幕を降ろしたこと。ミネアポリスの大学に行くが学校には殆ど出ず、ウディ・ガスリーに心酔する。伝統の音楽で現代を歌うスタイルができあがる。そんな時にニューヨーク、グリニッチ・ヴィレッジに滞在する。このほんの2−3か月でディランは変わったという。ヴィレッジは当時のモダン・アーティストの巣窟。詩人としての霊的能力が舞い降りる。口から出る言葉で次々と作品が生み出されてゆく。まさに吟遊詩人。アメリカの正統なフォーク・シンガーの担い手として目されるようになり、公民権運動に加わる。有名なキング牧師の演説が行われたワシントン大行進でも歌った。学生運動、ベトナム戦争で苦しむアメリカの若者が自分達の仲間だと思い始める。音楽以外の側面が肥大化してゆく。しかしディランはやりたいことをやっているだけ。そして「ライク・ア・ローリングストーン」。フォークソングの裏切り者と言われ、ステージに立つ彼に浴びせかける罵声。動揺するディラン。変わり続けるディランにファンもマスコミもいきり立つが、ディランは意に介せず道を突き進んでゆく。このDVDは、ファンの野次が飛び交い、ディランがステージでやり返すようなロンドンでのステージの模様をメインに、関係者の証言とフイルムや写真でディランの実像を浮かび上がらせてゆく。さすがは、マーティン・スコセッシ監督。ボブ・ディランに興味をお持ちの方には是非ともお勧め。できれば続編が見たいところ。
8人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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Wolfgang Wagner
5つ星のうち5.0 Sehr gute Dylan Dokumentation von den Anfängen bis 1966
2021年8月17日にドイツでレビュー済み
Amazonで購入
Sehr schöne Doku. Die Einflüsse, die auf Dylan gewirkt haben werden ausführlich dargestellt. Manche Teile der Doku sind mir aus dem Film "Don't look back" von D.A. Pennebaker über seine Tour in UK 1965 bereits bekannt gewesen. Sehr interessant ist auch die Story über den Song "The house of the rising sun", der später durch Eric Burdon and the Animals weltberühmt wurde. Andere cover versionen wurde bewußt von CBS Künstlern wie The Byrds, Peter, Paul and Mary etc. aufgenommen um Bob Dylan populär zu machen. Auch Jimi Hendrix (All along the watchtower) , the Band und Brian Auger & the Trinity (Wheels on fire) haben sich der pro Dylan Fraktion angeschlossen. Leider hört die Doku schon vor 1970 auf. Eine Fortführung würde mich auch sehr interessieren. Ich war ca. 14 Jahre als Dylan auch im Deutschen Radio gespielt wurde. Habe also einiges mitbekomen aus dieser Zeit. Abschließend würde ich die 2 DVDs jedem Dylan Fan empfehlen. Ansonsten habe meine internationalen Vorredner bereits alles gesagt.
Amazon Customer
5つ星のうち5.0 Zone 2
2019年8月17日にカナダでレビュー済み
Amazonで購入
Malentendu
Amazon Customer
5つ星のうち5.0 Comprehensive
2019年12月16日に英国でレビュー済み
Amazonで購入
Very comprehensive and for a very reasonable price.
Manuel Martinez Rosas
5つ星のうち5.0 CALIDAD
2019年7月24日にスペインでレビュー済み
Amazonで購入
BOB DYLAN, un cantante de importancia para la era del rock, más aún por sus letras de protestas expresados en su canciones, lo que le valió-por ser poéticas- ser designado como Premio Nobel de la Literatura.
El film No Direction Home es esencial por los amantes del rock.
DVAL
5つ星のうち5.0 No Direction Home, un essentiel à ne pas manquer.
2015年9月28日にフランスでレビュー済み
Amazonで購入
Un biopic qui donne une vision très complète de l'impact de Dylan et de ses sources. On comprend comment Dylan a trouvé son inspiration et son chemin, dans la tradition de " The Road". Dylan avait une perception aiguë de l'époque qu'il vivait et il a su la saisir dans ses chansons. Ce film, à travers des interviews et documents d'archives, les commentaires de Dylan lui-même, avec son regard lucide de la maturité, et divers films sur Dylan, fournit une perspective très enrichissante. À voir absolument. C'est très bien fait. Malgré la longueur, on ne décroche pas!
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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