内容紹介
(Vocal &Guitar:小池龍平、Steel Guitar:高田漣、Percussion:小川岳史 & BIC)
東京ブラジル・シーン期待の新星「Bophana」の小池龍平(Guitar&Vocal)が中心となって結成された、ベースレスの変則編成アコースティック・バンド。
バンド・メンバーは、細野晴臣、ハナレグミ、アン・サリー、畠山美由紀他、良質なアーティストのステージ・作品にはこの人あり、といわれるマルチ弦楽器奏者・高田漣、老舗ブラジリアン・ユニット「Balanca」のグルーヴを根底から支える気鋭の若手パーカッショニスト・BIC、レゲエ、ヒップホップをルーツに持ち、キューバでのクラーヴェ修行から凱旋帰国したばかりの、炎のパーカッショニスト・小川岳史。
アメリカン・フォーク、レゲエ、ブラジリアン・ミュージック等の音楽をルーツに持つ彼等のサウンドは、バンド名の通り、男の手料理「ほんわか・あったか」極上ミュージック!
小池龍平(vo&g)のどこまでもストレートでありながら、時にジェンダーフリーな魅力さえ漂わせる艶に満ちた声の魅力は一聴の価値あり!
小池が紡ぎだす普遍的な美しさに満ちたメロディーと、他に類を見ない日本人離れしたシルキータッチのCool Voiceを核に、全てが手作りで生み出され、虚飾やハッタリを排した彼らの音楽は、板前割烹のごとき潔さ。
Bob Marley , etc・・・様々なルーツミュージックを飲み込みつつ、程よい脱力感に包まれた人と心にやさしいサウンドと、一度聴いたら耳を離れない秀逸なオリジナル楽曲の数々は、Little Creaturesに代表されるボーダーレスなJ-POPアーティストのファンはもとより、Jack Johnsonを中心とするBrushfireRecords周辺のサーフ・ミュージックや、Ann Sally , noon等をはじめとするオーガニック系voものを愛好するリスナーにもジャスト・フィット!
更にメンバー各自の、深く幅広い音楽的関心と経験に裏づけされたサウンドの多様性は、借り物のスタイルにとどまらない新たなスタンダードの萌芽すら感じさせる。
デビュー作にして、すでにネクスト・レベルを予感させる「Hands of Creation」はまさしく2006年最注目のニュー・カマーだ!
<メンバー・プロフィール>
小池龍平 Ryuhei Koike:Vocal, Gut Guitar & Harmonica
1978.02.06生 出身地:東京
幼少期をアメリカで過ごす。父親の影響を受け、高校時代に初めてギターを手にする。その後、ブラジル音楽をはじめ黒人音楽に出会い傾倒していく。2003年ブラジル音楽を独自の解釈で演奏するアコースティック・トリオ 「Bophana」を結成。日本人離れしたクール・ヴォイスとリズム・ギターは、高い評価を受けている。
Favorite artist:Bob Marley
高田漣 Ren Takada:Steel Guitar, Weissenborn & Acoustic Guitar
1973.08.20生 出身地:東京
日本を代表するフォーク・シンガー高田渡の長男として生まれる。中学からギターを始める。高校2年のときに、父親の旧友でもあるシンガー・ソングライター・西岡恭三のアルバムでセッション・デビューを果たす。現在は、スティール・ギターをはじめとするマルチ弦楽器奏者として細野晴臣、ハナレグミ、アン・サリー、畠山美由紀など、幅広いアーティストのレコーディングやライヴで活躍中。ソロ・アーティストとしても今までに『LULLABY』『WONDERFUL WORLD』『RT』のアルバム3枚を発表している。
Favorite artist: Yellow Magic Orchestra
小川岳史 Takeshi Ogawa:Percussion
1976.6.12生 出身地:埼玉
幼少期に母親が車で聴いていた坂本龍一とマイケル・ジャクソンに影響を受ける。学生時代はレゲエ、ヒップホップに出会いHip-Hop DJとして都内を中心に活動する傍ら、ミクスチャー系のバンドを結成。その後、武蔵野音楽大学打楽器科に入学し、本格的にドラムを学ぶ。 在学中にコンガと出逢い卒業後は、キューバへ武者修行の旅に行く。帰国後、原田芳宏率いる「パノラマ・スチール・オーケストラ」のアルバムに参加し、現在はヒップホップ、R&Bのドラマーとしても活動中。
Favorite artists:Santana、Malo、Joe Bataan、2Pac (Tupac Shakur)、Bob Marley、Baby Face、Daniel Ponce
BIC:Percussion
1976.11.15生 出身地:神奈川
幼少期からクラッシックピアノを習う。早稲田大学在学中にラテンアメリカ研究会に所属し、ブラジルのパーカッションに傾倒していく。以後、サンバ、ボサノバ、ショーロなど、セッション活動に明け暮れる。2001年にサンバ・バンド「BALANCA」にパンデイロ奏者として加入。リオデジャネイロ、サンパウロで、ワンマンライブやイベントに多数出演し、注目を浴びる。現在は、ブラジル音楽に限らず多方面で活動するパーカショニスト。
Favorite artists:Arlindo Cruz、Fundo de Quintal、細野晴臣、矢野顕子
メディア掲載レビューほか
Bophanaのギタリスト小池龍平、ペダル・スティール奏者の高田漣、BalancaのパーカッショニストのBIC、ヒップホップをルーツに持つパーカッショニスト、小川岳史によるオーガニック・ユニット、Hands of Creationのデビュー・アルバム。深く幅広い音楽的関心と経験に裏づけされたサウンドが楽しめる1枚。 (C)RS