内容紹介
*日本作曲家選輯*
片山杜秀氏による日本語解説書付き
気鋭の指揮者オールソップが紡ぐユニヴァーサルなタケミツ・サウンド
日本が生んだ芸術でユニヴァーサルな広がりを持つものは決して多くありません。その意味で、音楽の分野で殆ど唯一の存在がタケミツ・サウンド。天才だけが創造しえた美は、世界中の演奏家や聴衆を魅了し続けています。ナクソスが誇る指揮者オールソップが心からの共感を込めて響きを紡ぐ当盤。黛敏郎「涅槃交響曲」に感動した作曲家が50年代に書いた「ソリチュード・ソノール」は滅多に聴かれることがなく、極めて貴重な録音です。転機となった「鳥は星形の庭に降りる」、80年代前半の代表作「夢の時」、晩年の作から「精霊の庭」、弦楽合奏用に編曲、亡くなる前年に初演された「3つの映画音楽」。作曲家死すとも、サウンドは永遠に生き続けます。 片山杜秀氏による日本語解説書付きです。
録音: 2005年1月 イギリス、プーレ、ライトハウス・コンサートホール
アーティストについて
マリン・オールソップ指揮
ボーンマス交響楽団